1
/
5

「アメリカ、3,200kmをDrive! 🚙💨地球の震動を、息吹を感じる」The 11th Explores✈Once in a Lifetime

Explores‐Once in a lifetime‐

2018 May 12th to 14th アメリカ、シリコンバレー出張を終え、数々のスタートアップを訪問。その後、ウチの会社恒例となっているExplores-Once in a lifetime-が行われました。この企画は、私たちの会社のとてもユニークな取り組みの一つで、いわゆる「旅会」です。

世界の美に触れ、非日常(EXTRAORDINARY)を取り入れることによってクリエイティブな思考を手に入れる。本を読み、映画を見る、世の中の美を自分自身へ取り入れることの大切さは、会社の社是の一部となっています。

今回は、なんとなんと、

トータル3,200kmものドライブを決行!(・・よくやるわ~(;'∀'))

(写真上 シリコンバレーからイエローストーンへ向かう道中、果てしない一本道と大地の迫力からインスピレーションを得る!)

旅の経路は、サンフランシスコ(シリコンバレー)から、アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州のルート。目的地には、かの有名な「Yellowstone National Park」があり、そこで待ち受けているのはグリズリーやオオカミ、バッファローやエルクの群れたち。ああー、こんな私にとって無縁だったはずのワイルド・アニマルたちに遭遇できる日が来るとは! まさに未知との遭遇! 本当に、こんなとんでもない旅に同行するなんて夢のよう! 私、3年前にこの会社に来る前は、ただの日本のコミケ好きなオタク女子だったのに~スッゲ━━ヾ(*゚Д゚*)ノ゙━━ェェ♪☆ 毎回思いますが、EXTRAORDINARYって、ちょっと、非日常すぎるでしょっ!っとツッコミたくなるウチの会社の取り組み。破天荒すぎるし、振り切った感がハンパありません。流石です.+゚*((尊敬))○o。(o´∀`pq)。:゚+

さて、その前に、アメリカの中でもシリコンバレーといえば、世界中の優秀な人材、最先端を追いかける人々が集う地。実際に現地では、電気自動車で有名なTesla Japan社の元日本エグゼクティブや、パロアルトにあるFacebookの社員の方や、Google本社のHRを担当していた現在スタートアップのCo-Founderを担っている方、ベンチャーキャピタルや、エンジェルたち(投資家)とお話をしてきました。

(写真下 サンフランシスコ・シリコンバレーの風景とアントレプレナーたちとの出会い)

この他にも華麗な経歴を持つ日本人起業家の方とお会いしたり、スタートアップ企業が100万ドルの投資獲得のためにアイデアを競い合う「Startup World Cup」に参加したり、最先端の話題に触れたりと、まさに近未来に起こる新しいグローバル・サービスの数々を垣間見てきました。

ふと、ステルスモード中(非公開)のサービスを見聞きし、いろいろな刺激を受ける中、思いがけない気持ちになっていることに気が付きました。それは、どんなに最先端のサービスを打ち出そうとしている企業や、そのFounderたち、アントレプレナーとの会話をしても、自分たちには恐れや不安はなく、これからこんな人たちと一緒に仕事ができる可能性を感じ、とてもワクワクしているということでした。

これはある意味、自分たちが同じような内容をTokyoのOfficeで聞きなれているからだと思いますが、きっと知らず知らずのうちに自信に繋がっていたのだと思います。自分たちの組織、掲げるサービスや物事の考え方は、今どの立ち位置にいて、どれだけの未来を築ける可能性があるのか。シリコンバレーの最先端のサービスや物事の考え方に触れても、決して後れを感じていないという事実。私たちが誇るグローバル・パーソンと、彼らの集結したそのアイデアは世界に通用するかも、いえ、することは間違いない、という強い自信がずっと胸の中にあり、ワクワクしているのだと思います。これはおごり高ぶりではなく、自分たちがやっていることに確かな自信と、私たちがパブリッシュしようとしているサービスを世に放つ意義を感じる、そんな経験だったのだと思います。

