デジタルマーケの会社が福祉に参入!【フランチャイズオーナーストーリー】 | LOGZGROUP株式会社
今回はルーツという生きづらさ解消コミュニティこと就労移行支援事業のフランチャイズ加盟をされた、株式会社フリーウェブホープの相原社長にお話をお伺いしたいと思います! 相原 祐樹 ランディングページ制作を行う株式会社FREE WEB HOPE( ...
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フランチャイズとして、共に福祉業界を盛り上げていくこととなったフリーウェブホープ株式会社の相原社長。濃〜い経歴を伺った前回の記事(https://www.wantedly.com/companies/logz0616/post_articles/193016)に引き続き、今回は参入理由を伺いました!
相原:ランディングページ制作を行う株式会社FREE WEB HOPE(http://free-web-hope.com/)の代表取締役。都内で数少ないランディングページ制作専門会社で、年間100本以上の制作を手掛ける。
古徳:フランチャイズ運営を行う、LOGZGROUP株式会社の代表取締役。詳しくはこちら(https://www.wantedly.com/companies/logz0616/post_articles/1822 )!
尾辻:LOGZGROUP株式会社の取締役。
古徳:前回かなり濃い相原社長の経歴を聞きました笑
相原:そうだね、お陰様ですごい反響というか、言及数というか、ウォンテッドリーもしばらく1位だったね笑 それもあってか今日は先に、僕のやろうとしている福祉事業をはじめに超簡単に説明しておく笑
僕がやろうとしている事は、「就労移行支援施設」って言って、障がい者に対して自社で蓄積してきたノウハウやスキルを身につけてもらって、社会復帰に役立ててもらう。それをこのLOGZGROUPって会社が先にやっていて、僕はフランチャイズとして加盟したってワケです。1号店は神田だよ。
古徳:ですね笑 まとめ有難うございます。では今日はフリーウェブホープさんの事業内容から聞かせてもらいたいです!
相原:2011年9月に創業して、今9期目。丸8年位上LPを創りまくってきた。年間で100本とか。受託でそれだけ作ってる会社って中々ないと思う。フリーウェブホープの特徴としては、創業当初から顧客セグメントを区切っていないからこそ、あらゆる広告運用を経験できてノウハウがあることだね。toCもtoBもうちでは区別しないでやっていて、案件で言うと半々ぐらいで、toBだとサービス系とか、SaaSも増えてるね。toCだと例えばブライダル系とかスマホの防水ケースみたいな物販とか化粧品とかこちらもなんでも。LP創ったら運用まで受けていて、ABテストしたりとか。パターン変えてみたり量産したり。広告はGoogle、Yahoo、Instagram、Facebook、Twitterなどなんでも。
広告運用の特徴としては、広告運用してる会社って通常は月1とかでレポートが上がってくると思うんだけど、うちは毎日レポートを出してるんだよね。だって、もし自分の会社で広告回してたとしたら、ちょこちょこ気になって数字見ると思うんだよね。1ヶ月で〆て、レポートしてたら検証も改善も遅すぎる。でも毎日レポート出すって悪いときも丸わかりだから、代理店はあまりやりたがらない。だから他の代理店がやらないことをやろうと思ったのが始まり。(*デイリーレポートは有料メニュー)
そのために独自のダッシュボードを持っていて、顧客と共有してる。そこで全部CPAやらCPCやら滞在時間やらが出せて、悪い時でも顧客と同じ方向を見ることが出来てる。だから一緒に「じゃあここからどうしようか」って話ができる。
古徳:すご。日次で見れるのいいよね。俺もめちゃめちゃ気になっちゃうから数字常に見える状態でありたい。
相原:そう。このダッシュボードだけ欲しいって人もたくさんいる笑 元々自分が毎日社員に聞いてたんだけど、この作業ってお互いに負担が大きいから効率的にするために作ったもの。数字見せてって言われた方もいちいち管理画面に入って見せるのって大変だし、見せられる方も時間がかかるしどっちも面倒じゃん。だから社内用に作ったダッシュボードが原型で、そこから顧客向けにカスタマイズしたのを今は使ってる。
古徳:めっちゃいい。まじで。
相原:例えばアナリティクスの滞在時間。GAだと遷移した差分を滞在時間と言っているから、LPだとあんまり意味ないんだよね。だからうちのは本当の滞在時間のデータが分かるように工夫してる。
古徳:ごりっごりのデジタルマーケ。そんな会社がなぜ福祉に?
