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プロフィール
新卒で楽天に入社後、ECコンサルタントとして活躍。その後、リクルートのシンガポール法人で人材紹介事業に携わる。2015年にDXスタートアップのモンスターラボに参画し、シンガポール法人の社長としてアジア・欧米市場への進出を牽引。上場後はグループ全体の経営戦略やファイナンス面にも従事。2024年、ブルードにジョイン。
目次
プロフィール
世界20カ国へ挑んだ10年
未開拓市場でDXを切り拓き上場を実現
ブルードに惹かれた3つの理由
日本発グローバル企業への本気の挑戦
世界20カ国へ挑んだ10年
──まず、どのような学生時代を送られてグローバルキャリアを目指されたのか、原点をお伺いしたいです。
私自身田舎出身で少し自分の人生の選択肢が制限されているような感覚があり「誰もが自由に人生の選択肢を提供できる」ような世界になって欲しいなと思うようになっていました。今振り返ると、高校や大学で海外に進学をするという選択肢を提示してもらっていたら、進学したかった、という心残りもあります。
そこで、大阪大学で「現実世界を哲学する」というようなコンセプトで「臨床哲学」という研究室を後の大阪大学の学長になられる鷲田清一先生が立ち上げられたことを知り、この研究室で学びたいと思い、大阪大学の臨床哲学研究室の門を叩きました。
そこで気づいたのは、自分の中で「世界がこうあるべき」というものは確立できましたが、学問はあくまで理論であり、学問の道を進み、本当に「人に人生の選択肢を提供できる」ようなことを実現するのは難しいなということでした。
──そこからどのような経緯で、なぜモンスターラボにジョインされたのですか?
そこから、後のIT大臣になられる方の事務所でインターンをしてみたり、ベンチャー企業でインターンをしてみて、「事業」なら社会を変えたり人に人生の選択肢を提供できるようなことができそうな感覚を持ちました。
バングラデシュのグラミン銀行でインターンをしたり、ベルギーのビジネススクールに交換留学に行ったり、セネガルの村でマクロファイナンスのプロジェクトをやってみたりして、「事業を通じて社会をよくする」「事業を通じて人に選択肢を提供する」ということを人生や仕事の軸にしようと思うようになりました。
留学から帰国し、大学の友人と高校向けに「20代の先輩のキャリアインタビュー」を集めたフリーペーパーの事業を始めました。「海外で働きたい」「医師になりたい」「海外でスポーツ留学をしたい」など色んな思いを持つ生徒が出てきてくれて、先生や学生からの評判もすごくよく、充実感もあったのですが、高校という教育機関の特性上、高校が許可してくれる広告の種類が限られ、スケールするには課題がありました。
そこで、事業を停止し、それぞれ事業を学ぶという選択をとりました。私は当時IT業界の人材輩出企業であった楽天に入社しました。2年間がむしゃらに働き、ECのプロと言えるような感覚を持つことができ、トップECコンサルタントの仲間入りをするぐらいまでには成長した実感を持てました。
グローバルで事業をすることについて学ぼうという思いから、リクルートのシンガポール拠点で人材紹介事業に携わりました。1年でアジアマーケットや海外で成功する日本企業の共有点などがなんとなくわかってきたので、いよいよグローバルで「事業を通じて社会に貢献する」「人に選択肢を提供する」ような事業を始めようと起業の準備を始めました。
そのタイミングで、モンスターラボがこれからグローバルに事業を展開しようとしていること、シンガポールで社長として事業立ち上げをしてくれる人材を探していること、ベトナムやバングラデシュのエンジニアを活用して先進国のDXを行うことで、テクノロジーで世界を前進させながら、途上国や新興国のエンジニアにグローバルで仕事をするという選択肢を提供するような事業モデルであることから、モンスターラボでまず「事業を通じて社会をよくする」「グローバルで人に選択肢を提供する」ということを実現してみようと思いました。
未開拓市場でDXを切り拓き上場を実現
──モンスターラボでのご経験を具体的にお伺いできますでしょうか。
モンスターラボにジョインした2015年頃はDXという言葉がほとんどないような状態で、Webやアプリ開発などは大企業がモンスターラボのようなスタートアップ企業、ブティック企業に発注するというような業界構造でした。欧米市場もリサーチしてみると当時欧米市場もそのような構造になっており、2社ほどスケールした企業があり、これは欧米及びアジア市場でも展開し、DXに特化したグローバル企業としてロールアップしていけばDX市場である程度のプレゼンスを持つ企業になれるかもしれないと思い、社長と海外展開を進めました。
欧州企業、米国企業を買収し、さらに買収した会社から他の国に展開をする、という形で最終的に20カ国ほどに展開することになりました。よく、事業成功の要因は正しい市場で正しいタイミング、正しい角度で事業を展開することだと聞きますが、それを肌で感じながら経営し事業がどんどんスケールしていきました。
ただ、市場やタイミングも大事ですが、欧米、アジア20カ国で経営をしてきましたが、非常に大事だと感じたのはミッションやカルチャーフィットした経営人材が買収した会社にしっかりと入り込み、各拠点の経営陣とワンチームで経営することでした。これができていればもっとうまくスケールできていたと感じています。
一方で、上場という使命も担っていたため、上場準備にも取り組みました。主幹事証券や機関投資家とコミュニケーションを取りながら、株式市場にも一定評価されるビジネスを築き上げられたという感覚を持つこともできました。結果として無事グロース市場にも上場し、今後の事業成長の目処がある程度つき、一定自身の役割が終わったなというタイミングで他のキャリアに進むことにしました。
ブルードに惹かれた3つの理由
──キャリアの岐路。数ある会社の中からどうしてブルードだったのですか?
