【必見】Fusicの積極採用中のポジションを大公開! | 株式会社Fusic
こんにちは。採用インターンの土橋です。Fusicは上場を迎え、さらに会社を拡大していくにあたり、全社的に採用に力を入れております!そのためたくさんのポジションを募集しており、「どのポジションに応...
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学生時代に独学でプログラミングを学び、新卒でFusicに入社。1年目は先輩エンジニアのレベルの高さに圧倒されつつも、根気よく基礎を叩き込んでくれた先輩たちの協力と、自身の努力で、エンジニアとしても、チームリーダーとしても実績を上げる岡部さん。「飽き性」を自負する岡部さんに、Fusicで働き続ける理由、そして、成長の礎になった経験をお聞きしました。
※この記事は2025年1月8日時点のものです。
インタビュイー
■事業本部/技術創造部門/チームリーダー/エンジニア 岡部 裕
https://fusic.co.jp/members/103
福岡生まれ、福岡育ち。大学では機械振動に関する研究を行っていたが、「自分でものを作ること」を仕事にしたいと、エンジニアの道へ。Fusicにはインターンを経て、2021年4月に新卒で入社。新婚旅行で2ヶ月の休暇を社長にお願いしたところ、「ぜひ行っておいで」と背中を押され、世界一周の旅に出た経験を持つ。
―岡部さんは大学で「機械振動に関する研究」をされていたそうですね。エンジニアとは異分野ですが、どういう経緯でエンジニアに?
(岡部)
高校生の頃はパイロットになりたくて、航空系の学科がある大学に進みました。結局、航空の分野ではなく、機械系に途中で方針転換し、機械振動という基礎研究に近い分野で研究をしていました。
同じ研究分野で大学院に入ることは決まっていたのですが、当時は金融系で働いてみたいなとも思っていて。そんなタイミングでちょうど運よくシリコンバレーのベンチャーキャピタルでインターンする機会をいただいたので、大学院を休学して、1年間がむしゃらに働く予定で渡米しました。しかし、渡米してすぐにコロナ禍がピークに。家族のことも心配だったので、2ヶ月程度で帰国しました。
人生が二転三転する中で考えたのは、自分は手を動かして何か作る方が性に合ってるなということでした。もちろん、安全に乗客を目的地に送り届けたり、基礎的な分野の研究で成果を出したり、金融系で大きなお金を動かしながら情報を渡すべき人に渡すといった仕事も世の中をうまく回す上ではとても重要です。ただ実際にそれらの仕事に少しだけ触れてみて、自分としては「ものを作る」という仕事をする人に一番興味があり、リスペクトを持っていることに気づきました。自分もそっちの「ものを作る」側に回りたいなと。
―コロナ禍が人生を大きく変えましたね。
(岡部)
変えましたね。コロナがなかったら1年のインターンを終えてそのまま金融系で働いていた可能性もあったと思います。
帰ってきて、じゃあ自分で手を動かして何かを作れる仕事ってなんだろうと考えた時にIT系のエンジニアが思い浮かびました。機械系のエンジニアも「ものを作る」仕事ですが、仕事のスピード感を考えた時にITの世界の方が魅力的で。それで、ITエンジニアっていいじゃんって(笑)。
―いいじゃん、って(笑)。プログラミングの経験はあったのですか?
(岡部)
大学時代、サークルの代表をしている時に、サークルのホームページを作り直したことがあります。意外と楽しく、まあまあいいものもできて。その時の経験があったから、「ものづくり=ITエンジニア」という発想になったのかもしれません。
―それで、Fusicのエンジニアインターンに応募を?
(岡部)
帰国後は大学院に通いながら、半年間ほど独学でプログラミングの勉強をしました。Fusicが応募した最初の会社だったので、正直言って採用されると思っていなかったですね。
―なぜ、Fusicだったのですか?
(岡部)
半年間独学したと言ってもほぼほぼ素人と同じようなものだったので、インターンでプログラミングを経験させてくれるなら、どこでも良かったというのが本音です。「福岡 IT インターン」でGoogle検索した覚えがあります(笑)でも、実際にFusicの中に入ってみると思っていた以上にこの会社が良くて。各々のエンジニアがプロジェクトを進めつつ、他のプロジェクトにも興味をもって色々首を突っ込んで議論しているような、自由で明るい風土がありました。また、経験年数も役職も関係なく、いいものはいい、悪いものは悪いとちゃんと伝えようという雰囲気があり、風通しの良さにも惹かれましたね。
入ってすぐの頃は、質問すら躊躇してしまうものですが、チューターの先輩が毎回昼に「唐揚げ食おうぜ」って声をかけてくれて、そのハードルも自然と下がりました。全ての雰囲気が温かかったですね。
―Fusicに就職したのも、温かい雰囲気が決め手ですか?