こんな日本生まれの手作りの会社でも、やれることがたくさんある。

本当にいい時代になったと感じます。従来の大手至上主義ではなく、スタートアップはだれにでも起こすことが可能です。そして、事業を起こす勇気と持続する力さえあれば、チャンスがある世界が今の時代。これまで利益重視の資本主義だった社会が、”Startup”という小さな巨人たちの手によって大きく地球全体に変革を及ぼそうとしている時代です。その証拠に、多くのサービスが、例えば皆さんご存知の「Siri」さえも、小さなStartup(Siri Inc.)として立ち上がった、シークレットなサービスだったということはご存知でしょうか。スティーブ・ジョブズ氏が、まだほとんど地球上では知られていないこの革新的な技術とサービスに魅力を感じ、”Apple”として迎え入れたことにより、現在私たちは、いえ、世界中が当たり前のように使用するようになったのです。今回は、そのSiriの生みの親でもあるAdam氏のプレゼンを生で聞くことができ、とても感激しました。

このように、今や組織の大小限らず、一部の信念を貫いて実行に移した少人数の人たちが世界を変えたのです。Siriの出現で未来も変わったかもしれませんね。そんなエキサイティングなこと、”世界初”を目の前にすること、よくToshiさんが私たち社員に同じことを言ってくれていますが、本当にそうだなあって感じる、今日この頃です😆

話のついでにもう一つ。Toshiさんはこんなこともよく言っています。「僕らで世界を動かそう!」。「100年企業を作るのではなく、永久に失われず、色褪せることのない「理念」を、私たちが次世代に受け継ぎ、残していこう」ということ。彼が教えてくれたこの組織のコアバリューは、今の時代、そしてこれから先の時代に未来永劫残る遺産になるでしょう。そしてそれを実行するのは私!と、心に誓いました(現在30歳、モリモリ頑張ります!🙋)。

さあ仕事は終了! タブレットや携帯を捨て旅に出よう!

仕事の目的を達成した後に待っているのはEXTRAORDINARY(非日常)な冒険。二度と経験できないような素敵な旅。いつもとは違うことを選択するその新たな一歩は、生き方や考え方に新たなスパイスを加え、新しい自分へと脱皮することが出来ると信じています。

だから、私たちは旅に出ます。

行ったことのある土地でも。初めての土地でも。仲間と共に同じ景色を見て、それぞれで発見したことを共有し、夜な夜なお酒を片手に語り合う。一度きりの人生で、一歩踏み出さなければ出会うことのなかった人や風景、アイデアと出会える奇跡を、何度でも噛みしめに行こう。

昨年9月のカナダでの旅、さらには4月に行った4000m登山を思い出しつつ、さあ、Drive to the World!🚙💨走行距離約3,200km、イエローストーン国立公園への旅についてのお話です。

さて、皆さん「イエローストーン国立公園」ってご存知ですか? アイダホ州・モンタナ州・ワイオミング州を股にかける広大なスケールの国立公園で、なんと1872年に世界初の国立公園に指定されたのだとか。世界遺産にも登録されているこの公園の見どころは、地球の息吹を感じる「間欠泉」の存在が有名ですよね。

シリコンバレーから車で行くと、片道約1,600kmということで、日本に換算するとなんと青森県から福岡県までの距離になりますL(・o・)」オーマイガ! 走行時間も無休で車を走らせたとして14~15時間かかるといいます。今回の旅メンバー8名中3名が車を運転できるということで、「交代で休みながら行けば行ける!」という思い切りと「とにかく行きたい!」という熱い想いで普通ではアリエナイ.旅、が実現されることとなりました。

というのは、このイエローストーン国立公園、いつ行けなくなってしまうか分からない土地だから。北アメリカ大陸最大の火山地帯であるこの地の下にはものすごい量のマグマがたまっていて、数十年以内に破局噴火をする恐れがあるのだそう。もしそうなってしまえば、地球規模で気候が変動してしまい、未曾有の事態になりかねませんが、二度と行けなくなってしまう前に今動かねば・・・。

初めて走るアメリカの道は、山々に挟まれながら、どこまでもまっすぐに伸びていました。

空は時にギラギラ照り輝き、時にどんよりとした雲に覆われ、そして時に雹とも取れるような豪雨に見舞われ、一日でいくつもの季節を通り過ぎたような気持ちになりました。

なんせ青森から福岡に届く距離。ガソリンスタンドや雑貨店を立ち寄っては休憩しつつ、「アメリカ、広い、でかい!」とか、「お尻が痛い、割れそう……」なんて冗談を言いながら少しずつ、しかし着実に目的地へ近づいていきました。

そして17時頃、14時間かけてようやくイエローストーン国立公園の近くの宿に到着。「やってみたら案外できちゃうものだね~」とビールで乾杯しつつ、これまでの道のりを振り返る面々。

