【Webソリューション部編】堅調な成長の先に何を目指すのか?事業マネージャー3名がこれからのWebソリューション事業の展望を語る!【コーボーの熱い想い~私たちが描く未来~】
こんにちは!株式会社コーボー人事の梁瀬です。
コーボーで働く仲間たちがどんな想いを持って、どんなミッションに取り組んでいるのかをご紹介する「コーボーの熱い想い」。今回は、当社の事業の柱の一つである「Webソリューション部」にフォーカスします。
コーボーは「感動創造」を理念に、WEBマーケティング、クリエイティブ、HR事業を展開していますが、その中でもWebソリューション部は、お客様のWeb戦略全体を支援する、まさに「事業成長パートナー」としての中核を担う部署です。
近年、目覚ましい成長を遂げ、2025年からは「AI・DX推進グループ」も新設されるなど、常に時代の変化の先頭に立って挑戦を続けています。
そんな勢いのあるWebソリューション部は、今、どんな強みを持ち、どんな未来を描いているのでしょうか?
今回は、Webソリューション部を牽引するマネージャー3名に集まってもらい、その「今」と「これから」について、熱く語っていただきました!
この記事を読めば、Webソリューション部のリアルな雰囲気、事業の面白さ、そして「上司になるかもしれない」彼らの人柄や価値観がきっと伝わるはずです。
3名のプロフェッショナル:それぞれの歩みと役割
ー まずは、皆さんがどのような経緯でコーボーに入社し、現在どのような役割を担っているのか、簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?
牧口:Webコンサルティンググループの牧口です。今はWebコンサルタントとして、お客様の「事業成長パートナー」であることを自身の役割としています。
ー 「事業成長パートナー」、素敵な言葉ですね。
牧口:ありがとうございます。単なる「営業」ではなく、お客様のビジネスを深く理解し、課題を「自分ごと」として捉えて伴走することを大切にしています。 新卒では総合人材サービスで営業を学び、Webサービス会社を経て、2020年にコーボーのWebセールス部署の立ち上げメンバーとして入社しました。入社後は、当時はまだ分かれていた「クリエイティブ」や「マーケティング」といった部署を横断する形で営業活動を行い、今の「Webソリューション部」発足のきっかけ作りにも関わってきました。
米田:AI・DX推進グループの米田です。私は新卒から約15年間、官公庁系のシステム開発を経験した後、「新しい挑戦をしたい」という想いで2021年にコーボーのHR部(SES事業)のエンジニアとして入社しました。 その後HR部のマネジメントを経験し、2025年からはWebソリューション部に異動して「AI・DX推進グループ」を立ち上げました。今は、社内の業務効率化に繋がるプロダクト開発や、DX推進を担当しています。
加藤:クリエイティブグループの加藤です。私は20年ほどWebディレクターとしてキャリアを積んできました。小規模な会社から大手企業まで経験し、2017年にディレクターとしてコーボーに入社しました。
ー 加藤さんはコーボーのWebソリューション部の歴史そのもの、という感じがします!
加藤:そうですね(笑)。入社当時はまだ「部署」と呼べる規模ではありませんでしたが、受託開発や制作案件を行いながら少しずつチームを作り、組織化を進めてきました。紆余曲折ありましたが、今のWebソリューション部へと発展してきた歴史は感慨深いものがあります。 現在はWebプロデューサーとして、お客様のWeb領域の課題を見つけ、解決に向けて日々尽力しています。同時に、メンバー一人ひとりが「職人魂」を発揮できる環境を目指して、組織管理にも取り組んでいます。
(Webコンサルティンググループ マネージャーの牧口さん。趣味はテニスとVibraphone(いわゆる鉄琴)の演奏です)
Webソリューション部の「今」:堅調な成長を支える強みとは?
ー ありがとうございます。それぞれの異なるバックグラウンドを持つプロフェッショナルが集まっていることが、まず強みだと感じました。 さて、第16期(2024年7月~)もスタートから5か月が経ちますが、Webソリューション事業は非常に堅調に成長していますよね。皆さんが感じる、今の部門の「現状」と「強み」はどこにあるのでしょうか?
牧口:ここ数年で事業成長が続いているのは事実ですね。その背景には、単なる「サイト制作」といった単発のサービス提供から、制作した後のマーケティング支援やサイト改善提案など、お客様の潜在的なニーズを深く理解することに重きを置くようになった点があると思います。
ー お客様の「事業成長パートナー」として、という姿勢が成果に繋がっているんですね。
牧口:はい。特に最近はWebコンサルティング案件を軸に、広告やサイト制作・改善の追加依頼をいただくケースが多く、その積み重ねが事業成長につながっています。その背景として、当社の強みは2つあると思っていて、1つは今お話ししたような、お客様の潜在的なニーズを深く理解することによる「顧客満足度の高さ」です。コンサル支援のお客様は1年以上の長期契約がほとんどで、リピートや継続率が高く、まさに事業成長パートナーとしての役割を担えていると感じます。 2つ目は「各分野のプロフェッショナルが存在していること」です。セールス、マーケター、ディレクター、デザイナー、エンジニアの皆さんが10年以上の経験を持っています。セールスとしては、ご提案内容やアウトプットの品質に自信を持ってお伝えできるのは本当に心強いです。
加藤:牧口さんの言う通り、各グループが専門性を発揮し合いながら課題解決に向かう「横の連携」が非常に高まってきたのは大きいですね。これが我々の強みの根源です。 ものづくりは品質高く、そしてその制作の「本来の目的」から提案できる。だからこそ、集客から獲得までの一連の流れを設計した施策が実現できています。
ー 具体的なお客様とのエピソードはありますか?
