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ピクシーダストテクノロジーズ(以下、PxDT)には、現代社会が抱える課題を解決する様々なアイデアを形にするためのプロジェクトがいくつも存在しています。
日本の基幹産業である建設業界。人手不足や働き方改革の波が押し寄せる中、私たちは最先端のDXサービス「トッタロー(TOTTARROW)」で、その変革を力強く推進しています。
今回は、建設DXを推進するユニークでやりがいのある「現場密着型カスタマーサクセス」の魅力に迫るべく、事業チームリーダーの松川にインタビューを行いました。一般的なカスタマーサクセスとは異なる、その仕事の醍醐味と、求職者の皆さんに伝えたいこのポジションならではの面白さをお届けします。
「自分の手で事業を創る」大きなインパクトとやりがいを求めて
ーーまずは松川さんがPxDTに入社した経緯について教えてください。
前職では生体認証・画像認識の新規事業立ち上げ、販売部門の統括など、今の自分のベースとなっている部分の多くを経験しておりました。元々、起業家や経営者のエピソードが好きで、新しい事業、組織を自分の手で1から創りたいと考えるようになり、ベンチャーへの転職を考えてました。PxDT入社理由は、「トッタロー」プロジェクトがまだ事業初期フェーズで、①建設業界に大きなインパクトをもたらす事業であること②PxDTのミッション、新規事業への取り組み方に共感したこと③これまでの画像認識領域の事業開発や販売経験との親和性が高いこと等が主な理由です。面談を通じて代表の村上やチームメンバーの熱量の高さを感じつつ、事業の解像度も上がり、直感的に「今やるべき」と思い至りました。
「デスクワークだけじゃない」現場で実感できるカスタマーサクセス
── どういうサービスを提供しているのかを教えてください。
最近、ニュースリリースも出したのですが、建設業界向けに360度動画×BIM*×AIで品質管理、施工管理の省力化を支援するDXサービスとして【トッタロー(TOTTARROW)】を提供しています。
「トッタロー」は、PxDTの空間解析プラットフォーム「KOTOWARI™」をベースに360度動画・BIM*・AIの要素技術を加えて開発されたサービスで、画像解析AIが現場データを解析処理することで、AIと人の協働による現場業務省力化を実現しています。本サービスの利用により、前田建設様の現場では配筋*写真の撮影と帳票作成に必要な現場工数が約80%削減されました。
*BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング):コンピューター上に3次元の建物モデルを構築し、設計から施工、維持管理までのライフサイクル全体で建築物に関するあらゆる情報を一元的に管理・共有する技術・手法
*配筋:鉄筋コンクリート構造物において、構造計算に基づいて設計図通りに鉄筋を適切な位置や量で配置すること
上記のようなサービスを提供することで、建設業界が抱える現場技術者の人手不足、時間外労働の上限規制への対応など、業界の構造課題に対して取り組んでいます。
── 弊社のカスタマーサクセスが一般的なそれとどう異なるのか、その特徴を教えてください。
「カスタマーサクセス」と聞くと、オンラインでのサポートやデータ分析をイメージされる方も多いかもしれませんが、私たちのミッションは「建設現場のDX」です。そのため、お客様の現場に出向くことが非常に多いのが特徴です。
たとえば、「トッタロー」を使って現場データをどう取得するか、取得したデータをどう活用して業務を効率化するかを、お客様の隣で一緒に考え、実践します。泥臭い仕事に見えるかもしれませんが、現場のリアルな課題に直接触れ、解決策を共に導き出すことに大きな価値があります。
── 具体的にはどのような業務を行うのでしょうか?
導入企業様へのオンボーディング支援から始まります。キックオフミーティングでプロジェクトの目標を共有し、初期設定、そして操作トレーニングを現場で行います。導入して終わりではなく、定期的に現場を訪問して利用状況を分析し、より効果的な活用方法を提案したり、運用上の課題をヒアリングして解決策を一緒に探します。お客様のフィードバックは、すぐに開発チームに共有し、サービス改善に繋げることも重要な役割です。
自身の行動が事業拡大に直結し、ひいては業界改革に繋がっていると実感しやすいですし、事業を作っていく手触り感も感じられるやりがいのあるポジションだと思います。
「ありがとう」が直接聞ける喜び。お客様と共に歩むDX推進
── 現場に出向くことで得られるやりがいや、印象的なエピソードがあれば教えてください。
現場に足を運ぶことで、お客様の抱える課題の「本質」が見えてきます。そして、私たちのサポートによって「トッタロー」がお客様の業務に実際に役立ち、生産性が向上する瞬間を目の当たりにできるのは、何よりも嬉しい瞬間です。「これは本当に着眼点がいい、画期的なサービスだね。」とか「現場作業がぐっと楽になったよ、ありがとう!」と直接感謝の言葉をいただけるのは、この仕事の最大の醍醐味ですね。
以前、ある建設現場で導入が進まず、困っているという相談を受けました。実際に現場を訪れてみると、操作方法の理解不足だけでなく、既存の業務フローとの連携に戸惑っていることが分かりました。そこで、現場の作業を観察し、お客様の運用に合わせた具体的な活用シナリオを提案。結果として、スムーズなデータ取得と解析が可能になり、大幅な工数削減に成功しました。お客様の「困った」が「できた!」に変わる瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではの喜びです。
↑ ※360度カメラを利用した現場撮影のイメージです。
↑ ※位置情報を正確に把握するためのARマーカーの設置イメージ
多様なバックグラウンドを持つ仲間と圧倒的成長環境
── 会社の雰囲気や、働く上での魅力について教えてください。
本当に多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。それぞれの知見やノウハウを共有し、切磋琢磨できる環境は、個人の成長にとって非常に刺激的ですね。
このポジションも事業の様々なフェーズや領域に深く関わることができます。また、新たな事業という観点でも、経営陣やエンジニアとの距離も非常に近く、日々の密なコミュニケーションの中から新しいアイデアが生まれ、それがサービスやプロダクトとして形になっていく面白さがあります。
自身のキャリアとしても、入社後の活躍次第でマネジメントはもちろん、プロダクト企画、新たな事業領域への挑戦など、いかようにも描けるキャリアパスがあるため、自分の価値を高め、挑戦をしたい方にはもってこいだと思います!
こんな方にこそ来てほしい!DXの最前線で「自ら考え行動する」面白さ
── 最後に、このポジションに興味を持つ求職者の方へメッセージをお願いします。
「トッタロー」のカスタマーサクセスは、アプリの活用だけでなく、業務オペレーションも含めて包括的にきめ細かくサポートしていく必要があります。利用状況を常にモニタリングした上で、アプリケーション機能強化・改善→現場業務の自動化・効率化といったサイクルを超高速で回し、定量的な効果が出るように仮説検証していきますが、無論、現場の実行性をセットで考えなければいけません。そういった意味では、現場のすべてを見ているカスタマーサクセスの重要性は非常に高く、担当者の観察眼と仮説検証力がこの事業の成功可否を決めるといっても過言ではありません。
また、他にもPMM、PDM業務、人員拡大に伴う組織設計等、幅広く関わっていただけるチャンスもありますし、社長の村上と直接やりとりする機会も多いので、経営視点の示唆も得られます。ビジネスパーソンとしてジャンプアップする機会としては最適だと思います。
建設現場のDXは、日本の社会インフラを支える重要なミッションです。私たちは「トッタロー」を通じて、この大きな変革の最前線に立っています。現場の課題に真摯に向き合い、お客様と共に未来を創り上げていく。そんなやりがいと成長を求めるあなたからのご応募を心よりお待ちしています。