UPSIDERへの想い
UPSIDERは「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションの実現を、本気で目指すチームです。
私自身、これまでのキャリアでは常に自分のスキルを磨くことを重視してきましたが、よりビジョナリーに生きたいと思うようになった頃、UPSIDERと出会いました。挑戦する企業を経済的に支えることは、社会的にも非常に意義のあることだと感じています。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。今回語ってくれたのは、2025年9月にUPSIDERへ入社し、カード基盤部 Processorグループでプロダクトマネージャーを務める田中祥一さん(以下、Shoichi)。
大学時代のインドネシア留学でマーケティングに出会い、新卒では広告代理店の株式会社アイレップ(現 HAKUHODO DY ONE。以下、アイレップ社)に入社。その後コインチェックで暗号資産領域のプロダクトマネジメントを経験し、現在は金融インフラ領域に挑戦しています。
これまでのキャリアの選択理由や、各ステージで得た学び、そしてUPSIDERで実現したいことを伺いました。
ITの力で人々の生活が一変する様子を目の当たりにし、進んだデジタル広告業界
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
UPSIDERのカード基盤部 Processorグループで、決済基盤システムやカード発行システムのプロダクトマネージャーをしている、Shoichiです。
新卒ではアイレップ社に入社し、3年半の間で営業や広告運用、プランニングなど幅広く担当しました。その後コインチェック株式会社(以下、コインチェック社)に転職し、暗号資産交換サービスのプロダクトマネージャーを経験。
2025年9月にUPSIDERへ入社しました。
ーー新卒でアイレップ社を選んだ理由を教えてください。
大学時代、インドネシアに留学したことがきっかけです。留学先で、マーケティングや消費者行動の講義を受けて、マーケティングの面白さに惹かれました。
また同時に、UberやGrab、Go-jekといったサービスが立ち上がり、人々の生活を一変させているのを目の当たりにしたことで、ITの力を実感しました。
自営業の家庭で育ったのですが、法改正の影響を受けて事業が立ちいかなくなり、経済的に厳しい環境で育ったことから、「社会人になったら、自分で生きていけるスキルを身につけたい」と元々考えていました。それらのことが重なり、デジタルマーケティングに特化したスキルを得るため、デジタル専門の広告代理店を志望しました。
多くの広告代理店があるなかで、アイレップ社が掲げる「先義後利」(道義・正義(義)を先にし、利益(利)は後にすべきである)というカルチャーに惹かれ、入社を決めました。
ーーアイレップ社で印象に残っている経験はありますか?
毎年のように職種が変わり、営業から広告運用、案件のPM、時にはコンペ(コンペティション)でのプランニングまで多様な経験を積みました。
特に印象的だったのは、数社が参加していたナショナルクライアント(全国的に製品やサービスを販売し、広範囲に宣伝活動を行う大手の広告主)のコンペで自分たちのチームが選ばれたことです。
新卒の頃に当時のCBDO(Chief Business Development Office)から「広告業界では、結果や順位が特に重視される環境だ」と指導いただいたことがずっと心に残っていました。そういったこともあり私自身初めてのコンペで自分たちを選んでもらったことは大きな達成感がありました。
また、退職時にお客様から「田中さんが担当で心強かった」と言っていただいたことも忘れられません。デジタル広告は担当者やチームによって成果が変わる世界だからこそ、個人として信頼を得られたことは大きな誇りです。
広告で商品の「価値を届ける」から暗号資産という「価値を作る」側へ
ーーその後、別業界であるコインチェック社に転職した理由は何だったのでしょうか。
アイレップ社での仕事は「価値を届ける」ことでしたが、次第に「価値をつくる」側に挑戦したいと思うようになりました。
暗号通貨の領域は規制が整備途上でカオスな環境だったので、挑戦の場として面白いと感じました。また「世界の持たざる者を支えられる可能性がある」と思い、社会貢献性の高さを感じ、入社を決めました。
ーーコインチェック社での経験について教えてください。
大きなところで言うと暗号資産の積立投資サービスのプロダクトマネジメントを担当しました。アナリストやエンジニア、デザイナー、マーケターなど多職種と協働し、KPI管理から施策立案、デリバリーまで推進しました。
私が重視していたのは、PdMが意思決定のリードをしつつも、チーム全体の納得感を大切にすることです。HOWの部分は専門職に任せつつ、チームの全員が納得感を持ち、同じ方向を向いて走れるためのコミュニケーションを大事にしていました。
最終的には当初設定したチャレンジングな目標を達成し、チームで喜び合えたことは人生の中でもかけがえのない経験です。
また、暗号資産業界は規制が厳しいため、業務を遂行する上での法令やコンプライアンスを意識する習慣も自然と身につきました。これはUPSIDERの金融領域でも大きく活かせると思います。
「挑戦する企業を経済的に支えたい」ビジョナリーに生きることを追いかけた先に出会ったUPSIDER
ーーUPSIDERの選考に進んだきっかけを教えてください。
これまでのキャリアでは自分のスキル成長を重視していましたが、経験も重ね、よりビジョナリーな仕事がしたいと思うようになり、転職活動を始めました。