【FOCUS ON TALENT#11】「“人の可能性”を信じて。まずは自分の可能性の解放から」
2025年1月に入社した本橋竜太(もとはしりょうた。ニックネームMotty)
impactに入社してからの6ケ月間を振り返り、impactで実際に働いてみて、率直に感じることを聞いてみました。
略歴:
飲食業界で店舗スタッフを経験、その後、採用・育成・人材開発に従事するキャリアに転身。20歳の頃にコーチングと出会い独学で習得したコーチングだったが、本格的にコーチングの世界へ転職。コーチや講師を勤める傍ら、ビジネス支援を行う会社へ転職。人材・組織開発に携わる。
―――転職に至ったMottyの念いを教えてください
前職でコミットしていた法人事業部が、これ以上拡大しないという意思決定をしたのが転職を考えたきっかけの1つです。それに加え、コーチングをやってきましたが、コーチング一辺倒に限界を感じたというのもあります。コーチングは、人材、組織開発の1つの手段でしかない、と。コーチングでは個人の変容に留まってしまうことが多く、実際にはクライアントの属している組織自体に改革が必要な場面もありました。そこで、次は会社という器を使って人材、組織開発の専門性を深めたいと思いました。
あとは、「コーチングを通して人の人生に向き合っているが、自分の人生って何だっけ?」という問いが出てきたこともあります。20歳の頃にコーチングに出会い、勉強し始めて資格を取ってコーチングを生業に。そこで、良くも悪くも「人」の人生に向き合ってきました。27歳頃かな、ふと、この問いが浮かんできたのです。その問いが生まれた背景を遡ると、私はコーチングスクール3つに通いましたが、その中で私はどこに行っても最年少だったという経験に行きつくかと。一緒に学んだ人たちは皆、人生経験が豊富な方たちばかりでした。私はまだ自分で何かを獲得していない、自分に向き合えているのか。自分でやり切る経験や、やり切った感が無いから自分は今気持ちが悪いのだ、と。
そして、自分が夢中になれる領域で貪欲にやる。とことんやっていく肚落ち感を体験したいなという衝動があって、転職活動を始めました。「組織開発」を転職の軸としている中で、Wantedlyでimpactを見つけて。前職の社長が忘れられない新入社員研修がimpactだったと言っていたのを思い出しました。
―――impactに入社を決断した決め手は何でしたか?
impactでなら成長できると思ったのが決め手です。そう思ったのは2点あります。
1つ目は、2次選考の課題ですね。課題のお題が出た時点でワクワクしちゃって。このお題から、impactがリーダーシップ開発に拘っていることが伝わってきました。
2つ目は、成長する環境が整っている点。
成長の環境はもう整っている | Impact | Japan
入社前にこのページを見て、これだけ人の成長にコミットしているのだと伝わりました。そして、この覚悟に乗っかり、私もこの会社で成長したいと思いました。
―――入社後、今まさに直面している成長課題は何かありますか?
恥ずかしながら前職までは、ある程度そつなくこなせると思っていました。それが、impactに来て、今までのやり方のままでは進めない自分の力不足の現実を突きつけられた、というのが正直なところ。物事を俯瞰して見ることを得意としていたが、自身をメタに見る難しさと苦しさを改めて感じています。
―――どのような場面でそれを感じましたか?
クライアントとのミーティングの時に、新人だけど存在感を発揮するってどういうことだろうと模索しながらやっています。今はまだ先輩方に同席してもらっているので、間違っていてもフォローしてもらえる環境があります。クライアントに遠慮なく質問していいし、やってみるということが必要だと頭では分かっているのですが、いざその場に座ると、目の前の具体に必死で。則行動に繋げるのが難しいです。
今こうしてメタに振り返ってみると、「できないと思われたくない」「かっこ悪いと思われたくない」という気持ちが出て、踏み出せていない場面があったな……と。じゃ、その気持ちと向き合って行動に繋げるために何を工夫するかを考える。経験学習モデルを意識しながら「経験し、振り返り、自分をメタに見て、次の工夫を積み上げる」という小さな挑戦を日々の業務で繰り返す。今まさに、やってみて、振り返って、工夫を積み上げている、そんな感覚です。
ただ、成長課題と向き合っている今の自分を決してネガティブには捉えていないです。これらを乗り越えたらものすごく魅力的になるのではないかという期待感があってワクワクしています。もともと得意としていたメタに見ることをやりながら、へこたれない力であるレジリエンスを使って頑張っているところです。
―――成長課題と向き合う苦しさも楽しさも今まさに経験しているMotty、気持ちの折り合いはどうやって付けていますか?
実は、この先、ファシリテーターを目指しています。研修の現場で起こる生成的なことに支援を行い、組織開発の役に立ちたいです。そのためには、まず自分の成長課題に向き合い、日々の仕事を通して経験学習のサイクルを回し、自分のリーダーシップを日々開発していくことだなと思っています。研修でファシリテーターが、自分がやってもいないことを言うなんて、恥ずかしいじゃないですか(笑)。自分の成長課題と向き合うことは苦しいけど、成長できるという実感がある。いい感じに自分の中でせめぎ合いが起きています。
その中、RECOGというシステムを使い、レターを送りあう施策は自分の助けになっています(impactではPrinciple(行動原則)を感じる仲間のふるまいに対してレターを送りあうことでPrinciple浸透に取り組んでいる)。自分もレターをもらうことで仲間からそう見えているのだな、と自信に繋がりますし、仲間がもらったレターを見て刺激され自分もやってみようと思えています。
先にファシリテーターを目指しているとお話ししましたが、その前に、まずは一人前のCP(Client Partner)になります。「組織・人材開発のプロ」としてクライアントの前に立つことが最初の一歩だと思っています。そのために、今まさに一人前を目指して企画書作成の1000本ノック中といったところでしょうか。そして、これから順番が回ってくるコラムリレー。これは、自分の経験を言語化し自分の血肉にすることができるだろうと先輩たちのコラムを読んで感じています。先々のファシリテーターを見越して、これらの機会を使って成長に繋げていきます。
(各成長支援施策のご紹介 | Grow or out | Impact)
―――最後に、これから一緒に働くことになる方にメッセージをお願いします
人と組織に興味がり、その専門性を豊かにしたい成長意欲のある人と一緒に働きたいですね。impactにはお互いに刺激を与えながら、切磋琢磨できる環境があるので、一緒に成長しあえたら嬉しいです。