相原:元々40歳までに何でもいいから福祉事業をしたいと考えてたんだよね。最終僕がやりたいのは子供に関することなんだけど、デリケートなジャンルだから、思想だけ持ってても突っ込みづらいところだよね。知識も経験も必要だなって考えてて。取っ掛かりが見えなかったんだけど、40歳までにはやりたいって漠然と考えてた時に、古徳と出会ったんだよね。
僕も古徳と思想が似てて、儲からない福祉はやるべきじゃないと思ってるのね。儲かったほうが広がるし、広がればできることがどんどん増えて、結果助かる人が増えるわけだから。企業のCSRも良いんだけどさ、儲かるんだったらもっとお金つっこむでしょ。動機がなんであれ、そういうふうにお金回ってくれたほうがいいと考えてるんだよね。
古徳:そう思ってたの全然知らなかった笑 そもそも福祉系をやりたかったのはなぜ?
相原:やっぱり自分が児童養護施設にいた経験は大きいよね。施設にいるときさ、洋服代って年間2万円なの。2万円だよ?笑 バスケ部だったんだけど、バスケのシューズもユニフォーム代も全部この被服費の中から。だから部活で年間の服代は終了。OBとかに普段着る服をもらうんだけど、もうみんなで争奪戦だよね笑
僕は生まれてからずーっとお金がなかった。きついよね。年頃になったらみんな流行りの服とか着てるけど、もちろんそんなの買うお金もない。中学生になると香水とか流行るじゃん?でも買えないからついていけない。だから僕は中学生からヒモ。高校生の彼女が、中華料理屋さんでアルバイトしてたから映画を見に連れてってもらったり、香水も買ってもらった。
お金がないとそういうことになるって実体験があるからさ、きちんと稼ぐことって重要だと思ってるんだよね。お金ないとさ、惨めなんだよ。惨めな自分を自認するとさ、どんどん自信なくなっちゃう。やがて社会を恨むようになるんだよ。そうなるとね、一部の人は犯罪に手を染めるよね。
古徳:わかる。じゃあすごい運命的な出会いだね笑
相原:古徳と知り合って、自分の知り合いで、福祉系の事業を代表取締役でやってる人なんていなかったからめちゃくちゃ興味あったんだよね。例えば福祉事業施設で働いてる人とかと出会っても、価値観があってなかったりとか、そもそも立場が違いすぎて話せなかったりとか。だから起業家で福祉事業やってる古徳に出会って興味津々だった。最初超色々聞いてたもんね。なんでやり始めたのかとか。
だから、このフランチャイズ展開の話が来た時は即答だった、「やる」って。今この瞬間がタイミングだなって思った。どこか片足突っ込みたいと思ってたし、組むなら古徳しかないって。本当に検討時間ゼロ。マジのゼロ。っていうかイキナリメッセきたんだよ。
古徳:嬉しいけどなんでそんな風に思ってくれたの?
