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ベンチャー大好きなわたしが日本郵政グループにジョインした理由

ご自身のことを「ベンチャー大好き」と表現する渡邉さん。そんな渡邉さんが、なぜ日本郵政グループのJPデジタルにジョインしたのか、その理由をお聞きしました。

ベンチャーも大企業も経験して、やっぱりベンチャーが好き

―—これまで、大企業もベンチャー企業も両方経験しているんですね。

渡邉 はい。これまで人材系のベンチャー企業→大手SIer→Webベンチャー企業のひとりめ人事、と経験してきました。それぞれの企業ごとにやりがいはありましたが、自分の性格的にはベンチャー企業が向いていると感じています。

前職のWebベンチャー企業には従業員20名くらいのときにひとりめの人事として入社して、採用・制度・労務と幅広く経験することができました。ベンチャー企業は常に「何かが足りない」状態なので、人事として期待されることも日々増えていきます。そういった、どんどん次のチャレンジをしていける、むしろチャレンジせざるをえない状況が自分に合っていると感じています。

ベンチャー大好きなのに日本郵政グループにジョインした理由

―—ベンチャー企業に向いていると自己分析しているのに、なぜ日本郵政グループのJPデジタルに入社したのですか?

大きな組織の影響力とスタートアップのスピード感を併せ持つ

渡邉 ひとつめの理由はJPデジタルという会社の特殊な性質が面白いと思ったからです。確かに日本郵政グループ全体で見れば、150年の歴史にグループ全体の従業員数40万人と超巨大な組織です。しかしJPデジタル単体で見ると、わたしの入社時点で設立3年で直接雇用の社員は40人ほど。中途採用を本格的に始めたのもここ1年くらいなので社歴1年の社員が古株と呼ばれる状況で、毎月どんどん人が増えています。こうしてみるとスタートアップ感を感じますよね。

このように巨大な組織の一員でありながらスタートアップのスピード感がある、という相反した性質を持っているのが面白いなと思いました。

―—実際に入社してみた感想としてはいかがですか?

渡邉 急速に規模を拡大している過程だからこその人事課題が多くあり、課題を解決するために社員それぞれがどんどんと新しいチャレンジすることが期待される環境です。先ほど話したとおり、そういったチャレンジが求められる環境のほうが自分に合っているので、入社前に思っていたとおりだな、と感じています。

郵政事業のDXに貢献したいと本気で思った

渡邉 入社を決めたもうひとつの理由が、「郵便局の、未来を拓く」というビジョンに共感したからです。「ビジョンに共感」というと陳腐に聞こえるかもしれませんがほんとうにそう思ったんです。

JPデジタルは自社を「変革のタグボート」と位置付けています。タグボートとは大型船の舵や推進器を担う小型船のことで、郵政グループという巨大な船を小回りの利く小さなJPデジタルが先導し変革をリードする。この話を聞いたときにとてもワクワクしました。

郵政事業は個人としても法人としても利用したことのない人はいない、国民全員がユーザーといえる巨大な事業です。それだけに多くの人が「もっと便利になったらいいのに」と感じていて、DXに大きな期待が寄せられている分野でもあります。わたしが人事として働くことでそんな郵政事業のDXに少しでも貢献できるなら、これほどのやりがいはないと感じて入社を決めました。

制約はビジョンを実現のためにクリアするべきハードル

―—ベンチャー企業から転職してきて苦労することはありますか?

渡邉 正直に言うとけっこうあります。これまで自由の利くベンチャー企業で働いていた身からすると、大きな組織ならではの制度やルールが多くて今も日々戸惑っています。稟議ひとつあげるのに、過去在籍していた企業の何倍も時間がかかってしまうこともありました。

―—ルールが多くて働きにくいとは感じませんか?

渡邉 確かにイチ社員の短期的な目線でいえばルールが少ないほうが楽ではあります。でも、そういったルールは郵政グループという大きな組織を統制するために必要なものなんですよね。それらがしっかりあるから従業員が守られている側面もあるので、一概にどちらがいいとは言えません。また、それだけの歴史ある事業に携わっているんだという責任も感じます。

もちろん、実態に即していないほんとうに無駄なルールや複雑な制度は改善していかなければと思っています。さいわいにも経営陣は「前例にとらわれずにもっと働きやすくしていこう」という考えを持っているので、人事として今後の頑張りどころだととらえています。

―—前向きに捉えているんですね。

渡邉 はい。仕事を通して何かを成し遂げようとしている以上、成果を出すために何かしらの制約があるのは当たり前なんですよね。郵便という公共性の高い事業を行っているのだから、これまでに比べて制約が多いのも当然のことです。

それに気づいてからは、そういった制約は「めんどくさいもの」ではなく「ビジョン実現のためにクリアすべきハードル」と捉えられるようになりました。「郵便局の、未来を拓く」というビジョンを実現するにはこういった制約をクリアしなければいけないんだな、と思えるようになったんです。

ビジョン実現のために、採用・研修・制度など解決するべき人事課題は多くあります。日々チャレンジを忘れずに働くことで、少しでもビジョン達成に貢献できればと思います。

―—ベンチャー企業を経験した渡邉さんだからこその話が聞けました。お話ありがとうございました。

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はじめまして、JPデジタルと申します記事を読んでいただきありがとうございます。わたしたちJPデジタルは日本郵政グループのDX推進を担っており、エンジニア・データサイエンティスト・UI/UXデザイ...
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