(岡部)
それだけではないです。裁量権がある会社で働きたかったので、会社の規模(当時は60名程度)も理想的でした。同時に、この会社の規模で、Web、クラウド、機械学習、IoTなど多くの分野を総合的にやっているのも魅力的で、飽き性でいろいろなことに興味がある自分の性格にも合っていました。
会社の売上は、約1割を自社プロダクト、その他の約9割をクライアントワークが占めています。クライアントワークは、短いものでは1~2ヶ月、長いものでは1年以上とプロジェクトの規模も様々ですが、その都度使う技術も違いますし、求められる能力も変わってきます。そのぐらい移り変わりが激しい世界が僕は好きですね。
―4年目の現在はチームリーダも任されています。どのようにステップアップされてこられたのでしょうか。
(岡部)
インターンは半年ほど経験したものの、相変わらず知識が薄い状態で入社したので、当時はITに関する用語が社内で飛び交っていても、全く意味がわかりませんでした。でも、高度な言葉を交わす先輩たちがかっこいい、自分も早く追いつきたいなという思いがあったのでひたすら勉強しました。
Fusicは日本でかなり早い段階からAWSに取り組んでいる会社で、現在の案件的にもAWS関係のプロジェクトが多いです。その中で「AWSの資格はあった方がいいよね」という会社の雰囲気もありました。若いうちに多くの資格が取れれば、自分のアイデンティティにもなると考え、資格勉強をしながら知識を付けることを目指し頑張りました。中途半端にやるのは嫌だったので、当時12個あった資格は3年以内に全部取りましたよ。今なお資格が増えたり内容が変更されたりし続けているので、終わりがないんですけどね。
―どうやって勉強していますか?
(岡部)
日常の業務でも、資格勉強で得た知識でも、学んだことはとりあえずNotionというメモアプリにメモするようにしています。今となってはすごい量になっているんですが、自分の頭で噛み砕いた内容を自分の言葉でテキスト化すると、次にその情報に出会った時に「前にどこかでやったな」という記憶が残っていて、それを検索できるんです。
―熱心さと同時に、学ぶことへの強い意欲を感じます。
(岡部)
IT業界はスピードが速いですし、1年前に使っていた技術が崩れていくような業界。エンジニアである限りは、常に新しいものをキャッチアップし、新技術が面白いと思える心がいると思います。新しい技術や自分の成長に興味がない人は、難しい面があるかもしれないですね。
―新入社員がそれについていくのは大変だと思いますが、岡部さんはどうやって乗り越えましたか?
(岡部)
1年目に基礎を叩き込んでもらったのが、今でもベースになっています。例えば、繰り返し言われたのが「ただ動けばいいだけのコードではダメ」ということでした。他の人が見ても分かりやすく、1年後の自分が見てもメンテナンスやテストがしやすいことを考えた上で、コードを書くことが大事だよと。先輩から何回もダメ出しが返ってきましたが、負けず嫌いなのでなんとか食らいつきました。先輩もよくそれに付き合ってくれて、一緒に改善方法も考えてくれつつ、責任ある仕事を自分に任せ続けてくれました。
―付き合ってくれた先輩もすごいですね。会社の風土として、そのような雰囲気があるのですか?
(岡部)
会社としても、コードの書き方とかだけでなく、大人の振る舞い方なども含めてしっかり教えようという雰囲気はありますね。わかっている人ができればいいじゃなくて、新しく入ってきた人、経験が浅い人も、ちゃんと成長していけることがいいよね、という風土です。
―チームリーダーとしては、メンバーとの関わりで何を大事にされていますか?
(岡部)
全てのプロジェクトがチームごとに割り振られるわけではないので、チームメンバーがそれぞれ全く違ったプロジェクトに関わっていることも往々にしてあります。なので僕は、チームはホームグラウンドみたいなものだと思っています。プロジェクトで詰まったとき、悩みがある時に寄り添える場所であり、それぞれのやりたいことを達成するための場所というか。チームリーダーとして、チームでは心理的安全性を整えてあげたいなと心から思っています。
また、プロジェクトに入るメンバーを決めるのもチームリーダーの役目なので、メンバーが将来やりたいことと今できることを掛け合わせて、一番最適な場所にいけるようなアサインを考えています。もちろんプロジェクトの状況次第なところもありますが、チームリーダーがメンバーの成長を一番に考えてあげられる存在じゃないと意味がないと考えているので、できるだけ上手くいくように調整に動いたりします。
―飽き性の岡部さんが、Fusicで働き続けている理由とは?
(岡部)
会社の存在意義を定義した言葉の一節に「世の中に爪跡を」という言葉があるんですが、僕もすごくこの理念に共感しています。世の中に生を受けたからには、何か世の中に影響を与えられることをしたいし、様々なイベントが発生する人生の方が楽しいと思っています。だから新しいことにもどんどんチャレンジしたいんです。
その中でもシステム開発やAWSに代表されるクラウドの領域は、めちゃくちゃ流れが早く、毎日何かしらのアップデートがされています。その分、自分が調べて一番になろうと思ったら一番になれる領域がいっぱいあります。これからも毎日の仕事に一生懸命取り組み、今日の仕事が世の中を少しでも良くできるようにしたいし、明日の仕事がもうちょっとだけ良くなるように勉強するということを積み重ねていきたいです。
以上、先輩への感謝と、爪跡を残したいと宣言する岡部さんへのインタビューでした。
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