相原:金に汚くないじゃん、古徳って笑 むしろもうちょい汚くならなくて大丈夫?って感じだし笑 会った時からほんとこいつ金に汚くないんだなって感じたし、こいつなら自分がいいように使われるとかないなって思って。
古徳:あ〜俺は、「共存・共栄・共創」って考えてて、フランチャイズもそうだけど、一部だけ儲かっても意味ないよなって。一部だけが儲かる仕組みって成り立たないと思うし。福祉も、フランチャイズもプレーヤーが儲かってて、共に栄えようってマインドで、関わる人が満たされていかないと、イメージも良くなっていかない。
なんかさ、福祉もフランチャイズもネガティブ情報しか出てこないんだよね。俺は、「もっとキラキラしててよくね?」って思ったし、フランチャイズの親と子が別の事業してていいと思ったし、いまのフランチャイズみたいなドライな結びつきが嫌だったんだよね。なんていうか、もっと人間臭い付き合いがしたい。その方が良くなると思うんだよねフランチャイズも本部が提供するだけじゃなくて、加盟してくれた側の力を借りて、「一緒にこの業界良くして行こうよ」ってやってもいいんじゃないかなって。一緒にコンテンツを作る、お互いの不完全性を補い合う人間同士の関係みたいにになりたいと思ったんだよね。人間もだけど、そもそも不完全だから、一緒により良くしていくって感じ。
相原:あとは完全に人柄で決めた笑
古徳が覚えてるかわからないけど、すごい自分と似てるものを感じたというか、近づけた感じがしたことがあったんだよね。ウィルゲートの吉岡さんが主催してるチキチキ新年会だったよね、あの時たまたま帰りが一緒になったんだけど、帰り同じタクシーに乗ってて、この後飲みに行きたいって思ってたんだけど誘えなかったのね。それがなんかお互い同じこと思ってるんじゃないのかなって感じで。若干気まずい空気感というか。
二人とも誘われれば飲みに行くんだけど、自分から誘うのも、、みたいなところが「あれ?この人同類かな?社交的に見えて陰キャなん?」って思ってめっちゃ好きになったんだよね笑
そういう場面ってさ、社交性がある人ってめっちゃ喋りかけてくれるんだけど、古徳も僕も喋らなかった。僕は社交的みたいに思われてるんだけど、微妙なスイッチが何個かあって、それがオンになる時にはすごい喋れるんだけど、そうじゃないと一切無理なんだよね笑
古徳:あぁ〜!わかる。僕もすごい陰なところがあって、スイッチオフだとほんと喋らない笑
相原:一番の決め手はそこ。空気笑
普通そんなに仲が深くなくてタクシーで2人になったらさ、間を埋めるために話すよ笑 でもお互いシーーンとしてる。その時この人喋らなくて大丈夫な人だなって思ったらめっちゃ楽だった。あの瞬間がきっかけだったかなー。それまでは知ってはいたけどよくわからない人で、「いいやつなんだろうな〜」ぐらいにしか思ってなかった。でもあのタクシーの中で、結構感覚近いかもみたいに思ってたからフランチャイズの話がメッセージで来た時も、これを思い出して絶対うまくいくって直感したんだよね。
尾辻:私からすると古徳と相原社長はめっちゃ似てます笑
相原:地元の友達と飲み会とかあって、友達が知らない友達連れてくるって言われたら、絶対行かない。苦手なんだよね笑
古徳:それでいうと僕もドアウェーは苦手。人と仲良くなるのは早いけど、ドアウェーな空気はすごい苦手。だから知り合いが何人かいる場にしてて、そうすると「あ、どうも!」みたいな感じで俺のペースで回るようにできるからいいんだよね。
相原:わかる。知らない人とか気を遣うし。別に今新しい友だちも欲しくない笑
古徳:知ってる人が多い場じゃないと僕じゃなくなっちゃう笑
相原:古徳は距離取るよね笑
古徳:とるね。「この人は大丈夫かな」って思うとゼロ距離だけど、人選ぶかも。
相原:そのくせスイッチ入ると人当たりいいから、めちゃ飲みとか誘われる。断るの大変
尾辻:2人とも割とめんどくさいですね笑
相原:あ、僕からも質問していい?古徳はどれぐらいこの事業を広げていくビジョンなの?展望とか聞きたい。
古徳:この業界って、全然機能してない事業所とかたくさんあって、ユーザーが集められなくて閉鎖してしまうところも多いんだよね。でも、逆にそういう事業所にさえユーザーがいるわけ。それって、本気だったら人も集まるし閉鎖にならないけど、本気じゃないところが多いんだと思うんだよね。閉鎖って意思決定って相当じゃない?結構始めるのに労力かけてるのに、閉鎖って意思決定になるって、そもそも本気でやってないんだと思う。普通はせっかく始めた事業、どうにかしようって思うよね。でもそういうのが圧倒的に多い業界ではあるわけ。時代は変化していて、働き方や考え方が変わっている中、変化しないところが多い。だからこそ新しいことを取り入れていく事業者が多くないといけないと思う。
