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とある人事の転職:「経営戦略全史」から始まった自己実現の話

2017年3月に入社し、あっという間に2か月半が過ぎ去ろうとしています。入社当時の志を忘れないためにも、何を成すためにオズビジョンに入社したのかを記します。

なぜオズビジョンに決めたのか

私は2015年4月から社会人大学院(いわゆるMBA)に通っていました。社会人大学院に通い始めた理由は、「経営戦略全史」という本との出会いです。100年前から現在に至るまでの経営戦略(論)を体系的にまとめられた一冊は、これまで読んできたどのビジネス書よりもインパクトのある内容でした。その著者である三谷宏治さんについて調べたところ、K.I.T.虎ノ門大学院の教授とわかり、教えを請うことに決めました。

K.I.T.の特色は他のビジネススクールでは少ないゼミがあることです。ゼミでは教授とゼミ生との真剣勝負が繰り広げられ、毎週のアウトプットが求められます。その中で鍛え上げられて行くのですが、私のテーマは「組織開発」でした。「優秀な人材が集まる組織において事業面でもスケールアウトするには何が必要なのか」それを探求することが目的でした。

2年をかけた研究では、イノベーションを起こす組織とは「試行錯誤型組織」であるという仮説に行き着きました。次に自分が成すべきことは「試行錯誤型組織」を実践することです。そのためには人事・総務の領域だけではなく、戦略と深く連携して組織開発をする必要があります。前職のはてなも本当に素晴らしい組織ではありましたが、はてなから求められていたロールと自分の成したいことのギャップがあったことから退職を決意しました。

そのときに縁があったのが現職である「オズビジョン」です。オズビジョンは、試行錯誤型組織に必要なケイパビリティである「試行錯誤する力」「フラットでアクティブな組織文化」「マルチな知性」を兼ね備えている組織です。この環境であれば、イノベーションを起こす組織が実現できると思い、入社を決意しました。

成すべきこと

以上の通り、私が成すべきことは「イノベーションを起こす組織を実現すること」です。そしてそれは手段であり、本来の目的はたくさんのユーザーさんに喜んでもらえるサービスを生み出すことです。オズビジョンでは中長期のビジョンとして2つの新規事業目標を掲げています。

・2020年までに1,000万人に使ってもらえるサービスを生み出す
・2025年までに海外向けサービスを生み出す

また、既存事業の成長目標は、業界トップシェアの売上を目指す、と置いています。

いずれも高い目標なので、何を言っているのかと笑う人がいるかもしれませんが、少なくとも私は本気で実現できると信じています。それは先にも上げたとおり、日本で一番のビジネスの専門家から直接学びを受けたという事実がベースになっています。三谷さん以外の教授陣も日本トップクラスのビジネスの実務家ばかりであり、K.I.T.での2年間の学びが大きく自分自身を成長させたと自負しています。学びをただのお勉強だけで終わらせないためにも、結果を出して恩返ししたいと考えています。

オズビジョン入社後の感想と何をしてきたか

入社前に描いていたイメージと大きなギャップはありませんでした。むしろ良い意味でのギャップは、一緒に働くメンバーがみなさん優秀であることです。一人ひとりの専門スキルも高く、プロフェッショナルとしての意識もとても高いです。個の持つ高い能力を最大限に引き出し、組織としてのベクトルを合わせることができれば、イノベーションを起こすことができると確信しました。

この2か月半は、まずは現状を把握するとともに自分のことを知っていただくこと。戦略チームと事業推進部のチームビルディング、人事制度の改定、中長期の組織戦略の立案、採用活動などを行っていました。毎日があっという間に過ぎ去っていくことから仕事に集中した充実した日々を過ごしています。この組織のメンバーと一緒であれば、困難な目標も必ず達成できると日に日に思いが高まっています。

しかしながら、我々が目指すビジョンの実現に向けては、まだまだ人材が不足しています。「人の幸せに貢献し、自己実現する集団で在る」というミッションに共感できる方、「1,000万人に使ってもらうサービスを生み出す」「業界トップシェアの売上を目指す」というビジョンに挑戦したい方、ぜひご連絡を頂けると嬉しいです。日本一の働きがいと働きやすさを持った「試行錯誤型組織」を一緒に作りましょう!

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