- バックエンドエンジニア(Go)
- 27卒ビジネス職
- ゲーム|バックエンドエンジニア
- Other occupations (21)
- Development
- Business
韓国、中国、そして日本と3ヶ国を舞台に活躍されてきたイ・ジョンウさんにお話を伺います。大手ゲーム会社で事業開発の最前線に立ち、豊富な国際経験を持つイ・ジョンウさん。ミラティブにジョインして約1ヶ月で感じる、リアルなやりがい、そして未来の可能性とは。
イ・ジョンウ(Lee Jeong-woo)
韓国出身。清華大学にて学士号および修士号取得。韓国と中国でそれぞれ10年以上過ごし、現在日本在住9年目。ネクソン、ByteDanceで三カ国の事業開発やKongStudiosの日本法人の設立・代表を務めるなど、グローバルの名だたるゲーム企業で経営や事業開発を経験。現在はミラティブにて、主に中国のゲーム会社向けのセールスと、新たなビジネスモデルの企画・開発を担当。
日中韓での経験を武器に、セールスと事業企画の二刀流で挑む
――これまでのご経歴と、現在のミラティブでの役割について教えてください。
韓国で生まれ、韓国と中国それぞれで10年以上を過ごし、日本に来てちょうど9年になります。大学卒業後は韓国の大手製鉄会社で働きましたが、ゲーム業界で長くキャリアを築いてきました。ゲーム業界でのキャリアのスタートは、他国でリリース前の面白いゲームを日中韓で発掘し、他の国で成功させるための契約からリリースまでの全体的なプロジェクト管理を担当してきました。ビジネスデベロッパーから始まり、日本支社の代表や中国の総括責任者も経験しました。
ミラティブでは、主に2つの業務を担当しています。1つは、中国のゲーム会社に対して、Mirrativの広告を提案するセールス業務です。
もう1つは、事業開発です。KOLマーケティングや、私の経験を活かして自発的に既存のサービスにとらわれない新しいBtoBビジネスモデル、広告商品、イベントを企画する事業開発に取り組んでいます。ミラティブの可能性を広げ、クライアントの選択肢を増やすことで、最適な提案ができる。これが今の私の仕事です。
――セールスだけでなく、ご自身の経験から役割を広げられているのですね。
はい。もともとはセールス担当ですが、選択肢が多ければ多いほど、クライアントに「この中から、どれが欲しいですか?」と、より価値のある提案ができます。ミラティブの可能性を広げ、ビジネスのボリュームを大きくするために、これまでの経験を活かして様々な企画を進めています。
新しい機会を恐れない。成功体験が育んだ「開拓者」としてのマインド
――ライブ配信という新しい業界へ転職されたきっかけと、その中でミラティブを選んだ理由を教えていただけますか?
数年前からライブ配信市場には注目していましたが、ここ2、3年で「成長の余地が大きい」と確信しました。私がモバイルゲーム業界に入ったのも、市場が生まれてまもない頃でした。その経験から、これから大きく成長する市場に、今すぐ飛び込むべきだと考えたのです。
特に「ライブ配信」と「VTuber」は、日本で最も面白いと感じていた2つの領域です。Mirrativは、その両方を手掛けており、さらにゲームに特化している。まさに私の希望と全ての条件が合致しました。
また、私は大きな会社と成長中のスタートアップの両方で働いた経験がありますが、断然スタートアップの方が面白い。自分の働きが、事業や組織にどう影響を与えたかがダイレクトに見えるからです。チームで成功を掴んだ時の喜びは、大企業では味わえない格別なものがあります。
――新しい市場や環境に飛び込むことに、恐怖心はないのでしょうか?
全くありません。これまでの人生では、準備なく突然大きなターニングポイントが訪れることが多かったんです。例えば、父の事業の関係で家族全員で中国へ移住したこと。大学を卒業して、突然韓国に戻って大手製鉄会社で働き、そこからまた突然未経験のゲーム業界に転職したこと。日本語が全く話せない状態で日本に来て、駐在員として働き始めたこと等。
いつも突然の変化の中で、機会を掴むことで良い結果に繋がるという経験を何度もしてきました。だから、新しいチャレンジは怖くない。むしろ、目の前にそういう機会があったら、挑戦しない理由がない、という感覚です。
「やることが多い」=「面白い」。入社1ヶ月で見えたミラティブ
――入社して1ヶ月とのことですが、率直な感想や、やりがいを感じる点を教えてください。
入社してまだ1ヶ月ですが、すでに2、3ヶ月分くらいの仕事をした気分です(笑)。私は昔から、簡単なものより難しいもの、0から1を作る仕事に惹かれるタイプです。誰もやりたがらない困難なことでも、成功させた時の達成感は大きい。ミラティブは成長中のスタートアップなので、もちろん課題や、まだまだ整備できる部分がたくさんあります。普通に考えると大変なことかもしれませんが、私から見れば「やること、改善できることが沢山ある!」と、面白くてたまらない環境なんです。
自分が手掛けることで、課題が解決され、周りがハッピーになる。自分の能力を発揮できる場所があることが、何よりのやりがいです。逆に、すべてが完璧に整っていて「やることが何もない」状態が、私にとっては一番怖いですね。
――入社前後のギャップはありましたか?
良い意味でのギャップがありました。これまではゲーム業界、しかも管理職だったので、以前は家に帰れないことも日常茶飯事でした。ライブ配信のプラットフォームはもっと大変だろうと覚悟していたのですが、実際は福利厚生や社員を大切にする制度が想像以上に整っていて、ゲーム会社時代より働きやすい環境で驚きました。
もちろん、外から見ていた時には分からなかった内部の課題も見えましたが、先ほどお話しした通り、それは私にとっては「面白さ」に繋がっています。
国籍は関係ない。実力でチャンスを掴める環境がここにある
――グローバルなキャリアを歩んできたジョンウさんから見て、ミラティブはどのような環境ですか?
外国籍の方が日本の企業で働く際、「担当業務しかさせてもらえない」「昇進の機会がない」といった不安を聞くことがあります。実際に、一部の企業ではそういったケースもあるかもしれません。
しかし、ミラティブのような若く、成長しているIT企業は全く違います。この会社は、国籍や経歴に関係なく、実力さえあれば誰にでも重要な役割を担うチャンスが与えられると実感しています。優秀なグローバル人材が、その能力を最大限に発揮できる場所です。そうした方々にとっての希望となるよう、私もパイオニアとして道を切り拓いていきたいですね。
これからミラティブを共に創る仲間へのメッセージ
――今ミラティブの求人へ応募を検討されている方や、これから同じチームで一緒に働く人へメッセージをお願いします。
一番大切なのは、「チャレンジが好きな人」かどうかです。もちろん、お客様と積極的にコミュニケーションをとり、関係を築いていける力も重要です。
個人的には、僕自身が大きな絵を描くのが得意な分、冷静に物事を分析し、緻密に計画を立てられる方とはいい相乗効果を生み出せると思っており、ぜひ一緒に働きたいです。
Mirrativはリリースから10年が経ち、外から見ると既に成熟したサービス・企業に見えるかもしれません。しかし、中にいる私からすると、本当の挑戦はまさにこれから始まる、と感じています。このエキサイティングな成長期に加わることで、個人も会社と共に大きく成長できると確信しています。興味がある方は、ぜひ恐れずに挑戦してください。
※記事の内容は取材当時(2025年10月時点)のものです。
ミラティブでは積極的に採用活動を行っています。本記事を読んで、ミラティブに興味を持ってくださった方は、ぜひご応募ください!