はじめに
みなさん、こんにちは。レジリエントの広報担当です。
今回は、レジリエントでマネージャーとして、人事労務システムの設定支援やアフターサポートを担当している尾﨑さんにインタビューしました。
社会保険労務士(社労士)の資格を持ち、大手企業での人事労務の経験とプログラミング知識を兼ね備えた尾﨑さん。
これまでどういった経験を積んでこられたのでしょうか。レジリエントでの働きがいや子育てとの両立などについても語っていただきました。
自分の本質に気づいたリスキリング
ーこれまでの経歴を教えていただけますか?
大学卒業後、社労士の資格を取得しました。社労士の知識は、今後どんな働き方をしても役に立つと感じたからです。無事に資格を取得し、最初の就職先では社労士として中小企業の社会保険手続きや労務相談などを担当しました。
その後、約7,000名規模の不動産会社へ転職。人事部の各部署で勤怠・健康管理から労基署対応といったイレギュラー対応まで幅広く経験を積みました。
何千という膨大な人事データを日々扱っていると「エクセルを使うよりシステム化した方が便利になる」と感じるように。それをキッカケに、第一子の育休取得とプログラミングの学習をきめたんです。
ー「リスキリング」でご自身の興味が強い分野を学びなおしたんですね。
はい。確かに、時代的にちょっと先取りしていましたね。
その後はSaaS企業に転職し、人事労務や関連のプロダクト企画を担当しました。人事労務の現場を知っていて、プログラミングやシステムの知識を持っている点が評価されたようです。
現在は個人事業主として、レジリエントを中心に複数の企業と業務契約を結び活動しています。
「場所や時間に縛られない」働き方への挑戦
休日には子どものサッカークラブで一緒に体を動かしてリフレッシュ!
ーレジリエントを知ったきっかけや、入社を決めた理由を教えてください。
以前からリモートワークの経験はありましたが、第二子が生まれるタイミングで仕事も育児も両立できる、より柔軟な働き方がしたいと考えるようになりました。その際に見たフリーランス向けの求人で、レジリエントが募集していた初期設定支援の仕事が目に留まったんです。
SaaSベンダーだと関わるシステムは一つだけですが、レジリエントの仕事では複数の製品に携わり、それぞれの仕様や運用の知見を深く広く積めるので、それが大きな魅力だと感じました。これまでの経験も活かせる仕事内容でフルリモート。「これだ!」と思ってすぐに応募しましたね。
ー業務委託・フルリモートという働き方はいかがですか?
妻もフルリモートなので、子育てとの両立がしやすくとても快適です。第二子がまだ小さいので、上の子の送り迎えは私が担当したり、食事の時間も合わせたりできるのがいいですね。休日には他に受託している子ども向けプログラミング教室の仕事もして、いい刺激を受けています。
場所や時間、会社に縛られない業務委託という働き方が、今の自分にはぴったり合っていると感じますね。
「謎解きゲーム」のように楽しむ実務とチームマネジメント
多い時は、1日に4.5件のミーティングをこなすことも。
ー現在、レジリエントではどんなお仕事をされていますか?
業務担当者としては、主に「HRMOS労務給与」の初期設定支援をメインに担当しています。また、設定支援を行った企業様の継続的なサポートも大切な役割です。
マネージャーとしては、約10名の業務担当者をとりまとめ、各担当と一緒に約15社の初期設定を支援しています。最近はマネージャー業務の割合が増えてきましたね。
ー仕事で「難しい」と感じるのはどんな点でしょうか?
一番は給与計算の検証です。ヒアリング内容と実態が異なる場合も結構あるので、検証で数字が合わない場合も多くて。
でも、この相違を確認して原因を特定する作業が、まるで「謎解きゲーム」のようで、実は楽しんでいます(笑)。一つひとつ原因を特定して、最終的に数字がTRUEになっていく過程にやりがいを感じますね。
また、人事労務では「ひとりだけ規定と異なるイレギュラーな対応」をしているケースも少なくありません。システム内で対応しきれない場合は運用でカバーするのですが、必要に応じて周辺フローの改善提案もおこないます。「ただの設定代行」にとどまらず、業務改善まで入っていけるのもレジリエントの醍醐味ですね。
ーマネージャーとして、意識しているコミュニケーションの工夫はありますか?
自分が過去に経験したつまづきポイントや注意点などは、積極的に周知するように意識しています。たとえば、設定支援の現場にはITに強くないお客様も多いので、顔を合わせたオンラインレクチャーをこまめに行った方が良いなど。文章で伝えるより顔を見て話す方がわかりやすく、信頼関係も築けますからね。
また、メンバーとのコミュニケーションでもなるべく顔を合わせ、進捗が滞っている場合にはこまめにミーティングを設定するなど、きめ細やかなケアを大切にしています。
お客様の「ありがとう」が最高のやりがい
ー仕事でやりがいを感じるのはどんなところですか?
お客様の疑問や不安を解消して感謝の言葉を聞けたときですね。
ITに強くないお客様には、システム上の注意点やイベントごとの対応をまとめたり、複数回にわたり丁寧に操作方法をレクチャーしたりと、とことん伴走します。
その結果、「尾﨑さんが担当で良かった。ありがとう」とか、「プロジェクトの一員、仲間だ」と言っていただけると、本当に嬉しいですね。自分の社労士経験やSaaS提供側の経験、そしてデータ加工スキルといった強みを活かせている実感もあります。
キャリアを切り開くためのマインドセット
ー仕事を行う上で意識していることはありますか?
一つは「目の前の仕事に全力で取り組み成果を出す」ことです。そうすれば、自ずとその後の道は開けてくると思っています。
もう一つは「完璧な準備にこだわりすぎず、まず行動しながら改善していく」こと。性格上準備しすぎてしまうところがあるので、今は「走りながら考える」を意識しています。
ー今後どんな方と一緒に働きたいですか?
難しいことも初めてのことも、楽しみながら前向きに取り組める方ですね。一緒に働いていて気持ちが良いですし、成果も出やすいと思います。
具体的なスキルとしては、以下のような経験をもった方だと取り組みやすいです。
・ドメイン知識・実務経験(勤怠・給与業務経験、SaaS使用経験)
・IT/PCスキル・リテラシー(データ加工、正確性・検証力、システム把握力)
・顧客対応力(コミュニケーション力、ヒアリング力、プロジェクト進行力)
特に、何か一つでも人事系のシステムを設定した経験がある方は、すぐに力を発揮していただけますよ!
最後に
人事労務という専門知識に加え、自らプログラミングを学び、システム設定支援というキャリアを切り開いた尾﨑さん。新しい知識を貪欲に吸収していく知識欲求と、人にも仕事にも丁寧に接していく姿勢が感じられました。
「人事労務の経験を積んだけど、これからはシステムやSaaSにもっと深く関わりたい」
「子育てやプライベートと両立できる、場所や時間に縛られない働き方がしたい」
そういった考えを持った方はぜひ一度カジュアル面談へお越しください。
レジリエントには「場所や時間に縛られない柔軟な働き方」そして「専門性とスキルを活かせる仕事」があります。
あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか?