【必見】Fusicの積極採用中のポジションを大公開! | 株式会社Fusic
こんにちは。採用インターンの土橋です。Fusicは上場を迎え、さらに会社を拡大していくにあたり、全社的に採用に力を入れております!そのためたくさんのポジションを募集しており、「どのポジションに応...
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「福岡が大好きで、いつか福岡で働きたいと思っていたんです」。 そう語るのは、韓国出身のパクさん。大学時代、交換留学を通じて福岡の温かい雰囲気に惹かれたものの、卒業後はコロナ禍の影響で福岡就職が叶わず、いったん韓国の電子部品メーカーに入社。 しかし「やはり福岡でITの最先端に関わりたい」という想いを捨てられず、2023年10月にFusicへ入社。現在は事業推進部門で、新規顧客開拓やソリューション提案などの“インテグレーションセールス”を担当しています。本記事では、パクさんの留学から現在に至るまでのストーリー、そして同席したチームリーダー・安河内さんの視点も交え、国籍に関係なく自分の強みを活かせるFusicの環境を掘り下げます。インタビュアーは採用担当の星野。
※この記事は2025年3月18日時点のものです。
■事業本部/事業推進部門/コンサルタント パク ヨンジュン
https://fusic.co.jp/members/150
韓国出身。メーカーでの海外営業を経験した後、自分としても業界としても成長できる仕事に携わりたいと思っていたところ、Fusicの成長できる環境に魅了され、2023年10月にFusic入社。お酒とコーヒー、パソコンのハードウェアが好きで、休日は飲み物を片手に、PCパーツの交換や掃除までやるのが何よりの気分転換。本社オフィスの中心にあるカウンターでは、こだわりの豆で淹れたコーヒーを振る舞いつつ、たわいもない話をする時間を大事にしている。
―まずはパクさんの背景をお聞かせください。
(パク)
私は韓国の大邱(テグ)出身です。大学に入ってから日本語を本格的に学び始め、兵役を終えたタイミングでワーキングホリデーも経験しました。その後、交換留学制度を利用して九州の大学に1年間通ったのですが、そのときの福岡の街や人の優しさが本当に素晴らしくて……そこから福岡の大ファンになったんです。「いずれ絶対、この街で働きたい」と思うようになりましたね。
―ところが、卒業後はコロナ禍で福岡行きが実現しなかったとか。
(パク)
はい。当時、福岡の企業で内定をもらっていたのですが、入社時期がちょうどコロナの真っ只中で、ビザ関連の手続きもうまく進まず、最終的には断念せざるを得ませんでした。すごく悔しかったですね。でも「どうしても日本語や日韓ビジネスに携わりたい」と思い、韓国の電子部品メーカーに就職。そこで日本向けの海外営業を担当していました。
―そのメーカーではどのような業務に?
(パク)
主に価格交渉と出荷管理です。家電などの部品を日本企業に供給する窓口を務め、工場同士のやり取りを調整したり、コロナ禍で物流が止まったときの対応策を検討したり。海外営業ならではの醍醐味もありましたが、同時に「自分が本当に成長できる場所はほかにあるのでは」という気持ちがどこかにあったんです。
―日本企業への転職を再度考え始めたきっかけは何だったのでしょうか。
(パク)
コロナが落ち着いてきた頃に「やはり福岡に行きたい」と思いが再燃しました。加えて、自分のキャリアの伸びしろを考えたとき、「電子部品の営業をこのまま続けても変化は少ないかもしれない」と感じたんです。それならITの領域に飛び込もうと決心しました。ITであれば新技術や新プロジェクトに関わることが多く、常にアップデートできると思って。
―Fusicとの出会いはどのような流れでしたか?
(パク)
福岡のITベンチャーを探しているときに見つけました。受託開発やAWS、AIなど先端分野に強みがある点が魅力的でしたね。最初は社名すら知りませんでしたが、面接を通じて「社員の皆さんが本当にこの会社を好きなんだな」と伝わってきて。面接後に食事に誘ってもらったり、フランクに社内文化を教えてもらったりするうちに「ここなら新しい自分を見つけられそう」と確信しました。
―チームリーダーの安河内さんは、パクさんを迎える決め手として何を重視したのですか?
(安河内)
パクさんの内に秘めた情熱ですね。外見は穏やかですが、「自分の武器を成長に繋げたい」という気概を感じました。営業戦略の立案やお客様への提案でも、遠慮せずどんどんアイデアを出してくれるのでは、と思ったんです。
―実際にFusicでセールスを担当してみていかがですか?
(パク)
正直、すごく自由度が高くて驚きました。前職は、上からの指示に従う形が多かったんです。でもFusicだと、たとえば「こういう視点での提案はどうですか?」と自分から持ち込むと「じゃあ一緒に詰めてみよう」となるんですよね。もちろん会社として守るべき方針はありますが、自分が主体的に動けるのは大きなやりがいです。まずは、自分の意見を言える——その環境がすごく好きです。
―業務フローとしては、どんな形でお客様に関わるのでしょうか。
(パク)
大きく分けると、新規顧客開拓→ニーズヒアリング→ソリューション提案→契約の取りまとめ→エンジニアへの連携、という流れです。私は顧客折衝や見積もり作成、契約締結までを担当し、その後も裏方で進捗を確認しています。 ヒアリング段階ではお客様が漠然とした要望や困りごとをおっしゃることが多いので、そこを具体的に要件に落とし込み、エンジニアとすり合わせて提案にまとめ上げるんです。この“引き出し”が毎回違うので、とても勉強になります。
―言語面・文化面で困ることはありませんか?
(パク)
日本語自体は大学のときから勉強してきましたが、IT用語や技術的な会話は初めて耳にするものも多くて大変でした(笑)。そこで、提案書に使う表現は事前にテンプレート化しておいたり、専門用語はかみ砕いた表現を考えたりして、事前の準備はしっかり行うようにしています。提案においては、微妙なニュアンスの違いや齟齬が起きないように十分気を付けています。
Fusicはチームメンバーやエンジニアに分からないことがあればすぐ聞ける雰囲気があるので、ありがたいですね。
—安河内さん、パクさんをサポートするうえで意識していることは何ですか?
(安河内)
特別扱いはしていません。ただ、いつでも相談できる状態にしておくことは大事にしています。IT業界特有の言い回しや契約関連の書類など、難しい部分は「わからなかったら聞いて!」と常に声をかける感じですね。 営業としての責任は他のメンバーと同じだけ与えつつ、言語・文化の違いでつまずきそうなポイントはフォローする——そんなスタンスです。ただ、日本語については、外国籍だからというわけでなく、間違った使い方をしている場合はしっかり指導するように心がけています。
—入社してからの1年半ほどを振り返り、成長を感じるポイントはありますか?
(パク)
ありますね。それこそ提案のときにエンジニアの会話が少しずつ理解できるようになったことは大きいです。最初は専門用語が飛び交って「何を話しているのか」追いつけませんでしたが、今では「ここでこういう課題があって、エンジニアがそれに対応しているんだな」と把握できる。自分の中では大きな達成感があります。 また、前職では“依頼されたことを処理する”イメージだったんですが、今はお客様の悩みを丁寧に聞き取り、どう解決できるかを自分なりに提案できる点が大きく違います。ヒアリング力や提案の幅が1年前と比べると格段に広がった気がしていて、「過去の自分に勝ててる」と感じるんですよね。
—具体的にどのように振り返り・成長を実感しているのでしょう?
(パク)
毎日寝る前に1日を振り返る習慣があるんですけど、「今日はこう行動してみたけど結果どうだったかな」みたいな。あとは金曜日の帰る前に30分〜1時間くらい、その週の仕事をざっと振り返るようにしていて。「1ヶ月前はできなかった作業が今はできるようになった」「前回悩んでいた部分が解決できた」などを客観視する感じです。 小さな差かもしれませんが、その積み重ねが「自分は確実にステップアップしてる」という自信に繋がるんですよね。大きい案件を任せてもらえるようになってきて、社内での信頼も積み重ねられている実感があります。
—安河内さんとしても、パクさんの成長を感じますか?
(安河内)
そうですね。最初は小さな案件から始めましたが、今では比較的大きなプロジェクトにも参加してもらっています。仕事の報酬は“仕事”というか、パクさんが着実に実績を積むことで「じゃあこの案件もパクさんに任せよう」という風になっています。社内のメンバーも彼を信用して頼っており、私としては想定以上のペースで成長してくれて嬉しいです。
—パクさんは今後、どんなキャリアを描いていきたいですか?
(パク)
Fusicはいろんな業界向けの受託開発を手掛けていますし、AWSやAIなどの先端技術にも積極的に取り組んでいますよね。そういう多様なプロジェクトを経験するうちに、“何か1つに特化する”というより、いろんな分野を横断できるジェネラリストを目指したいと思うようになりました。
私自身、1つの技術やソリューションを極めるのも素晴らしいことだとは思いますが、「これもできる、あれもできる」と幅広い知識やスキルを身につけ、複数の選択肢から最適解を導けるようになりたいんです。そのためにも、Fusicでさまざまな案件を経験して、「良いもの同士を掛け合わせて価値をつくる」という感覚を身につけたいですね。最先端のテクノロジーを駆使しながら、単なる営業に留まらない広い視点で“ソリューション”を提案できる存在を目指しています。
実際、Fusicには海外案件も含めていろんな国や業界の仕事が舞い込んできますし、まだまだ誰もやっていない組み合わせや発想がたくさん眠っていると思います。そうした可能性を広げていくことが、私のキャリアビジョンでもあり、「自分だけの強み」を育てる道でもあると考えています。
—最後に、Fusicへ入社を検討している方へメッセージをお願いします。
(パク)
Fusicは恵まれた環境だと思います。まず、周りに“いい人”が多い。そういう人たちがつくった社風だからこそ、自分自身も『もっと成長しよう』と思えますし、仮に失敗しても受け止めてもらえる安心感があるんです。今の社会で、ここまで自由にキャリアを描ける場所ってなかなか珍しいと思います。 もし『福岡でITに挑戦したい』『自分の強みを活かせる環境を探している』という方がいたら、ぜひ一度、Fusicを覗いてみてほしいですね。 実際、福岡にいる韓国人の仲間にも「Fusicどう?」とおすすめしていますし、さまざまなバックグラウンドを持つ方と一緒に働けたら嬉しいです。
(安河内)
チームとしても、パクさんのように外国籍の方が加わることで視野が広がり、社内に新しい刺激が生まれています。Fusicでは「一緒に会社を動かしたい」「自分の強みを活かして変化を起こしたい」という方なら、どんどん活躍できるはず。言語や文化の違いをあまり気にせず、遠慮なく飛び込んで来てもらえれば嬉しいですね。
以上、福岡で夢を広げるパクさんとそのそのチームリーダー安河内さんへのインタビューでした。
Fusicは、国内外問わず多様な視点やスキルを歓迎し、個人の成長と会社の成長が一体化する組織を目指しています。 「自分の武器を活かせる場所を探している」「異なる背景を持つ仲間とチームを組みたい」という方は、ぜひFusicで新しい一歩を踏み出してみませんか。
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