加藤:ありがたいことに、バナナで有名な「スミフル様」を始め、カードゲーム業界の「遊宝洞様」、大手企業の労働組合「イオンリテールワーカーズユニオン様」など、3年、5年と長期でお付き合いいただけるお客様が本当に増えました。 制作から始まり、課題の提案や解決のサポートを通じて、少しずつ信頼を積み重ねてきた結果だと感じています。「ものづくり × 課題解決提案」が実現できる環境こそが、真の強みですね。
ー そして、米田さんの「AI・DX推進グループ」も2025年から加わり、さらに強みに磨きがかかった印象です。
米田:そうですね。Webソリューション部に限らず、コーボー全体の強さとして「意思決定の速さ」があると思います。 AI・DX推進グループも、まさにそのスピード感を意識して生まれたグループです。2025年1月に発足して、わずか2ヶ月後の3月には、社内初のGoogle Cloudを採用したプロダクト「COOBOO AI PORTAL」をリリースしました。
ー あのポータルサイトは本当に便利ですよね!議事録作成やSNS投稿案作成など、人事をはじめ多くの部署で活用されています。
米田:ありがとうございます。HR事業で使える人材や案件の要約・マッチング機能、クリエイティブで使える画像生成機能など、各事業部の業務効率化を担っています。 さらに、エンジニアから「Claude Codeを触ってみたい!」といった声が上がれば、すぐに「AI Boost手当」という福利厚生が誕生する。こうしたAIへの迅速な展開ができるフットワークの軽さこそ、少数精鋭のコーボーならではの魅力であり、強みだと感じています。
成長の軌跡と、新たな挑戦
ー プロフェッショナルな人材、横の連携、そして意思決定の速さ。強みがよく分かりました。 改めて振り返ると、Webソリューション部が本格的に軌道に乗り始めたのは、ここ2年ほどだったかと思います。牧口さんと加藤さんは、何がその成長の要因だったとお考えですか?
牧口:やはり「連携強化」が大きかったですね。私がジョインした頃はまだ部署が分かれていましたが、組織統合によって部署間の接点が増え、クロスセルの機会が格段に増えました。 また、大企業のお客様とのお取引が始まり、そうしたお客様と「長く」お付き合いできるようになったことも、事業の安定と成長に大きく貢献しています。
加藤:私も同感です。以前は制作案件、マーケティング案件と個々で受けていたものが、チームの枠を超えて「1つのソリューションとして」提供できるようになった。これがターニングポイントでした。 上流設計から高品質なものづくりまで一気通貫で受けられる体制になったことで、お客様の「必要な時に必要な所だけサポートできる」ようになり、長期的な関係構築に繋がりました。もちろん、それまでの誠実な顧客対応で築いてきた信頼の積み重ねも、ベースとして大きかったと感じています。
ー そうした成長フェーズの中で、米田さんのAI・DX推進グループがジョインしたわけですが、Webソリューション部における「立ち位置」としては、どのような役割を担っていくのでしょうか?
米田:はい。まずはWebソリューションの課題に対して、AIの力で貢献できることを提示しています。 例えば、Google Workspaceに備わっているGeminiを活用した分析方法の共有や、Googleスライド作成の自動化などですね。AIサービスは多々ありますが、「どう使っていいか分からない」という声は多い。そこで、私たちがハブとなって、組織全体でAIサービスを当たり前に扱えるようにサポートすることが、まず第一のミッションです。
(AI・DX推進グループ マネージャーの米田さん。趣味はゲームとキャンプです。最近はAI関連の最新情報を追いかけることが業務兼趣味のようにもなっています)
次のステージへ:未来を見据えた「課題」
ー 強固な基盤とAIという新たな武器が加わり、まさに盤石に見えますが、あえて「課題」を挙げるとすると、どのような点になりますか?
牧口:これは3人とも共通認識だと思いますが、やはり「組織規模が小さい」ことですね。 少数精鋭で業務を回しているため、人員が限られています。私の場合、セールスとプロダクト(ディレクションなど)を兼務することもあり、「セールス業務に100%注力する」といった戦略が取りづらいのが現状です。
米田:本当にそうですよね。私も牧口さんと同様、組織の規模感は課題だと思っています。並行して進めたいことがあっても、リソース的に難しいジレンマは皆が感じているはずです。 ただ、裏を返せば、それだけ「もっと組織を大きくしたい!」と思えるほど、事業が成長した証拠なのかなとも。
加藤:米田さんの言う通りですね(笑)。私も、専門性の高いメンバーで構成されているがゆえの課題を感じています。 一人が担う範囲が広く、「領域の特化」が難しいため、どうしても倍々での成長は難しくなります。その分、着実な成長を続けていますが。 また、「メンバーの代わりがいない」というのは、業務進行上のリスクでもあります。だからこそ、それぞれの右腕となるような新しい仲間を迎えて、組織を拡大し、成長スピードを上げていきたいんです。
ー なるほど。皆さん「組織拡大」が共通した課題認識としてあるんですね。米田さんや加藤さんから、他に課題はありますか?
