みなさんこんにちは、株式会社NSグループ社長の荻野佳奈子です!
あけましておめでとうございます、と言うにも、あっという間に1月後半ですね。新年が明けたかと思ったら、もうすぐ節分。時の流れに驚愕します。その分、2025年もスタート早々、充実していたということでしょう♪
NSグループの主力事業である、「カラオケパセラ」は昨年生誕30周年を迎えました!
これまでカラオケパセラを続けてこられたのは、ひとえにパセラを使い、パセラを好きでいてくださるお客様のおかげです。心からの感謝とお礼を申し上げます!
カラオケパセラはNSグループが展開する20事業50ブランドの中で最も愛されている看板事業です。しかし、カラオケはコロナ禍で最も打撃を受け、一番お客様が離れてしまった事業でもあります。
「コロナ禍前によく使ってくださっていたお客様にまた店舗に来ていただくにはどうしたら良いだろう?」
「まだカラオケパセラを知らない新しいお客様と出会うには何が必要だろう?」
考えた末にたどり着いたのは「カラオケパセラに来てください」というシンプルなメッセージを、お客様に直接伝えに行こうという答えでした。そして私たちはお客様へのメッセージを記載したカイロを道行く人々にお届けすることにしました。
30周年で「変なカラオケ」へ原点回帰
カラオケパセラは、個室で歌うだけの一般的なカラオケ店ではありません。社会のニーズにあわせてお客様に喜んでいただけるコンテンツを考え、常に進化し続けてきました。
その結果として、私たちのお客様は歌を歌いたい方だけではなくなりました。実際、お客様の半分は歌を歌わずに、パセラでの時間を楽しんでいます。
美食へのこだわり
カラオケパセラはカラオケ店でありながら、名物スイーツがあります。それは食パン一斤をまるごと焼き上げ、はちみつをたっぷりかけた「ハニトー」です。
また、各店には専属シェフがいて、食事メニューはいずれも注文を受けてから一皿一皿調理し、提供しています。従来のカラオケ店の料理のイメージを覆す旬鮮料理が特徴です。
お子様連れ大歓迎
各店舗にはキッズルームやマットルームがあり、おもちゃの貸出やオムツの無料提供といったサービスも提供しています。
また、店内は明るく癒やしの内装となっているため、小さなお子様連れのお客様やママ会利用のお客様にも数多くご利用いただいています。
推し活の聖地
カラオケパセラではすべての個室に大画面モニターを用意。スマホとつないで迫力ある映像が楽しめるので「推し活の聖地」としても人気です。充実の無料貸出のアイテムの他、11色展開のある推しカラーのドリンクやアフタヌーンティーも用意しています。
このように、私たちは一般的なカラオケ店ではやっていないことをやってきました。「変なカラオケ」であることが、カラオケパセラの原点であり、誇りなのです。30周年を機にこの原点に立ち返り、お客様に常に新しい価値・体験を提供していきたいと考えています。
より喜んでいただくために、+αのサービス提供も
カラオケパセラがこだわってきたのは、コンテンツや内装、接客やお料理の質だけではありません。「よりお客様に喜んでいただくためには何ができるだろう」という視点を持ち続け、お金をいただいて提供するサービス以外でも、+αの取り組みを行ってきました。
例えばこれまで、夏は熱中症対策として、カラオケパセラ全店で「お冷や」を無料提供。お店の利用に関わらず、どなたでも店内で涼んでいただけるようにしました。
冬は、屋外でお待ちいただいているお客様に「カイロ」をお渡ししました。「神対応過ぎて、感動!」というお声をいただいたことも。店内では美味しい「スープ」をご用意し、身体を温めてほっと一息ついていただけるようにしました。
最近では、ロビーでデトックスウォーターを提供したり、隙間時間で身体を動かせるジムスペースを設けたりもしています。
30周年の感謝の気持ちを込めて、カイロをお届け!
気持ちを伝えるために、店舗の外へ。今回、8210個(ハニトー個)のカイロをお配りしました。
カイロを配る中で、カラオケパセラで働く従業員1人1人が「自分たちでお客様を迎えにいく」気持ちを持ち、セクション全体の士気が高まってほしいという期待も込めて社長である私含め、パセラに関わる全員で取り組みました。
カイロに書かれたメッセージ
今回お渡ししたカイロには下記3種類のメッセージいずれかが印刷されています。
▶寒くなってきましたね。
こんな季節は心も身体も温まる 南国リゾート・カラオケパセラへ!
▶ハニトーは食べると絶対笑顔になるのでカロリーは“ゼロ”です!(多分)
▶『パセラ、昔はよく行ってたなー』悲しいこと言わないでください(涙)久々にまた遊びに来ませんか?結構進化してますよ!(自信あります)
中でも、私が一番伝えたかったメッセージは3番目。というのも、ママ世代の30代の方から「よくパセラに行っていました〜」と過去形で言われることが多いからです……。
そこで、この機会にコロナで離れたお客様や、パセラが過去のものになっているお客様に、直接会って「また来てください」と伝えたいと思いました。
ずっと進化を続けているカラオケパセラだからこそ、久しぶりに来ていただいた時には「懐かしい」よりも、新たに楽しんでもらえるはずです。
カイロを受け取ったユーザー様の投稿
いざ、夕方の新宿でカイロをお渡し!
2024年の8月に新宿にオープンした焼きいもとたい焼きの専門店「勝五郎」の店舗前で、カイロをお渡ししました。開始前はメンバーに激励のメッセージを送り、みんなで一本締めで気合を入れてスタート!
私も自ら店舗の前に立ち、カラオケパセラの店長たちとお揃いの黄色のはっぴを着て、道行く人々に声をかけながら、カイロを配りました。
夕方の新宿では道行く人々の足取りは速く、声をかけながらカイロを差し出しても、なかなか受け取ってもらえないこともありました。
それでも、私たちのメッセージを届けるんだという思いで続けていると、少しずつ受け取ってくれる方が増えていきました。
最終的には、本当に多くの方にカラオケパセラの存在をアピールできました。今回の取り組みで、1人でも多くのお客様に私たちのメッセージが届いたことを祈っています。
まとめ
「私たちはやっぱりパセラが好き」
カラオケパセラ30周年の取り組みを通じて、そんな思いを再認識しました。コロナ禍で離れてしまったお客様にも、昔はよく行ったけれど最近は行かなくなったというお客様にも、もう一度パセラを訪れ、パセラを好きになってほしいと思います。
そのために、もっともっと私たちの思いをお客様に伝えていかなければなりません。
30年分の感謝を胸に、カラオケパセラを盛り上げるために前進し続けます!