株式会社ノンピ's job postings
こんにちは、広報の坂本です。
ノンピでは法人向けにケータリング・デリバリーサービスを展開しています。
今回、ノンピのケータリングチームのシェフである創業時からノンピを支える総料理長の佐野さんと入社3ヶ月の新人高橋さんの2名に、オーダーメイドケータリングの製造とnonpi foodbox🄬の製造を中心に、開発の裏側や仕事への想いの話を聞いてきました!
■佐野 昌之シェフ
ノンピ創業時に参画後、祖業であるイタリアンレストラン "Enzo pasteria"(西麻布)から始まり、複数店舗の立ち上げや料理長を歴任。その後、 ケータリング・デリバリー事業の料理長として活躍。ノンピ創業当時より多岐にわたってノンピの食を支える唯一無二のシェフ。ケータリングの総料理長。
■高橋亮シェフ
高校卒業後、東京・神奈川のミシュラン掲載店にて研鑽を積んだ後、都内複数のフランス料理店で料理長を歴任。料理番組出演や、食品メーカーとのタイアップレシピ監修など活躍は多岐にわたる。2024年ノンピに参画後、18年の飲食経験を活かし、foodbox開発責任者に就任。
オーダーメイドケータリングメニュー考案のこだわり
佐野〉オーダーメイドケータリングは、イベントの趣旨に合わせてプランナーから依頼があるので、提供時間帯(昼・夜)、男女比、年齢層、趣旨(カジュアル、ラグジュアリー)など、細かな点も確認してメニュー内容を組み合わせています。
例えば、立食メインであればフードのサイズ感は小さくした方がいいし、お客様が自分で食事を取るならカップにしたり。年齢層においては、ご年配の方が多いと柔らかい料理を多くしたり和食取り入れるなど、プランナーから具体的な希望がなくても想像して考案します。
また、セッティングの時間がどれだけ確保できるかで、現地でパーツを渡してドレス(飾り)ができるのか変わってきます。具体的には、ハーブなどのリーフ系やソースをかけるとかですが、やはり彩りも大事なので、仕上げまで重要視しながら、オペレーションにも問題がないか確認をします。
お客様のご予算に合わせてにはなりますが、オーダーメイドケータリングは料理人のカラーが出るし、こだわりが詰まっているので、その分時間や手間をかけることもあります。
一方で最近はシーズンに合わせてプラン化もしているのでこのあたりは効率化が進んでいると思います。
高橋〉そうですね。よりお客様へのご提案がしやすいように、今期からオーダーメイドケータリングではシーズンごとにプラン化を進めています。私は季節メニューの開発依頼をいただいて、秋のハロウィンプランの開発をしました。こちらは既に開発は終了して販売開始までに諸々の微調整を行なう段階になっています。
また、クライアント様の慰労会など特別な会に合わせたケータリングメニューにも携わりました。ここではお見せできず心苦しいですが…その時はフードの形をクライアント様を象徴する国民的キャラクターのモチーフに見立てて表現しました。
オーダーメイドケータリングのメニューでは、このようにwow!!と思ってもらえるような1つのフックになる目玉メニューを入れ込むように工夫しています。全体のバランスをみつつも、お客様が「…!!」と表情を変えて見入ってくれるようなものを作りたいと思いながらメニューを考えます。
nonpi foodbox® for onlineの開発の難しさ
高橋〉nonpi foodbox® は、フードとドリンクを一箱にして全国へお届けするオンラインコミュニケーション向けのサービスです。レストラン経験しかない自分にとって、こういった商品は今まで携わったことがない領域でしたが、今回、nonpi foodbox® for onlineフレンチプランの開発に携わりました。たしか、声をかけてもらってメニューの提出をしたのは入社して2日目です(笑)
もちろん、「こういう部分にはこういうことを配慮して開発をしていく 」というのは教えてもらいながらも、初めてのことなので、試験輸送中の衝撃で水分がこぼれることやその他製造工程で必要な考慮もレクチャーいただきましたが、オペレーションでの新たな着眼点を学ぶばかりで少し苦労しました。
特に、nonpi foodbox® for onlineは冷凍保存する工程があるプランもあり、食材によっては冷凍と解凍に絶えられないものもあるので、この部分においてもシェフチームの先輩方からフィードバックをいただきながら、改善していきました。難しい部分も経験しましたが、メニューを大きく変えることなく、売れ行きの初動も好調のようで安心しました。
nonpi foodbox® for onlineフレンチプラン