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【新卒でP&Gとマッキンゼーに入社】長期インターン卒業生2名が語る、ワンキャリアで学んだ「バリューの出し方」とは?

新卒から即戦力として活躍できる人材に成長したい。

そんな学生に対し、ワンキャリアでは長期インターンという形で圧倒的に成長できる経験や機会を用意しており、毎年ハイレベルな学生がインターン生として集まっています。

ワンキャリアの長期インターンを、在籍メンバーと卒業生の目線から紹介する本特集。

今回は第2二弾として、過去にワンキャリアの長期インターンとして働かれ、P&Gとマッキンゼーにそれぞれ新卒入社されたお二人に、現インターン生がお話を伺いました。

目次

  • 社会人になって感じた、学生時代に身に付けてよかったスキル
  • よく勘違いされがちな「バリューの出し方」とは?
  • 個人戦略より大切な「成果を出すためのチーム力」
  • 優秀な学生と一生の関係が築ける環境

経歴紹介

笹倉 彬禄(ささくら あきとし):
京都大学大学院工学研究科出身。2018年4月〜2019年3月にワンキャリアで長期インターンを経験した後、P&Gに入社。新規設備、プロダクトのスタートアップリーダーを経た後、生産統括部門オペレーションのリーダーとして、80人規模の組織をマネジメントしている。

石川 広華(いしかわ ひろか):
京都大学法学部出身。2018年2月〜2019年3月にワンキャリアで長期インターンを経験した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。小売・製造・エネルギー・官公庁・金融・通信など多岐にわたるプロジェクトに従事し、ジュニアマネージャーを経験後、ワンキャリアに復帰。社長室にて全社横串での経営関連プロジェクトのマネジメントや、ONE CAREER ACADEMYの立ち上げ責任者などを務める。

ーまずは、自己紹介をお願いします。

笹倉:私は京大出身で、大学院では工学研究科に所属していました。現在はP&Gで生産管理部門のリーダーとして80人前後の組織を(操業部門/オペレーション)をマネジメントしています。ワンキャリアでの長期インターンの時は、2,000人規模の合同説明会(以下、合説)の集客をメインに行なっていました。

石川:私も京大出身で、法学を専攻しました。大学卒業後はマッキンゼーでコンサルタントとして従事した後、ワンキャリアへ出戻りました。現在は事業部横断の経営課題解決のプロジェクトマネジメントや、キャリア教育の新規事業の立ち上げを担当しています。インターン生の時はささやん(笹倉)同様、合説の集客がメインでした。あと、300人くらいの就活生メンタリング(キャリア面談、選考対策の相談など)の仕事もしていましたね。

ー300人ものメンタリング…すごい数ですね。

石川:合説の集客から運営、そしてメンタリングも基本的に全て学生主体だったので、達成感のある仕事でしたね。今と当時では業務が異なるものの、ワンキャリアのインターンには同じくらいの達成感を味わえる機会がたくさんあると思います。

社会人になって感じた、学生時代に身に付けてよかったスキル

ーワンキャリアでのインターンの経験を振り返って、やってよかったと感じる点はありますか?

笹倉:ビジネスパーソンとして土台となるソフトスキルを知識として理解し、実践する機会を得たことで、社会人1年目から体現できたところだと思います。

業種に関わらずどの会社に行っても、ソフトスキルは共通で必要だと実感します。当たり前のことですが、実は社会人になってからビジネススキルを初めて習得する人って結構いるんです。それが業務上で生じる問題の発端になることもあったので、社会人になる前に学べたのは大きかったと思います。

石川:私は、ビジネスの場で自分の特性を発揮する再現性を持てるようになったことです。コンサルでは先輩社員に気にかけてもらうことで、指導をいただけたり新規プロジェクトにアサインいただくなど、自分の成長に直結する機会を手に入れることができます。長期インターンを経て、責任を持って即レスすることや、オーナーシップを発揮して誰かの穴を喜んで埋めるといった姿勢がスタンダードになりました。その結果、早い段階で先輩方に自分を印象付けることができたと思います。

誰しも特性や気質を持っているので、それをどう発揮するかみんなが学べていたと思います。

笹倉:共通して言えるのは、今挙げてくれた即レスやオーナーシップを持つなど、当たり前のことにフォーカスするってことだと思います。土台となるソフトスキルがないと、テクニカルなスキルを身に付けても活かすことは難しいです。テクニカルなことやその上のレベルのスキルの汎用性はそれほど高くないので、学生時代に身に付けるのは効率的じゃない。長期インターンでは、土台となるスキルをちゃんと身に付けることが大切だと思います。

ー自分がインターンを始めた当初は、専門的なスキルを学ぶことを目的としてしまっていたので、すごく響きます。

よく勘違いされがちな「バリューの出し方」とは?

ー長期インターン時代に高い水準のビジネススキルを身に付けることができた理由はなんだと思いますか?

