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≪社員紹介vol.3≫国家的エリートコースから外れニートになった僕は、最年少マネージャーになった #1

第3回目の社員インタンビューは千原丈(ちはらたける)さん。

千原丈(ちはらたける) 27歳
偏差値70オーバーの都内進学校を卒業後、大学に首席で入学。しかし3か月で退学し、ニートを経てフリーターとなる。その後人生最大の転機となったできちゃった婚を機に、未経験からプログラマーとしての道を歩み始める。AQでは入社後3年で2つの課のマネージャーを務め、家庭では3人の子供の父親として大活躍中。昼休みは社内のカフェスペースから、将棋、ボードゲーム、卓球などをプレーする彼の声が響き渡るなど、AQのムードメーカー的存在でもある。座右の銘は「勇気と覚悟と突破力」

首席で入学した大学を3カ月で退学し、ニートになった

Q. これまでの経歴について教えてください

まず高校を卒業して一浪し、父親に勧められた国家公務員幹部を養成する大学に入学しました。首席で入学してウェーイって思ってたんですけど、いろいろあって辛くなり、なんと3か月で退学しました。父親に泣きながら電話して「やめる」って言ったんですよ。笑

退学してからは、親の転勤先の長崎県平戸に行ってニートになりました。平戸は自然の豊かなところで、自然を満喫しながら心を癒し、「そろそろ癒えたかなかなぁ」と思ったタイミングで東京に戻ってきてフリーターになりました

20歳で「できちゃった結婚を機にプログラマーへ

で、フリーターをしていた20歳の時にできちゃった婚をしました。

「お父さんだからしっかりしなきゃ!」と思い、それを機に就職活動を始めました。数字に強かったので、経理だったら活躍できるんじゃないかなと考えて、経理職の面接を受けました。そしたら面接官から「プログラマーやらない?」って言われました。経理募集だったはずなので、「?」ってなりましたが、 「そうだった、プログラマーやりたかったよな!」って夢を思い出しました。実は高校生の時、社会の問題をITで解決したくて「プログラマーになりたい」って親に言ったら、猛反対されて諦めたことがあったんです、そんなキッカケでプログラマーとしての一歩を踏み出しました。

入社後は未経験で社内に教育体制もなかったので、プログラミングスクールに1か月くらい行かせてもらいました。そこでは歴代の生徒の中で一番優秀って言われましたね。自分でも優秀が服を着て歩いているみたいなもんかなと思っていたので、「やっぱり、そうでしょ」って感じでした。笑

AQのすりガラスから顔を出す千原

研修が終わって最初に配属されたのはプログラマーとしてではなく、派遣先でのサーバーラッキングの仕事でした。面接では「プログラマーにならない?」って言われたのに、全然物理でしたね。笑

そこではケーブルを美しく配線することにこだわって仕事をしました。 ネットワーク設備の入れ替えの仕事だったので、物理のところから頑張って組み立ててました。あとは外国に出張する人向けの手順書を書いて、その人が海外に行って作業してる間、輪番体制でずっと待って電話が来たら対応をしていました。

その後は社内SE業務で「PCのセットアップができません」とか「プリンターの設定ができません」とか「急にデータが消えたんですけど...」とかそういう声に対応する仕事をしていました。これを半年くらいやって、その会社の技術研究所に行きました。

実は、本格的なプログラマーとしての仕事はここからなんです。

なので僕、プログラマー歴はそんなに長くないんですよ。ここでPythonを勉強し始めたんですけど、プログラミングスクールで勉強したのはCとJavaなのに、急にPythonから始めるっていう。 ただ、幸運だったのはフリーランスで来ていた優秀で人柄も良い方に手取り足取り教えてもらう機会を得ました。この経験が、今の技術者としての基礎になってるかな。この人にはすごく良くしてもらいましたね。

その後自社サービスのカスタマーサポートとして、自社サービスに関する問い合わせへの対応をやってました。お客さんが80社くらいいたんですけど、そこの中には結構大きい企業も多くて、ここでも鍛えられました。インフラの知識はここで身につけられたなかなぁと思います。

ただ、カスタマーサポートの仕事は稼働も高く仕事は辛かったので、辞めたいなという思いが出てきました。3年を迎える前ぐらいに一度転職活動を始めました。そしたら11社ほど受けて10社内定をいただきました。選べ過ぎて混乱しましたね。どの会社に入ったらいいか分からない状態になりました。で、「もう本当にわからない!」ってなって、一度転職活動を辞めました。自社に未経験から雇ってもらったという恩をすごく感じていたのと、実際に転職活動をする中で、転職しても何も変わらないかも?って思いも出てきてしまって。当時は二人目の子供も生まれそうでしたしね。

でも暫くしてやっぱりどうしても我慢できず転職活動を再開しました。ただ内定もらっても意味がないってことが分かったので、内定をもらうための面談ではなく、自分が活躍できる会社を見定めてやるってノリで再開しました。それから2社内定をもらったのですが、そのうちの一社がアジアクエストです。

入社の決め手は、「あ、ここだな!」という直感

Q. 入社の決め手は何でしたか?

もう一つの会社もすごく良かったんですけど、アジアクエストの面談を受けて社長の桃井さんと話して、「あ、ここだな!」って直観的に思って決めました。なんでしょうね、言葉にしにくいんですけど、イメージ出来たんですよね。この会社なら活躍できるなっていう。わかりやすく伝えられたらいいんですけど、ホント直感ですね!!!

あとは嫁のプッシュです。前の会社ではすごく残業していたんですけど、アジアクエストの求人には平均残業時間が18時間って書いてあって。「残業時間少ないからここにしたほうが良いよ」って嫁に勧められました。

会社にとって現場はどうあるべきか考え、実現する仕事

Q. 今どんなお仕事をしていますか?

今はマネージャーをしています。経営戦略を元に、戦略をどう実現するか。現場はどうあるべきかを考え、その実行部隊を管理する仕事です。

元々社会課題を解決したいと思ってプログラマーになりましたが、今はプログラマー業務より、マネージメント業務がメインです。「社会課題を解決したい」という想いでこの仕事を選んだので、自分が手を動かす、動かさないにあまり拘りはなかったんですね。今はプログラマーチームのマネージメントをする事が、その目的に対して一番の近道だと思っています。

Q. 日々の業務や業務を行う上で重視している事はありますか?

メインで管理している課のメンバーマネジメントと、戦略を達成するために組織やメンバーをどこに向かわせるかの旗振りをしています。新規事業なので、限られた人数でお客様に満足いただけるサービスを届けるための戦術を考えたり、IoTのマーケットでどんなサービスが求められているかを考えR&Dをしたりといった事もしています。会社の未来を考えて経営目線をもって、取り組むことを意識しています。

また、当社は成長中でこれからも拡大していく予定なので、組織づくりも重視しています。理想の組織を創るために採用と配置に多くのエネルギーと時間を使っています。どういう人を採用したら会社にとってより良い影響を与えられるのかを考えて面接し、採用した人を適切なタスクや人と組み合わせて配置する事。これが本当に大事だと思っています。採用と組み合わせ一つで既存の組織のパフォーマンスが大きく変わります。


♯2に続く

千原さんの人生が思った以上に壮絶だったので1回では収まりませんでした...

次回は千原さんがどういった思いを持って仕事をしているのか、夢はなにか、アジアクエストで働く理由についてお聞きします!

♯2はこちらから!

≪社員紹介vol.3≫国家的エリートコースから外れニートになった僕は、最年少マネージャーになった #2 | Member
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