こんにちは、採用担当です!
最近、若手社員との面談の中で、こんな声をよく耳にします。
- 「マネジメントにはあまり興味がないけれど、今のままでは物足りない」
- 「人の指導や数値管理は向いていない。でも何かスキルアップしたい」
そんな気持ち、実は少なくないはずです。
同じ部門内でのキャリアアップやスキル向上であれば上司にも相談しやすいですが、
「全く別の仕事をしてみたい」という希望はなかなか口にしにくいもの。
「やる気がないと思われたらどうしよう…」
「今すぐ辞めたいわけでもないし、評価が下がったら困る」
そうして水面下で転職を考える方も実際にいらっしゃいます。
過去にはこんな声を残して、転職された方もいらっしゃいました。
- 「人間関係はすごく良かったので、心残りです」
- 「何かが嫌だったわけではなく、別の仕事をしてみたかっただけ」
こうした声を聞くたびに、「何か会社としてできることはないか?」と私たちは考えてきました。
そして生まれたのが【社内公募制度】です!
一部の大手企業ではすでに導入されていたこの制度。
当社でも新しいチャレンジの場を社内に作ろうと、2023年に導入しました。
社内公募制度とは?
- 社内の別部門がオープンポジションを提示
- 応募者は匿名で応募(※上司に知られずに応募可能)
- 応募があったことはごく一部の採用チームのみが把握
- 異動が決定するまで現所属には非公開
制度のコンセプトは、「転職するなら、日本PCサービスグループ内で」。
未経験分野への挑戦や、自分に合った働き方を模索する社員を後押しするための仕組みです。
導入初期は、一部の上長から反発の声もありました。
- 「いきなり異動されると困る」
- 「部門の目標達成に支障が出るのでは?」
もちろん、異動のタイミングは繁忙期・閑散期を考慮。
また、前部門が異動を拒否することは不可としており、
異動に関する調整や業務引継ぎは異動後の部署と採用チームが主導で対応します。
時間とともに、
「うちの部門も人を出すし、入ってくることもある」
という認識が広がり、持ちつ持たれつの風土が自然と生まれました。
実際に叶ったキャリアチェンジの例
この制度を通じて、すでにこんなキャリアの実現がありました。
- ヘルプデスク部門 → 採用担当へ
- 個人向けテクニカルサポート → 法人向け技術営業へ
- 個人向けテクニカルサポート → プロジェクトマネージャーへ
異動後も人間関係や待遇が大きく変わらないため、安心してチャレンジできるのも魅力の一つです。
「管理職にならなくても、成長できる道がある」
「自分のキャリアは、自分で選ぶ」
そんな風に感じてほしいからこそ、私たちはこの制度を大切にしています。
マネジメントには興味がないけれど、もっとスキルを伸ばしたい。
別の部門で新しい視点を得たい。
そんな思いを抱えている方は、ぜひ日本PCサービスの社内公募制度を活用してください!
そして、これから入社される皆さんも、キャリアの選択肢が多い職場で、
長く・柔軟に働くイメージを描いていただけたら嬉しいです。