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変化を成長へ繋げるISチームとは

※この記事はログラスISの宮藤が投稿したnote記事です。

変化を成長へ繋げるISチームとは|宮藤仁志
こんにちは!ログラスでISを担当しています、宮藤です。 スタートアップあるあるの一つに、自部門のコアメンバーの異動という出来事があると思います。今回は、「そんなケースになっても、ログラスなら熱狂を保ったまま組織運営を継続できる」と実感した事例をご紹介します。 このnoteは、 ・「ログラスのカルチャーってどんなもの?」と興味を持ってくださっている方 ...
https://note.com/jolly_moose996/n/n58c49811653f?sub_rt=share_pw


こんにちは!ログラスでISを担当しています、宮藤です。

スタートアップあるあるの一つに、自部門のコアメンバーの異動という出来事があると思います。今回は、「そんなケースになっても、ログラスなら熱狂を保ったまま組織運営を継続できる」と実感した事例をご紹介します。

このnoteは、
・「ログラスのカルチャーってどんなもの?」と興味を持ってくださっている方
・コアメンバーが抜けた後のチームづくりに悩まれている方
・チームのミッションやビジョン、バリューの設定に悩んでいる方

上記の方々に読んでいただけると、少しは発見などあるかもしれません。


IS部のご紹介とコアメンバーの異動

私たちログラスのIS部(以下、ISチーム)は、SDRチームとBDRチームが一緒になり、今年8月に立ち上がりました。SDR・BDRは前Qに共にSランク目標を達成しており、そんな2チームが統合されたISチームは“組織の雰囲気の良さは社内一番”と言えるチームです。

しかしある日、ISチームとして新しい目標に向かって走り出そうとした矢先に、チームを結果でもモチベーションでも牽引してきたあるメンバーが異動されるという通達が出ました。

今までのISチームを作ってきたと言っても過言ではない、推進力を持った彼は、SDRチーム立ち上げ期から参加しているようなコアメンバーであり、どこの部門からも一目置かれていました。そんな彼は今回、組織全体から見ても人員が必要になりそうな部門へ旅立って行きました。

*まだ100名くらいの組織かつ、オフィスでも隣の島への異動なので、特段働く環境が大きく変わるわけではありませんが、当時の衝撃の大きさとして上記のような表現になりました。

組織にとって最適な人員配置は、個別の部門から見ると一時的には苦しい状況に陥ることもあります。
今回は異動した本人にとっても、非常に意味のある決断であったため、快く送り出しました。
ただ、残されたメンバーはモメンタム・熱量の維持について危機感を持っており、次のクォーターを乗り切るにあたって不安が無いといえば嘘になる、という状況でした。

しかし、ログラスでは以下の点から「必ずやこの困難にも立ち向かえる」という確信もありました。今回は、弊社くらいの規模ではありがちなコアメンバーの異動をログラスのISチームではどう乗り越えていったのか?という点をご紹介できればと思います。

LTV firstというバリュー設定

私も今までカルチャーを重要視する会社を経験してきましたが、その中でもログラスは随一にカルチャー浸透度が高い企業です。これは間違いなく胸を張って言えることです。
その証左として、普段の会話においてミッションやバリューの出現数が段違いです。
ミッションやバリューを聞かない日が無いのは勿論、Slackのスタンプでも常にミッションやバリューに関するスタンプが押されているので、それらを見ない日もありません。

カルチャーの強靭さをお伝えするに当たり、今回はログラスの「LTV first」というバリューの説明をしたいと思います。あわせて、今回の件で発揮したバリューの役割について、説明させていただきます。

LTV first 〜その決断が未来を変える。〜

弊社の4つあるバリューの一つであり、全社員が「長期的に顧客生涯価値を最大化する決断は何か?」という視点を忘れずに仕事をしています。

*エンジニアリングの話ですが、弊社の「LTVfirst」を代表する意思決定が記事になっています。お時間ある方はぜひご覧ください。

愛すべきAngularとのお別れ。2,3年後を見据えReactにリプレイスする話 | 株式会社ログラス
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*この「LTVfirst」に共感いただける方は、ログラスカルチャーとのフィット度が高いです!なお、他のバリューについてはこちらの記事を参考にしてください。