「普通じゃない」ことも、トライしてみたら案外出来てしまうもの。それはこの会社に入社してから幾度も感じてきたことでもあります。引っ込み思案なのに入社早々全社員の前でいきなりプレゼンをしたり、タイで300名の子どもたちとサッカーをしたり、4,000m級の山に登ったり。もちろん、他のメンバーも同様に様々なチャンスに恵まれ、新しい扉を開いてきた姿もたくさん見てきました。

一人ひとりの社員の想いと、組織の想いが絡み合うような環境をみんなで懸命に作り上げ、本気で体現してきたからこそ、「トライ」が出来て、「案外出来ちゃった!」に繋がったんだろうと思います。

さて翌日、いよいよイエローストーン国立公園内部へ。約9,000㎢もの広さがあるので、普通であれば4日間ほどかけて観光をするようですが、私たちは1.5日間で、しかしばっちりと堪能してきました!

Wild Animalsとの出会い

出発と同時にいきなり出会いました、ブサカワ・デブニャン(ネコ)💛 無類のネコ好きな私。ネコちゃんに目を奪われつつ、森の奥地へと向かうのでした。

荘厳雄大な山々に囲まれた道を走り続け、早速出会ったのがバッファロー。遠目にはその巨体に反し、ものすごく穏やかに草を食む姿は愛らしくもあったのですが、時には秒速13mの速さで突進してくる危険な動物ということもあり、最低でも90mは離れて観察しなければなりません。

もっと近くで見たい、と考えている間もなく、道路すれすれ、というより自由に道路を歩き回るバッファローの群れ群れと遭遇。人にもたいへん慣れており、近くを通っても反応なし。

「近すぎちゃってどうしよう~(*’’ω’’*)♪」をまさに体感!

さらに、動物を観察する観光客のなかには巨大な望遠鏡をのぞき込む人もいて、なんだなんだと見てみれば、トコトコ歩いてくる野生のキツネと出会ってしまったり。

なにより驚いたのが、野生のクマとの出会いでした。グ、グリズリー! (・(ェ)・)クマ- ギャー!デター!(思わず心の中で唱えました メラミっ!🔥) 

早朝の道を走らせていると、何人かの観光客が望遠鏡を担いでおり、その目線の先を追って思わず全員が「あっ!」と驚嘆の声を漏らしていました。

草原に残る雪のなかを、二匹のクマが仲良く歩いてくるではありませんか・・! 大きさからグリズリーではないと分かったものの(ほっ!)、野性のクマであることに間違いはありません。じゃれるように草間を歩く姿はとても可愛らしくもあり、同時に畏怖の対象として決して安易に近づいてはいけない神聖さもありました。

(写真上 せっかくの顔が隠れてしまっていますが💦 草の中に鼻を突っ込む熊の様子です🐻)

ここで話は変わらないようで少し変わりますが、もし人間が野生動物として生きていたとしたら、どのくらいの寿命だと思いますか? 私が調べたところ、30年、という情報を得たのですが、ということは、例えば私たち社員の平均年齢が27~29歳くらいなので、現役の、しかしもうすぐ寿命が終わってしまう野生動物ということになります。

野性に生きる、ということは、たとえ厳しくとも属する環境の中で知恵を絞り、生きていくということなのだと思います。それを野生動物としての「ニンゲン」に置き換えたとしたら、どうでしょう。十代、二十代と、たくさんの変化があるなかで多くの困難があって、嘆きや怒り、歓びを体現してきた時期にあてはまるんじゃないでしょうか。

そして野生動物としての寿命が終わったその次は、「理性的な動物」として「利己」ではなく「利他」を追求して、隣の誰かのために、社会のために、そして世界のために生きていくステージに繋がっていくんじゃないかと、考えてしまいます。

この記事を読んでいる方の中には、学生の方なんかもいるのかな、と思いますが、皆さんはいま生きていて、どんなことを経験していますか? 若い皆さんは、野生動物として、あなたのやりたいことのために、出来る限りのことを追求してみてください。そしてそのあとは、自分自身だけのためではなく、「何かのため」ということも、自分のためのモチベーションとして繋げてみてください。

かつて野生動物だったあなたのために。

なんて、またまた臭いことを書いてしまいましたが(;´∀`) 動物たちの姿を通して「人の生」について、感じた瞬間なのでした。現役の野生動物ニンゲンたちよ、しかし決して野生の本能のままに、夜な夜な遊んでいてばかりいてはいけません・・・笑!