米田:AI・DX推進グループとしては、業務効率化だけでなく、「いかにしてグループ単体で収益を上げるか」という点が今後の大きな課題です。これについては、様々な挑戦を計画しているところなので、一歩一歩着実に進めていきます。
加藤:事業的な視点では、「爆発的なプロダクトサービスを持っていない」というのも課題です。受託開発やコンサルティングは安定していますが、もう一本の柱が欲しい。 その点はすでに、時流に合ったAIサービスのプロダクト展開なども思考しているので、現実化させていきたいと期待しています。米田さん、頼みますよ!
米田:お任せください(笑)。
私たちが描く「未来」:3名のマネージャーが目指す世界
ー 課題はありつつも、それを乗り越えた先に見据えている「未来」について、ワクワクするお話が聞けそうです。皆さんがこれから作っていきたい未来や世界について、ぜひ教えてください。
牧口:私は「営業しない営業」の世界観を作りたいと考えています。
ー 営業しない営業、ですか?
牧口:はい。セールスの私が言うのも矛盾していますが、これは商品を売るのではなく、「コーボーのファン」になっていただくことを目指すということです。 私たちの提供する価値に心から共感していただき、お客様ご自身が「コーボーは素晴らしい!」と、自発的に周りの方へ伝えてくださる。そんな「お客様がお客様を呼ぶ」関係性こそが、私の理想とする営業の形です。 そのためには、お客様の期待を常に超える価値提供が必要です。これからも、お客様に選ばれ続けるパートナーとして、真摯に向き合っていきたいですね。
米田:私は、最終的に組織全体がAIを当たり前に使いこなせる状態に押し上げたいです。 2022年のChatGPT公開以来、技術は猛スピードで進化しています。この進化に確実についていき、AIを組織全体に浸透させ、普及させていくことが目下の目標です。 2025年は、まず組織内部に焦点を当てた活動がメインですが、2026年からは視点を組織外にも広げ、AIを活用したプロダクト展開など、収益に直結する動きにも挑戦していく計画です。この高い目標を達成するためにも、AI・DX推進グループ自体が、もっと強固な組織になる必要があると感じています。
加藤:私は「圧倒的なプロダクトと、課題解決での価値貢献。この2軸を備えた部門へ!」という未来を描いています。
ー まさに先ほどの課題を乗り越えた先、ですね!
加藤:そうです(笑)。私は経歴上、事業会社でのプロダクト運用と、制作会社での受託開発の両方を経験してきました。だからこそ、安定的な収益をもたらす「自社プロダクトでの成功」と、ものづくりの領域で専門性を高く維持し続ける「高品質×課題解決での顧客への価値貢献」。この2つを柱にした組織に成長させたいという夢を抱いています。
ー すごく壮大で、でも加藤さんなら実現できそうだと感じます。
加藤:ありがとうございます。どちらも実現は簡単ではありません。自社プロダクトは多くの仲間がいないと成り立たないものなので、組織規模の成長も必要です。また、ものづくりでの価値貢献も、一つひとつに責任感と愛情(思い入れ)がないと品質も満足度も上がりません。 ありがたいことに、今は「課題解決での価値貢献」を実現しつつあります。これはさらに精度を高めて昇華させつつ、AIのSaaS化など自社プロダクトにも注力できる環境を作り、2軸目の柱の構築に挑戦していきたいです。この未来への道のりには、挑戦と成長が待っていると信じています!
(クリエイティブグループ シニアマネージャーの加藤さん。趣味は釣りとギター演奏です。当社の部活動、バンド部でも活動しています)
最後に
今回のインタビューを通して、Webソリューション部が、単なる制作やマーケティングの部署ではなく、お客様の事業に深くコミットし、プロフェッショナルな「個」が連携し、さらにAIという最先端の技術を取り入れながら、組織全体で成長しようとしている姿が、ひしひしと伝わってきました。
そして何より、3名のマネージャーがそれぞれの強みを持ちながらも、「組織を拡大したい」「お客様の期待を超えたい」「新しいことに挑戦したい」という共通の熱い想いを持っていることが、最大の強みなのかもしれません。
コーボーのWebソリューション部は、まさに今、第二の成長期を迎えています。 この記事を読んで、少しでも「面白そう!」「この人たちと一緒に働いてみたい!」と感じていただけたなら、ぜひ一度、私たちとお話ししてみませんか?
挑戦と成長が待っているこの場所で、あなたと出会えることを楽しみにしています!