1. 北九州オフィスの夜、はじまりは「お中元」から
カラビナテクノロジー北九州オフィス(ATOMica北九州)は、日中は真剣に仕事に向き合うエンジニア・デザイナー・PM(プロジェクトマネージャー)の方々で活気にあふれています。
そんな場所で、少し特別な夜が生まれました。
きっかけは、私、髙橋(めいじん)の友人からお中元でいただいた「COEDOビール」のセット。
せっかくなら自分ひとりで味わうよりも、同じ空間で働く仲間たちとシェアしたい。
そう思い立って、カラビナテクノロジー株式会社のメンバー、そして同じくアトミカ北九州を利用しているajikeさんやアトミカスタッフさんたちに声をかけ、「クラフトビールを飲む会」を企画しました。
2. コワーキングの魅力は“偶然のつながり”
イベント当日の夕方。
パントリースペースのテーブルにずらりと並んだCOEDOのボトルたち。
「紅赤」「瑠璃」「伽羅」など、彩り豊かなビールのラベルが並び、それだけでテンションが上がります。
18時になると、業務を終えた人たちが次々と集まってきました。
「お疲れさまです!」「今日は何飲みます?」
自然と笑顔が広がり、職種も会社も関係なく、会話が始まります。
北九州オフィスという共通の場で、普段はすれ違うだけの人同士がビールをきっかけにつながる。
それが、コワーキングの醍醐味だと感じました。
3. カラビナ×北九州×コワーキング、壁のない関係づくり
この日の「角打ち(ビール試飲会)」には、カラビナのエンジニアやデザイナー、ajikeさんのメンバー、アトミカの運営スタッフなど、業種もバックグラウンドも異なる人たちが参加しました。
仕事の話題もあれば、最近の趣味、地元グルメの話まで。
「ReactでこんなUI試してみた」「最近はKintone活用の相談が多いよね」など、ちょっとした技術談義に花が咲く場面も。
まるで“オフィスの延長にあるコミュニティ”のような空気が流れ、北九州という土地で働くことの温かさと、コワーキングの柔軟さを改めて実感しました。
4. 北九州オフィスで感じる、“働く場所”の進化
カラビナテクノロジーの北九州拠点が入居するATOMicaは、オープンで居心地のいい空間。
普段からカジュアルな会話が生まれやすく、企業の垣根を越えた交流が自然に育まれています。
今回のようなイベントを通して感じたのは、「オフィス=作業場所」から「共創の場」への進化。
リモートワークが進む中でも、リアルなつながりが生むエネルギーは大きい。
同じ空間にいるからこそ、学び合い、刺激し合える瞬間があります。
「こういう交流がきっかけで、新しいコラボレーションやプロジェクトが生まれるかもしれませんね」と笑顔で話す参加者の言葉が印象的でした。
5. クラフトビールがつないだ、小さなきっかけ
COEDOビールの味わいはどれも個性的で、話題が尽きません。
「紅赤は甘みが深い」「瑠璃が一番バランスいいね」など、それぞれの好みが語られ、笑い声が絶えませんでした。
この会は、たった数本のビールから始まりましたが、
そこから生まれたコミュニケーションの輪は想像以上に大きかった。
たとえば、
- ajikeさんとUIデザインの話で盛り上がり、後日開催される北九州テックカンファレンスにご参加いただける流れに
- アトミカスタッフさんとの雑談から、北九州の若手エンジニアイベントの構想が動き出す
こうした“ゆるいつながり”こそが、地方都市・北九州におけるテックコミュニティの強みです。
6. 最後に──北九州コワーキングのこれから
北九州は、エンジニアやクリエイターが自分らしく働けるまち。
アトミカのようなコワーキングスペースを中心に、企業や個人が混ざり合いながら新しい価値を生み出しています。
今回の「クラフトビールを飲む会」は、その象徴のような出来事でした。
COEDOビールの豊かな香りとともに、ここ北九州オフィスで交わされた会話のひとつひとつが、次の何かにつながっていく気がします。
これからもカラビナテクノロジーでは、“人と人がつながる場づくり”を大切にしながら、
北九州のテックコミュニティを盛り上げていきます。