石川:「自身の特性をビジネスにおいてどう発揮するか」を常に考えていたからだと思います。

例えば、落ちているボールとよく比喩されるような、誰も手をつけていなかったり、忘れられたりしている仕事やタスクをどう処理すべきなのか。ただ「ボールが落ちているよ」と言っても意味がない。見つけたからには責任を持って、前に進むために必要なスキルやアプローチは何なのか常に考えていました。

思考を継続させた結果、自身に限らずメンバー全員の責任感やオーナーシップを、どの方向に向かせることで成果が出せるのかを体系化できた気がします。

笹倉:私の場合は、具体的な業務において、どうすればバリューを出せるかを考えていたからですかね。

お金をもらっているからには、プロとして会社に貢献しないといけない。だから無駄な作業はしないし、価値があると思った作業はすぐやる。例えばコミュニケーションを取るときに結論から話すとか、メモライティングの技法を習得して読み手に負担を与えないとか。

ビジネスではごく当たり前のソフトスキルなんですけど、どうすればバリューに繋がるかを考えて行動していたので、社会人になるための土台がしっかり作れたと思います。

個人戦略より大切な、成果を出すためのチーム力とは

ー当時、仕事をする上で何か意識していたことはありましたか?

石川:自分のバリューを確立するために、戦略的に何かをした、みたいなことはあまりなかったです。組織の中に遠慮する人はおらず、みんなが主体的に仕事をしていたからこそ、チームとして成果が出た。そんな環境でした。「これ、おかしい」とか「これ、もうやっちゃうわ」とかみんな勝手に色々やるから物事が進んでいく。

他の人に負けないような成果を出すことより、責任感を持って仕事を進めていく方が楽しいと思って仕事をしていました。

笹倉:自分も、個として成果を出すために意識して業務に取り組んでいたわけではないですね。ひろりん(石川)同様、一人でどうするかよりもチームとしての動きの方が大事だったと思います。

それぞれ強みがある人たちが集まっていて、お互いにリスペクトがあったので、学ぶ姿勢や協調性に繋がっていましたし、全員がストレートトークを原則としていました。

この姿勢は、組織運営において非常に大切です。P&Gの仕事でも、色々なところから多様な人たちが集まっています。常にお互いを尊敬し合うことが組織を形成する上で最も大事で、その次に共通のゴールに向かって戦略を引いて、常に失敗できる環境をつくることです。それで、組織のパフォーマンスを上げるんです。P&Gにあるこの文化が、当時のワンキャリアにもあったようにと思います。

石川:みんなすごく仲が良かったし、お互いのことが好きだったから、自分個人の評価を上げたいというよりは一緒に仕事をするのが楽しいっていう感情が大きかったですね。同期メンバーで旅行にも行ったし、ささやんの結婚式もみんなで行ったし。

笹倉:こういうことを学べる組織は社会に出てからも多少はあるとは思うんですけど、そうでない所の方が多いんですよ。ワンキャリアのインターン組織で、すごく良い例を学べたなと思いました。

石川:インターン生全員がやることをきちんとやっているっていう状態だったからこそ、お互いを尊敬できていました。オーナーシップのあるメンバーが多かったし、自分が得意じゃないことでも、チームの役に立つために努力する。そんな環境だったからこそ、成長に繋がったのかなと思います。その点に関しては、今のインターン組織でも共通しているように見えますね。

優秀な学生と一生の関係が築ける環境

ーインターン生や社員の方々との関係について、印象に残っているエピソードはありますか?

石川:ワンキャリアの長期インターンをやっている人は面白くて、優秀な人が多かったです。そんな人たちと友達になれたことですかね。

インターンの外でも、プライベートで飲みに行ったりもしていました。就活やサークルも終わって、大学最後の年に人脈がぐんと広がったのはよかったです。

笹倉:仕事があるから飲み会しようかって感じではなく、この人と飲みたいなっていうときに飲んだり、業務外にに遊びに行くこともたくさんありました。

ーインターン卒業後も、インターン生同士の関係は続いていますか?

石川:頻度が高いわけじゃないですけど、定期的に会ってますよね。

笹倉:自分は関西在住なので距離的な障壁はありますけど、もし東京に行ったら声をかけようって思います。

ー仲が良さそうですね!社員さんやインターン生同士の仲の良さは今でも続いている文化だと思います!

共通のゴールに向かってコミットする。そんな選択をしませんか?

ー最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。

笹倉:インターンシップを選ぶ際には、企業と自分が相互にwin-winの関係を築くことが一番いいと思います。和気藹々としたい、一生に一度の思い出を作りたい、ビジネススキルを身に付けたい、会社に貢献したいなどの目的を考え、経験したい人が応募するといいと思います。

もしも、これまでにインターンシップを考えるきっかけがなかったのならば、この記事を読んで考え始めるのがスタートだと思います。ワンキャリアのインターンシップに行く・行かないは関係なく、人間は常に考えた方がいいと思うからです。

石川:アルバイトではなくインターンを始めるのであれば、自分の選択に責任を負えるものを選ぶのがいいと思っています。どうしてもこの仕事がしたいというwillでもいいし、この人のためなら絶対にコミットできるみたいな人への憧れでもいいでしょう。長期インターンは、仕事を与えられてやるものではなく、自分から入りたいですと言って入るものだと思います。 自分がした意思決定に対してコミットできる場所を、自分で選ぶのがいいんじゃないかなと思います。

ーありがとうございました。


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