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イタリアに移住した私が完全リモートワークで採用アシスタントを始めるまで

みなさん初めまして。

オズビジョン採用アシスタントの澤田です。

オズビジョンで初となる完全リモートワークという勤務形態で採用アシスタント業務を行っています。

なぜ、完全リモートワークなのか。

私は現在、イタリア 2006年冬季オリンピックの開催地トリノで生活を送っています。


6年前、イタリアに旅行した際の荷物トラブルがきっかけでイタリア人の人情に触れ、
イタリア人を、イタリア文化をもっと知りたいと、人生をイタリア中心に転換
紆余曲折がありながらも2017年念願だったイタリア、移住を果たしました。

イタリアといえば、ファッション、美食、世界遺産の国として日本ではイタリアファンの方も多いのではないでしょうか。

そのイメージはまさに正解。とても素敵で魅力に溢れた国です。

しかしその側面、イタリア人の国民性や荒れる政治、労働環境の悪さや近隣諸国や難民の流入など、滞在してみて初めてわかる困難も目の当たりにしました。


イタリアに滞在を始めてからというもの、正直ショッピングや観光の余裕は全くありません。
私の目的は、あくまでも移住。

限られた資金、限られた時間の中で何としても移住に向けた生活基盤を整えなければ、ビザが切れた後は日本へ帰国するほか道は無いからです。

イタリアでは私は外国人。限られた就業条件の中、現地で仕事を探す事は問題が山積みでした。

就業ビザのハードル、イタリアの就業率の悪化、仕事をするにはまだまだ未熟なイタリア語・・・

日本食のレストランやベビーシッターなど、すぐに始められる仕事はあったものの、不平等と言っていいほどの労働条件に加え、日本で経験してきたオフィスワークから離れたくないという希望も捨てられずにいました。

そんな中、Wantedlyである募集が目にとまりました。

「リモートワーク・複業歓迎 時間的・地理的な制約で働けない方へ」

時間的(時差)・地理的(海外在住)で働けない方・・・

言葉をそのまま鵜呑みにした私は、すぐさまWantedlyのプロフィールを整えエントリーしました。

当時担当されていた松田さんからはすぐにお返事をいただけました。

リモートワーカーを募集していたとは言え、松田さんにとっても海外からの応募は想定外だったそうです。
そんな突拍子もないエントリーに対しても、柔軟に捉えていただき、インタビューの機会をいただきました。
もちろん、SkypeでのWeb面接です。

インタビューでは、ざっくばらんにイタリアへ渡航した経緯やこれまでの経験などをお話しし、
すぐに松田さんから時差を活かした働き方、リモートでも対応可能な業務を提案していただきました。

採用アシスタントとしての業務はWantedlyでのスカウトがメイン。
候補者の方とのやり取りで発生するメッセージやインタビューは夜間になることが多いとのこと。

この業務内容であれば、イタリアの時差(マイナス8時間)は有効に機能し、リモートでも十分に対応できると想像できました。

限られたインタビューの中で、松田さんは海外に移住した「変わり者」に対して柔軟に受け入れてくれました。

それは、オズビジョンが採用において最も重視している「自己実現にこだわる」という理念が
私の「イタリア移住実行」と一致していたと、のちに教えていただきました。

私もやりたくても諦めた夢は山のようにあります。
でも一つだけ譲れなかった思いは、イタリアで生活することでした。
この頑なな思いが、仕事を見つける決め手になったと知った時には、本当に嬉しく感動さえ覚えました。

採用アシスタントとしての仕事はまだ始まったばかりです。
リモートで出来ること、時差を生かして働くこと、そしてこれまでの経験をバリューに変え、
海外でも日本と同じように働くことができるんだよ!と、リモートワークの可能性を実現していきたい。

今ではこの思いが次に実現する対象となっています。


トリノ
かつての女王が愛した散歩通だったという、ひときわ豪華に作られたVia Po(ポー通り)
クリスマスは毎年こちらのイルミネーション
この素朴さがたまらない

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