主に3点あります。
1点目はやはり、「より多くの人に、グローバルという選択肢を。」「世界を代表する、ライフチェンジ・インフラになる。」というミッションとビジョンが私自身のミッションと一致しているところが大きいです。また、入ってみてわかるのが、みんながこのミッション、ビジョンに向かっていることを感じられるのもすごく私に合っているなと思ったポイントです。
後述しますが、留学関連市場のグローバルでのトップ企業の売上が1兆円を超える規模なのですが、ブルードはそのグローバルトップ企業を売上でも、サービスでも越える、「世界で一番ライフチェンジを実現する会社になる」というのを社長だけでなく社員まで信じて走っている姿をみて、この会社ならミッションを本当に実現できるかもしれないと思いました。毎日が文化祭のような感じで、楽天やモンスターラボで感じた熱狂しているスタートアップ感と同じようなものを感じました。
振り返ると、ソフトバンクやファーストリテイリング、楽天、サイバーエージェント、ビジョナル、Shift、Openhouseなど、この20年ほどで劇的に成長してきた企業はミッションや目標の目線が本当に高く、しかもそれに対して社長だけでなく、経営陣や社員が本気で実現しようとしている会社だなと感じています。そういう意味で、ブルードは会社、社長、社長と私でミッションの実現を共有し合えていると思えました。
2点目は、「事業としてグローバルで勝てる」のが手触り感を持って感じられる点です。
留学関連の市場は、集客と教育提供の担い手が分かれ、中小事業者が各国に点在する構造です。私たちは、バリューチェーンをより一体的に設計・運用するアプローチによって、グローバルでの拡張余地が大きいと感じています。
また、この市場はテクノロジーによるイノベーションがまだ発達しておらず、ずっとテック業界にいた私からみると、テクノロジーを駆使することにより世界で有数の企業になれるという感覚を持つことができました。
さらに、AIが世間を席巻していますが、この市場は留学先での体験などリアルサービスとテクノロジーによるサービスが混在するサービスであるため、AIによる市場の破壊のようなものも起きづらく、AI時代にしっかりと事業を伸ばし続けることができると感じました。
3点目は、自身がバリューを出せる環境にあることです。今のブルードは国内事業が順調に成長してきていますが、今後グローバルでトップティア企業になることを考えると、グローバルで活躍できる経営人材がかなり多く必要になってくることが想像できました。ちょうどモンスターラボで経験してきたことを、成功経験や失敗経験両方を糧にしながらブルードがグローバル企業になるのに活かすことができると思いました。
先ほども話しましたが、ブルードの環境は、楽天やモンスターラボに入社した時の感覚にすごく近いです。ブルードの事業は既に安定成長軌道に載っていますが、目指している目標が高いので、非連続的な成長を達成するために事業開発をガンガンやっているフェーズです。
既存事業でもお客様や動画の反応に応じて施策をどんどん変えていきます。マーケティングや営業の方針変更に対しても、朝令暮改などネガティブに捉えず、「事業が成長するためには変化が当たり前」「お客様のライフチェンジを実現したい」という思いから、みんな明るく元気に前向きに働いています。仕事に熱狂しているなという感覚です。毎日が文化祭のような雰囲気で楽しく仕事ができています。これこそが伸びる会社の特徴だなと思っていて、懐かしくもあり、もう一度ここからどんどん会社がグロースしていくイメージが沸きました。だからこそ、このフェーズを見てきた自分の経験が役に立つと思えました。
日本発グローバル企業への本気の挑戦
──最後に、読者へのメッセージをお願いします。
トヨタやファーストリテイリングなどの製造業では「日本発でグローバルのトップティア企業になる」ことが実現できる企業が生まれてきていますが、2000年ごろから創業された企業でこれを本当に達成できた企業がほとんどないと感じています。これまで楽天では海外市場に挑戦する姿を社内からみたり、リクルート、モンスターラボでは実際に挑戦もしましたし、海外市場に挑戦する企業様の支援もしてきましたが、なかなかうまくいかなかったことに悔しさを感じています。
テック企業、マーケットプレイス型のビジネスモデルなどは、一度マーケットの覇者が生まれるとひっくり返すのは至難の業。楽天だとAmazon、リクルートだとLinkedInだった。(今はindeedで頑張っているが)。資本力、市場環境、ビジネスモデル、競争環境など、多くのサクセスファクターが必要だと痛感しました。
市場環境、タイミング、事業角度などから、ブルードは「日本発でグローバルのトップティア企業になる」ことができる数少ない企業だと考えています。そういった企業を本気で作りたい人材が集まってきていますので、日本発のグローバル企業を本気で作りたいと思われる方にはまたとない環境だと思っています。
「より多くの人に、グローバルという選択肢を。」
「世界を代表する、ライフチェンジ・インフラになる。」
ミッションやビジョンに向かって、社長、経営陣、社員、全員で一緒にまっすぐ、前向きに、泥臭く、毎日働いている感覚は生きている感じがしますし、何度も言いますが毎日が文化祭のような感覚です。
大企業で働いているとなかなか感じられないと思いますので、ミッションやビジョンを共有した仲間と一緒に大きな目標を達成したいと思う方は是非一度お話できればと思います。