地球の震動を、息吹を全身で感じる

このイエローストーンには200以上の間欠泉が存在し、同様に無数のプール(温泉)が広がっています。そこここにぽっかりと空いた地面の穴からは絶えず真っ白な水蒸気が噴出し、当たりには硫黄の匂いが漂っていました。プールは黄色から透き通った青色まで様々な色味があり、青ければ青いほどその温度は高温になるのだそう。

中でも有名なのが、この「モーニング・グローリー・プール」。

プールの形が朝顔(モーニング・グローリー)に似ていることから命名されたそうですが、端に広がる褐色の色彩から、澄んだエメラルドグリーンへと染まり、とても美しい様相を帯びていました。思わず、飛び込みたくなるような美しさです 笑(入ったら強酸と熱で生きては帰れないと思いますが・・・💦)

そして、「死ぬまでに一度は目にしたい」スポット、「オールド・フェイスフル・ガイザー」。世界でもっとも有名な間欠泉の一つで、定期的に40mほどの高さまで熱水を噴き上げるために「フェイスフル=忠実な」という名前が付いたらしいです。

この「オールド・フェイスフル・ガイザー」も魅力的ですが、いたるところから噴き出す他のガイザーも負けじとゴゴゴゴ・・・・という大きな唸り声のような震動と共に蒸気を噴き出していました。


あまりのすごさに、私もToshiさんも思わず煙を噴き出してしまいましたw

日常的な生活をしているなかでは、「地球も生きている」ということをなんだか忘れがちで、特に、コンクリートジャングルに囲まれて、周囲の景色よりも手元の携帯電話ばかり気にする場所にいると、こんなにも近いはずの地球なのに、途方もないくらい離れてしまっているように感じます。

それがこうして旅に出て、地球最大ともいわれる間欠泉から天高く噴出する熱湯の勢いや、地表でぼこぼこ茹る熱湯を見ていると、地球の息吹が感じられ、「自分自身がここにいる」ということだったり、「仲間たちと体験を共有する」ということだったり、すべてがこの日のために導かれていたんじゃないかとすら思えてしまいました。偶然ですか? 偶然と考えてしまえばそれまでですが、こうして導かれたことを必然だという考え方は、カーネギーメロン大学の教授の言葉でいえば、それは「計画された偶発性」という学説になるのだということです。私たちに、偶然はあり得ないということです。

この感覚こそ、まさに「Explores✈Once in a Lifetime 🌴」。

仲間たちとの旅を通じ、インスピレーションを得、五感を研ぎ澄ませてエネルギーに変え、人としての進化を続けよう。この世に生まれたからには「生きる」ことを追求し、何もかもを全力で楽しもう。

そして日常へ戻ったその時、少しばかり面倒くさいことに溢れていたとしても、その人生はさらに彩り深くなっているはずです。

地球をぐるっと一周🌎

地球一周を40,000kmとすると、今回のイエローストーンまでの距離は約地球の1/12という結果になりました。これまでの私たちの旅してきた総距離で換算すれば、優に1/4を超えてしまっているでしょう。かつて福島に生まれ、大学入学と同時に上京、ちょっとばかりの海外留学を経た後、めぐりめぐって入社したこの会社で、まさか自分がここまでの経験が出来るとは、本当に思ってもみませんでした。真の意味で「グローバル」と向き合ってきた多くの人の想いと、努力があって恵まれたチャンスなのだと、心から実感するばかりです。チャンスに恵まれたのなら、あと必要なのは、一歩を踏み出す勇気だけ!

(5,4,3,2,1・・・・新たな世界へ、さあ、飛び込んでみよう!)

出張に行き、世界最先端の現場を体感し、目的を果たせば残りの日数を仲間と旅に出る。お仕事も遊びも全力で取り組み、得た経験を糧に自身のネクストステップにする。こうした経験を人としての成長に結び、そしていつか、地球一周4万キロの旅をこの会社の同志と共に実現できるよう、人生をDriving🚙💨していきたいと思います。

(写真 イエローストーン「ロウアー滝」を背景に、最高の仲間たちと 下、⛄)

株式会社Freewill's job postings
41 Likes
41 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Kana Sato's Story
Let Kana Sato's company know you're interested in their content