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9月からリバースラボに参加しているTakayuki。
固めた覚悟は、≪楽な選択≫よりも≪辛い選択≫をすることでした。
環境に甘えることなく自分により厳しく、静かに燃えるNEWCOMER、満を持しての登場です!
■Takayuki's profile
年齢:20歳/出身地:東京都/最終学歴:高卒
長所:素直/短所:目が小さい
前職:ガス会社の保安員
趣味:運動大好き!フットサル・サッカー・バスケ…etc。
マイブーム:朝に熱い歌を聴き、夜にバラードを聴くこと。
-おすすめの曲はある?
【隆之】今はハマっている曲は、朝はAK-69とUVERworldがコラボした≪Forever Young≫、夜は平井大の≪tonight≫です。平井大の曲は、夏の夜という感じがしますよねー!
■楽な選択と久し振りの≪叱り≫
-前職は某大手ガス会社で働いていたみたいだね。
【隆之】はい。ガス漏れがないかなど設備の定期保安検診、施工などを行っていました。5か月ほど働いていました。
-それでリバースラボに参加することを決意して退職、少し早かったんじゃない?
【隆之】いや、自分でも早いと思いました(笑)。
会社では尊敬できる先輩と一緒に仕事をすることができて幸せでしたし、そもそも自分は物事をこんなに早く辞めるのって初めてなんですよ。サッカーも8年くらいやってきましたし、バイトも辞めたことはありませんでした。
-それなのに、何で退職したの?
【隆之】ここの面接を受けたことがきっかけです。2回面接をしていただいたのですが、人事の雄哉さんを通して初めて侑弥さんに会ったんです。
自分は子どもの頃から、自分のことは自分で選択してきました。他人に何かを指摘されたことって、あまりなかったんです。でも侑弥さんが、「そこは違うだろう」ってズバリと言ってくれました。そういう経験が久々すぎて、「あぁ、自分はこういうことを言われたかったんだ」って感じたことを、今でもよく覚えています。
結局、自分には弱い部分があって、安定重視で大手を選んでしまった。自然と楽な道を選んでいる自分を変えたいと思うようになりました。でも、自分と向き合うとか、この職場はそういう環境ではないと気づいて退職しました。
■両親への感謝と固めた覚悟
-それじゃぁ、そんな隆之の子どもの時の話から聞いていくね。
【隆之】小さな頃からスポーツが好きで、中学からはサッカーに夢中になっていました。
でも中学3年の時に母親が入院したあたりから、取り巻く環境が少しずつ変化していきました。
-何かの病気だったの?
【隆之】その時は無事に退院したのですが、後遺症みたいなものが残り続けていました。高校1年の終わりか、高校2年の時だったと思います。パーキンソン病と診断されました。
母はそれまでパートで一生懸命働いていたのですが、自分も高校になってバイトをはじめていたので、「自分が働くから、もういいよ」って、その年の冬に全日制の制服を脱ぎ捨てて定時制に編入する覚悟を決めたんです。両親に話すよりも先に、先生に希望を伝えていました。
働く時間が増えると、当然ながら勉強する時間も減り、成績も下がっていました。食べていくためにはということもあったので、そこは迷うことなく決断しましたね。
残りの高校生活は、すべてバイトに捧げました。
-父親は何の仕事をしていたの?
【隆之】一人親方です。仕事の単価が高い訳ではなく、福利厚生とかもないので、安定した仕事ではなかったですね。
-そっか。子どもに働かせることになって、両親には負い目があっただろうね。
【隆之】うーん、父親にはないと思います、性格的に(笑)。
ただ、母親は感じていましたね。定時制に通っていた頃に、母親と一緒に外を歩いていたんです。その時、全日制の制服を着た同い年くらいの子たちとすれ違った時、母親が泣いたことがありました。本当に辛かったですね。
-隆之は両親に対して、どのような思いを抱いていた?
【隆之】バイトをはじめて気づいたんです。子どもの頃サッカーに夢中になっていた、稼がなくても自分がやりたいことをできていた、お金のことを考えずに生きることができたって幸せなことだったんだなって。
だから、感謝しかないです。体張ってここまで育ててくれたのですから。
-挫折があるとしたら、なんだろう?
【隆之】後悔があるとしたら、大学に行けなかったことですね。
-大学に行きたかったんだ?
【隆之】そうですね。高校こそ皆と一緒に行くことができませんでしたが、大学に進学すればひとつ年の差はあっても、皆と同じレールの上を走っていけるような希望がありました。そこに行けない現実を突きつけられた時、ショックでしたね。
今になってみれば言い訳だとわかっているのですが…。
-家庭のこともあったし、言い訳でもないような気がするけど…。
【隆之】たとえば本当に大学に行きたかったんだったら、もっと勉強して特待生として入学することもできた訳です。
でも、「自分が正しいと思っていた選択が、今この現状でしょう?責任を環境のせいにしているだけじゃない?」って侑弥さんに指摘された時、何も言い返すことができませんでした。
-でも、実際に苦労はしたでしょう?
【隆之】傍から見れば、確かに苦労人に見えるかもしれませんね。でも、辛い時や苦しい時、嫌な時ほど歯を食いしばって自分のことをやり抜くメンタルの強さというものが、自分にはありませんでした。
選択することって、常日頃からありますよね。たとえば小さいところで言ったら、駅の中でエスカレーターを使うか階段を使うかとか…。大きい選択を迫られる時って、そういう小さな選択の積み重ねが大事になってきて、どれだけ辛い方を選んできたか、どれだけ楽な方を選んできたかで、変わってくると思うんですよ。
二次面接は山下さんが話を聞いてくれたのですが、「他人と比べてどれだけ辛い場数を踏むことができるか、どれだけ自分に勝ち続けられるか、それによってカッコよさだったり、見えてくる景色が変わってくるし、それが成長することだと思う」って言われた時には自然と納得することができました。
■「とりあえず、お前は笑っとけ」/隆之の笑顔
-リバースラボに参加して、どんな毎日を送っている?
【隆之】生活の質が、ガラッと変わりました。
前は暇な時とかスマホをいじっていましたけど、今は全然いじりません。やっぱりSNSとか見ていると、他人の観察になるじゃないですか?それを止めて、自分に向き合うようになりました。
行動面でも変化があって、体力をつけるために朝走ったり、体調管理を徹底したり、トークを覚えたりとか、目の前のことであったり、その上で必要になってくるものを、自然と重視して取り組んでいる自分がいます。
-そっか、いい変化だね。ところで、隆之は笑顔がいいね。言われたことない?
【隆之】それ、雄哉さんにも言われました。「とりあえず、お前は笑っとけ」って(笑)。
-営業にとって笑顔は武器だからね(笑)。これからもがんばってねー!
【隆之】ありがとうございます。がんばります!
自分はあまり大きなことを言う人間ではないと話すTakayuki。
その目標は謙虚で、≪目の前の壁を乗り越える≫こと!
自分にだけは負けたくない、決意を胸に秘めたひとりの研修生の物語が幕を開けます!!