アルムナイ事業を展開するハッカズークとエンジニア採用支援のレイン、経営統合によりグループ化
株式会社ハッカズークのプレスリリース(2024年10月30日 08時30分)アルムナイ事業を展開するハッカズークとエンジニア採用支援のレイン、経営統合によりグループ化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000030026.html
こんにちは!ハッカズーク人事の石川です。
今回はアルムナイ・リレーションシップ・パートナー(以下、ARP)として活躍する3名の若手メンバーにインタビューを行いました!
新卒入社のメンバーや、通信・人材業界など異なるバックグラウンドを持つメンバーに、それぞれの入社前の期待や不安、実際に働いてみて感じたこと、そして今後のチャレンジについて赤裸々に語っていただきました。
3人の関わりや温度感をお伝えしたく、気づけば6000文字を超える記事になってしまいましたが......(笑)。リアルな情報が詰まった内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
矢島(左):ハッカズークで1年間の長期インターンを経験後、新卒入社。セールス&マーケティングを経て、現在はARPとして活躍中。
仲田(中):大手通信会社にて新規事業やオープンイノベーションに従事した後、ハッカズークへ入社。現在はARPとしての業務に加え、アルムナ”イ”ノベーション担当としてパートナー企業との連携や新施策の企画も推進中。
原山(右):大手人材会社で両面型エージェントを経験し、リーダー職を経てハッカズークに入社。現在はARPとしての業務に加え、自社のアルムナイ活性化にも携わる。
仲田:前職が大手通信会社だったので、入社前は「経営者との距離の近さ」という点に期待をしていました。大企業では意思決定のプロセスがどうしても長くなりがちですが、スタートアップならスピード感を持って動けるのでは? と思っていました。
一方で、組織の規模や文化、働き方がまったく違う環境に適応できるかは少し不安でした。特に、前職はフルリモートがベースだったので、出社する文化のある会社でどのような働き方が求められるのかが気になっていました。
原山:私は、アルムナイに共感して入社を決めたこともあり、この領域での挑戦に期待していました。また、前職は上場企業でエージェントをしていたので、スタートアップの環境で新たな経験が積めることにも魅力を感じていました。
ただ、初めての転職だったので「この選択が本当に正しいのか?」という漠然とした不安はありましたね。どう判断すればいいのか悩む部分はありました。でも、選考を進める中でハッカズークの社員の方々の人柄やカルチャーに惹かれたのが、最終的な決め手になりました。
仲田:私も初めての転職だったので、とても共感します。やはり転職は人生の大きな決断なので、「本当に自分がこの環境で通用するのか?」という不安はありましたね。特に、ビジネスパーソンとして求められるスキルセットが異なる中で、うまく適応できるのか気になっていました。
仲田:想像よりはちゃんとした会社だな、と思いました(笑)。スタートアップって「何も整っていない」みたいなイメージを持っていたんですが、意外とちゃんとしてるところはしてるなと思って驚きました。例えば、マニュアルは「ないといえばない」ですが、思っていたよりはありました(笑)。もちろん、大企業ほど整備されたプロセスはないですが、必要な仕組みは整っているし、ちゃんと運用されています。
原山:そうですね、いい意味で地に足がついているなと感じました!
矢島:新メンバーを迎え入れるために「やばい、やばい」と言いながら必死にマニュアルを作りました(笑)。去年に一気にメンバーが増えたので、そのタイミングで「作らないとやばい!」ってなりましたね(笑)。
仲田:確かにそんな感じはしますね(笑)。とはいえ、まだまだ整っていないところもありますが......。あとは、やっぱり私はHR領域が初めてだったので、キャッチアップの大変さを感じました。それに加えて、アルムナイという前例の少ない領域だからこその難しさもありました。他のメンバーと同じペースで取り組んでいたら、全然追いつけないなと実感しましたね。
原山:私はスピード感の速さをすごく感じました。Slackでのコミュニケーションの速さもそうですし、意思決定のスピードがとにかく速い。想像はしていましたが、実際に体験すると想像以上に速かったです。
矢島:原山さん、入社時すごく驚いてたんじゃないかなって思うことがあって。入社2日目くらいに同席した打ち合わせの中で、マネージャーの太田さんに「原山さんどう思う?」って聞かれてましたよね? まさか自分に発言が求められるとは思ってなかったんじゃないかなと感じていました(笑)。
原山:ありましたね(笑)。まさか2日目に意見を求められるとは思っていなくて。でも、その瞬間に「2日目とか関係ないんだな」って痛感しました(笑)。背筋が伸びる感じでしたね。
仲田:私も入社3日目にアルムナイ交流会があって、そこでいきなり大手企業の代表に会いに行くことになりました。まさかの展開でしたが、「まぁ、そうだよな」と思いましたね(笑)。
原山:いい意味で、新人だからって機会が制限されることはないですよね!
矢島:企業と退職者(アルムナイ)のつながりから生まれる価値提供やリレーション強化の支援を行っています。加えて、新しい価値づくりを目指すプロジェクトの主担当を務めるなど、新たなチャレンジにも取り組んでいます。
仲田:そうですね。私はクライアント支援に加えて、パートナー企業との連携など、新しい取り組みの企画・推進を担当しています。
原山:私も採用支援や人材系のプロジェクトを担当しながら、新しい施策の立案にも関わっています。
※業務の詳細はこちらをご覧ください
原山:去年、4社同時にアルムナイネットワークを立ち上げていたときは大変でしたが、その分印象にも残っています。企業ごとに最適な方法が異なるため、一つの成功事例をそのまま他社に適用するのは難しいんです。各社にとって最適な支援を提供する難しさを痛感しましたが、それと同時に多くの学びがありました。
仲田:クライアントを横断したイベントを企画・運営し、目標を設定して最後までやり切れたことは大きな達成感がありました。初めての試みばかりで、試行錯誤しながら進めましたが、良い結果を得られたのは嬉しかったですね。
また、いろんな人を巻き込んでプロジェクトを進める経験も大きな学びでした。自分だけでなく、チーム全員で取り組むことの重要性を改めて感じましたね。巻き込みの部分は大変でしたが、その分やりがいも大きかったです。
矢島:クライアントに対して、「当初想定していた以上の価値」を提供できたと感じたことは、大きな成功体験でした。アルムナイという領域はまだ明確な正解がなく、どのような手段がベストな選択なのかは誰にも分からない。だからこそ、私たちARP担当者は各社のアルムナイコミュニティを誰よりも理解しているべきです。そうやって考え抜いた提案をクライアントにしっかり伝え、納得していただき、価値を提供できた経験は印象に残っています。
原山:クライアントをリードする姿勢は鍛えられていると思います。入社当初、マネージャーの太田さんから「どうですか?」とお客様に意見を求めるコミュニケーションについて指摘を受けました。これまでの癖でついお客様に意見を聞いてしまっていたのですが、現在のARPでは「リードすること」が求められます。
そのため、主体的にイニシアチブを取ることを強く意識し、仕事の進め方や顧客との向き合い方が大きく変わったと感じています。さらに、物事の考え方や事前準備のスキルも向上し、総合的にお客様との向き合い方や提案スキルが磨かれていると実感しています。
仲田:クライアント対応の面では、担当者だけでなく役員レベルの方々に向けて話す機会が増え、それに伴い自分の視座を上げる機会が増えていると感じます。相手のレイヤーによっても、話す内容や伝え方を変えることが求められるようになり、これまで以上に意識的にコミュニケーションを取るようになりました。
原山:大手企業の役員や責任者層と直接話す機会があるのは、なかなか得られる経験ではないと思います。そうした方々と向き合う担当者としてのプレッシャーもありますが、それが自分の成長につながっていると感じますね(笑)。
仲田:他にも、最近ではARP側でもアルムナイ以外の企業課題やニーズを解決するための提案を行うなど、営業的な要素を含む取り組みが増えてきています。アルムナイ向けにはマーケティング的な要素も求められています。これまで自分が経験してこなかった分野に挑戦できる機会が増えたので、スキルを鍛えられている実感があります。ここに来れば、どんな人でも一つは必ず足りない要素を感じることになると思います(笑)。
矢島:私も、クライアントの事業全体を見据える視座が求められるようになり、その点では成長を実感しています。
原山:入社当初、矢島さんの視座の高さには驚きました!「え、新卒入社?」とか「社会人歴2年目?」って感じで、全然そうは見えなかったです(笑)。相当鍛え上げられてきたんだろうなと思いました。しかも、かなり落ち着いていて、それが顧客対応に安心感を与えていると思います。
仲田:実際、内心はどうなんですか?(笑)。私が矢島さんに最初にお会いしたのは内定時代。あるゲストをお招きしたイベントに参加させていただいた際、矢島さんが「めちゃくちゃ緊張してる……」と言っていたのを覚えています。
でも、実際にイベントが始まって、前で話している時は、全くその気配がなかったんですよね。あのコントロール力が本当にすごいと思いました。プロだなと感じました。場数を踏んできた経験が活きているんだなと思います。
矢島:確かに、場数は踏んできたと思います(笑)。スタートアップならではの良さでもあると思いますが、若手の自分にも打席が回ってくることが多かったので、それが結果的に自分を鍛えてくれたし、成長できたと感じています。
矢島:成長機会や裁量というのはもちろんありますが、ARPの観点で言うと、若い年次から大手企業を中心にアカウントマネージャーとしてリードできるのは魅力的ですね。社内に正解がない中で自分で考えて決めることが求められる回数が多い点は特徴的です。スタートアップというと「裁量がある」みたいな表現がしばしば使われますが、ハッカズークにおいては正解がないから自分で決断して実行することが自然と求められるという方が正しいですね。そして、実行する際は「立場や役割は関係なくやりましょう!」というスタンスが社内で共有できているのは若手メンバーにとって本当に良いと思います。
意思決定の度に「その意思決定は本当に合っているんだっけ?」というフィードバックや会話があり、日々鍛えられている実感があります。
仲田:意思決定の回数やスピードは、確かに他の会社とは違いますね。
原山:意思決定の回数もそうですし、「手を挙げればやらせてもらえる環境がある」というのも魅力だと思います。つまり、社員一人ひとりがプロジェクトや事業に対して高いオーナーシップを持つことができます。会社としても事業やサービスを増やしていくフェーズなので、やりたいという人がいればすぐにでもできる環境が整っています。
仲田:これまでは役割が決められていて、「それはあなたの役割じゃない」と言われたり、やりたいと思っていてもできないという経験をしたことがある方もいると思います。ハッカズークではその心配は全くありません。.......まぁ気づいたら、やることが増えていることもありますが(笑)。
原山:アルムナイのパイオニアとして、価値観を変えることに取り組んでいる点ですかね!スタートアップはたくさんありますが、こうした価値観や慣習から変えようとしている会社はあまり多くはないと思います。確かに大変ではありますが、アルムナイとの関係性をもっとスタンダードにしていきたいという目標に向かって、その過程に携わっている今の経験は他にはない貴重なものだと感じています。
仲田:ハッカズークにおいては、アルムナイ×イノベーションの可能性をさらに広げていきたいと考えています。個人のキャリアを考えると、アルムナイの可能性を大きく広げた上で、それ以外の視点からもイノベーションに向き合っていきたいですね。
矢島:何かの専門性を持ちたい、プロフェッショナルになりたいという気持ちはずっと持っています。ハッカズークに入社した理由も「誰も経験がないアルムナイという領域で、若い人間である自分が挑戦できる環境があった」ので、そこに挑戦したいと思いました。今は、アルムナイの専門家として、「ここは僕に任せてください!」と言えるような立場を作りたいです。その先に、より専門性を生かしてハッカズークで何かをするのか、次のキャリアに進むのか、さまざまな選択肢があると思っています。
仲田:すでに「とりあえずやじくんに聞けば良い!」と思っていますけどね(笑)。
原山:同感です(笑)。私も何かあれば矢島さんに聞いています。
私はグループ会社(レイン)との連携を深め、新しい価値を生み出したいという思いがあります。現在も、2者合同の取り組みのオーナーを務めています。
※ハッカズークは2024年10月末に株式会社レインとの経営統合を行いました
原山:アルムナイや会社のミッションに共感できる人と一緒に働きたいですね。今もそのようなメンバーが多いです。アルムナイを一緒に盛り上げてくれる人に来てもらえると嬉しいですね。
仲田:カオスを楽しめる人、そしてそのカオスを作り出せる人に来てほしいです!「これ面白くない?」ということを進めていく中で、可能性が広がると思っています。最初に話した通り、思ったよりちゃんとしていて、いわゆる大人なスタートアップなんですが、新しい取り組みを応援してくれるし、寛容な環境であると感じています。自分はこれがやりたい!という方がいると面白いことができそうでワクワクします。そういう意味では、全く異なる業界や経験を持っている人も大歓迎ですね。
矢島:しんどいこともありますが、そこに向き合える人と働きたいですね。「きついけれど、きついことをやりに来ているんだ」と一時期社内でもよく言っていました。ハッカズークに入社すると、自分のできること以上のことを任せられますが、それを望んできている人が多いです。嫌でも自分の弱い部分と向き合わないといけないので、きついことだらけなのですが、向き合ってよくしていこうというメンタリティの人とはお互いに刺激しあって良い関係性になれると思います。
スタートアップで働くリアルや得られる成長機会などが伝わっていれば嬉しいです。アルムナイという領域で新たな文化を浸透させたい、ストレッチの効いた環境で成長したいという思いが少しでもある方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!
本日インタビューした3名に関する過去の記事も、ぜひご覧ください!
新卒入社から1年。「挑戦」の機会が、自分の変化と成長につながった。(矢島)
現職に不満がない中で、ハッカズークに転職を決めた理由とは。(仲田)
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