IT業界など豊富なインターンプログラムが溢れる業界がある一方、インバウンドが盛り上がり強い追い風の吹く旅行業界、兆円規模の大企業がひしめく不動産業界には、まだ学生から活躍できるプログラムが少ないのが現状です。
Unitoは、そんな学生を旅行業界、不動産業界に迎えるべく、ホテルの立ち上げや新規事業企画など、様々なプロジェクトでこの現状を変えていきたい。そんな想いで、 3ヶ月の期間で各事業部のプロジェクトに社員レベルで参加し、リアルビジネスを体感するプロジェクト実践型インターンシップ「Unito Bootcamp」を開催しています。
※Unito:企業名、unito:ブランド / サービス名称
今回はUnito Bootcamp1期生、早稲田大学国際教養学部1年の早川さんのインターンレポートです。プロジェクト開発部に所属し、物件開業プロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)アシスタントを担当した3カ月を伺いました。
自己紹介をお願いします
早稲田大学国際教養学部1年の早川です!大学ではリベラルアーツで幅広い分野を学んでいます。
インターン以外では、「学生やGen-Z世代の心と体の健康を高める」をテーマに活動する ade youth というコミュニティのディレクションを担当し、Gen-Z向けにランニングやサウナイベントを定期的に開催しています。
また「Takeoff Tokyo」という組織では、SNSマーケティングチームのリーダーとして、イベント当日のSNS運営をチームで行っています。
unitoを知ったきっかけは?
昨年9月に有楽町のTiB(Tokyo Innovation Base)で開催された「Startup Internship Fes」というイベントでUnitoを知りました。スタートアップ企業40社とインターン希望の学生が直接交流できるイベントで、参加企業40社の事業概要に目を通した時から、もともと空間デザインに興味があったこともあり、unitoが作り出す世界観に強く惹かれました。
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そして、イベント当日にUnitoの方々と実際にお会いし、温かみのある雰囲気や、その後の迅速な対応などが決め手で、インターンプロジェクト「Unito Bootcamp」に応募しました。
インターンでの担当業務を教えてください
プロジェクト開発部に所属し、物件開業プロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)アシスタントを担当しました。具体的には、開業に必要なインテリア・備品の発注、搬入、設置などの定常業務に加え、部署全体の業務改善や遂行のサポートを行いました。
3カ月の業務の中で特に重視していたのは、 現状の課題を見つけ、解決策を考え、実行に移すことです。単なる作業だけでなく、どうすれば業務がスムーズに進むかを考える機会が多く、実践的な経験を積むことができました。
▽中間報告会の様子はこちら
「Unito Bootcamp」での3カ月間、どんな目標を設定して、達成のためにどうアプローチをした?
まずプログラム開始時に、成果目標・成長目標それぞれを設定しました。
<成果目標>
・様々なFFEリスト*の改善業務
・Notionでのマニュアル作成
・他部署の社員にインタビューし、課題点を見つけて改善提案すること。
<成長目標>
・課題発見、 想像力 / 言語化力 / 抽象化力の向上
・主体性を持つこと
*Furniture,Fixture and Equipment の略。家具・什器・備品のこと。
特に直近の「Unito Bootcamp」期間の後半では、「業務改善整理スプレッドシート」を作成し、業務の現状・課題・理想像・解決策を整理しました。
改善前は、開業に必要な備品を発注する際に毎回計算が必要となり、非効率的な作業が発生していました。さらに、搬入時には計算を把握しているメンバーが限られており、そのメンバーが現場で指示を出す必要があったため、作業が中断する場面も多くありました。
こうした課題に対し、物件開業に携わる中で「改善できるのでは」と感じたことが、具体的な取り組みを進めるきっかけとなりました。
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中間報告会の様子
FFEリスト(スプレッドシート)の改善後は、他部署のブランドチームがFFEリストに数字を入力するだけで、スプレッドシート全体が自動連携される仕組みを構築しました。その結果、発注のスプレッドシート1枚で、開業PMチームも必要な備品の個数を一目で把握できるようになりました。
インターン前には全然詳しくなかったスプレッドシートの関数で試行錯誤を重ね、最終的に理想の形を実現できた瞬間は、大学受験合格と同じくらい嬉しかった思い出は忘れられません。
インターンで印象に残っていること・現場で学んだこと
特に印象に残っているのは、「Unito Bootcamp」を通じて代表取締役の近藤さんから直接お話を伺えたことや、毎回上長からフィードバックをいただけたことです。刺激的な環境の中で、多くの学びがありました。
出勤時には、その日の目標を具体的に設定し、一つひとつ着実に進めることを意識しました。うまくいかない場面もありましたが、課題を言語化して解像度を上げること、そして周囲に助けを求めながら解決策を模索することで、問題解決に近づけたと感じています。
実際に働いてみて感じるカルチャーは?メンバーの印象は?
Unitoのカルチャーは非常にアットホームで、社員の皆さんがやりがいを持って働いているのが伝わります。定期的に社内イベントがあり、部署を超えた交流の機会が多いことも魅力です。
メンターのお二人とは、朝会・夕会を通じて進捗状況やタスクを共有し、業務の質問や相談もしやすい環境でした。業務に関する相談だけでなく、お昼休憩や移動時間にはプライベートな悩みの話をする機会もあり、仕事のスキルだけでなく、人としても成長できる環境だと感じました。
▽メンターの一人、プロジェクト開発部部長河内さん
3ヶ月間成長できたポイントはありましたか?
インターンシップフェスに参加した2024年9月、将来への不安を感じつつ行動できていない自分にモヤモヤしていました。
そんな中、興味のある分野だったUnitoのインターンに参加し、物件開業の工程を学ぶことで新たな視点を得て、視野を広げることができました。また成長目標に設定していた課題発見力、創造力、実行力、そしてスプレッドシートの関数スキルを習得することもできました。
Unitoの「シゴデキ」な大人たちとの関わりを通じて、そんな方達と自信を持って話せるよう、インターン外でも積極的に成長を意識しました。結果として、セルフケアや団体設立など、私生活でも大きな変化を実感できました。
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最後に一言!
初めてのインターンで自分自身が大きく成長できたと感じています。課題に直面することも多くありましたが、その一つひとつが糧になりました。Unitoはとにかく人が温かく、助け合える環境が整っています。大学1年生の段階でUnitoに出会い、刺激的な経験ができたことに感謝しています!
▽長期インターンプロジェクト「Unito Bootcamp」応募はこちらから!
▽3月1日(土)Startup Career Fair 2025にブース出展します。お気軽にお越しください!