価値を生み出す人材を育てるために。株式会社ログラスはValueを策定しました! | 株式会社ログラス
プランニング・クラウド「Loglass」を提供する株式会社ログラス。この度、Valueを策定しました。策定までにかかった期間は8か月。悩みに悩んで、納得のいくValueが出来上がりました。Val...
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LTVfirstは、異動という「組織の変化」にどう影響したか?

全社員が「良い景気を作ろう。」というミッションにコミットしているログラスですが、良い景気を作るためには、今回のメンバーの他部門への異動という判断は必要な事である。LTVfirstというバリューがあったことで、皆がこのような認識を持つことができました。

実際、今回彼はHRに異動することになりましたが、その背景として以下のような事情があったからでした。

・プロダクトが毎週毎週進化するようなスピード感の中、サービスを更に多くのお客様に認知、ご利用いただくためにも、人を増やすことは至上命題である
・”人がいないから”、”リソースが足りないから”制限がかかってしまうというケースを防ぐことが、現時点での最重要だった

また、組織全体のLTV firstだけでなく、ISチームにおいてこの決断をLTV firstに繋げることへもチャレンジをしたいと考えました。

・残ったメンバーを中心に、モメンタムや情熱を更に引き出すことができる組織への挑戦
・再現可能なチームビルディングと、基礎とも言えるバリューの設定

この考え方は私だけで考えたものではありません。残ったメンバー全員が早急に考え方を切り替え、一人一人が新たなコアメンバーとなるために、オフサイトミーティングでの話し合いを通じて、新しいQを迎えております。

こちらで自分たちのチームがどんな組織でありたいのか?またどんなチーム状態が自分たちにとって成果を最大限に発揮できるか?という観点から、目的を以下に設定しました。

・ISチームの組織拡大に向けて、ISチームのMission/Vision(・Value)を明文化し、方向性を決めること。
・その結果、チーム・メンバーの意思決定やコミュニケーションの速度を上げ、他チームとの強い協働・共創ができる状態にすること。
・ISの今のチームメンバーで仕事ができていることが最高!と思える状態を作ること。

その上で、今回の異動で産まれる不安は、今後も必ず発生します。そのためにも、改めて個々人とIS部を紐づけるバリューの設定が必要だと考えました。
元々素晴らしいMisson,Vision はあったものの、IS部としてValue=価値観・価値基準 を設定することで、より個々人がチームへの結びつきを感じられる、Mission,Visionよりも日々の業務に反映しやすいものが必要でした。

オフサイトミーティングの詳しい内容については、以下をご覧ください。


新しいバリュー

オフサイトミーティングを通じて、IS部のバリューを以下のように設定しました。

Mission:自分たちの未来の可能性にワクワクしてもらう
Vision:誰よりも感謝し、誰よりも感謝される組織になる
Value:成果・目標達成 / 感謝・リスペクト / 利他的 / 当事者意識

自分たちがどういった組織でありたいか?そのために必要な要素を洗い出した結果、このバリューを策定することになりました。

企業バリューを起点に、チームのバリュー設定へ

同じようなフェーズの企業様でも同様にチームへの人の出入りが激しく、なかなか一体感が醸成できないという話も聞きます。
そこで、私たちは浸透度合いの高い企業バリューを起点に、ISチームならではのバリュー設定を行いました。そうすることで、一見ピンチに見えた「コアメンバーの異動」という出来事が、より強く、再現性のあるチーム作りの基礎となり、カルチャーの強さを浮き上がらせました。

こんな素晴らしいカルチャーのあるログラスで是非一緒に働きませんか?
興味を持っていただけた方はぜひ一度お話しさせてください!


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