業界切り開いてくれてるLITALICOさんやウェルビーさんといった先輩方もいるし、そのおかげで利用者側が選べる事業所も増えてきたんだよね。でもそこに甘んじるんじゃなくて、僕たちもそれを超える気持ちでやっていかなきゃ行けないと思うってる。もう仕組みも整ってるところできないことも、うちだから変えていけることもある。そもそもマイノリティな人たちだから、違った生き方とかを選択肢として選べるように、もっともっと変えて行かなきゃいけない。うちみたいな新興勢力が、トップランナーとして走っていかないと変わっていかないと思うんだよね。新しい風を巻き起こす存在として、NO.1として僕らが走らないといけない。規模としてもNO.1になるために70事業所は出したいね。
相原:めっちゃいいね。めっちゃいいじゃん。それならさいっその事『全国制覇』しようぜ!全国って良くね?部活っぽい青春があるよ。
古徳:いいね。全国制覇。もともと直営でやりたいって思ってたことなんだけど、フランチャイズでやったほうが、色んな視点や業界のナレッジを巻き込んで、よりいいもの作れると思った。直営だけで利益取るよりもシェアすべき時代なのかもって。デジタルマーケとかマーケ界隈は、相原社長が福祉やることでザワつくと思っていて、それが大事。それが業界トップランナーなんだってことに価値があると僕は思ってる。やることはITだけじゃなくていいけど、トレンドを取り入れていく。全国NO.1でオンリーワンを目指す。
相原:コンテンツ提携みたいな側面もあるよね。それがいい。これからはそれぞれのコンテンツを交換してお互いの価値にレバレッジをかける時代だと思ってるよ。
古徳:動画とかやってる企業や個人に、もっと参入してほしいなって思ってる。
相原:フランチャイズとかも色んなコンテンツまきこむのいいよね。
古徳:たとえば事業所が全国に沢山あっても、結局就職先がないとかあるんだよね。でもネットだったらサテライトオフィスとかでIT企業誘致もできる。今は、工場しか無い地域だと工場にしか就職できない。工場がどうこうって話じゃなくて、選択肢がないっていうのはなくしたい。工場が合う人もいれば、工場での作業が合わない人もいると思うし。選択肢があって選ぶならいいけど、選択肢が無いと、本人の言い訳も作っちゃうし良くないと思うんだよね。
相原:ほんとに各都道府県の支部でポテンシャル持ってやれる人増やしていけばいいよね。地方盛り上げたいとか言う人とさ。
古徳:そうそう!それ理想だよね。
尾辻:フリーウェブホープさんが運営していく事業所では、どんなプログラムを 提供していこうっていうのは決まってるんですか?
相原:確定してるのは2つなんだけど、最終的には4つの軸で運営していくつもり!主軸は、やっぱデジタルマーケの仕事をしているからこそ教えられることにしたいと思っていて、1つはインターネット広告の運用。業界的に人材不足だし、新卒から育てなきゃいけないから中途がいなくてチャンスが有るんだよね。しかも資格があるから、ステータスになるし、しっかりスキルを示せるものができる。資格も真面目に勉強すれば受かるものだしね。
それから2つ目は、Google AnalyticsとかGoogle360を使った分析。ABテストの設定とか。これも需要があるんだよね、マーケティングにおいて、正しい数字を、正しく分析するのは超重要。上級ウェブ解析士って資格もあるし、資格自体にあんまり意味があるわけじゃないけど、履歴書に書いてあれば詳しいやつなんだなって思ってもらえてチャンスが広がると思う。
古徳:めっちゃいい!
相原:それから、今後用意しようと思ってる3つ目がデザイン。カリキュラムはもうあるんだけど、デザインってどうしてもセンスや経験が必要だから全員じゃないかなと思ってる。最後4つ目が、動画編集と撮影。YouTubeチャンネルの開設を通じてやっていく。これもめっちゃ需要高いし、動画編集とかって面白くて、ハマる人はハマるから特性とマッチしたら可能性が広がると思う。
この4つを主軸で考えてるかな!
尾辻:私が通いたい。。。笑 今からワクワクしかしないです!!!相原社長は子供に関することをやりたいっておっしゃってましたけど、現状で考えていることとかはあるんですか?
相原:現状ノーアイディアだけど、将来的にはやりたいね。やりたいことの軸としては、不幸な事もをなくす方向。なぜ不幸になるのかは色々あるよね。
古徳:僕もやりたいけど、ビジネスのロジックが立てられない。
相原:子供に対する直接的なものがいいのか、親に向けたところがいいのかっていうのを考えてる。例えば貧乏が不遇な状況を招くなら、子供をどうこうするではなくてお母さんの支援をしたほうがいいと思うし。ある企業で、子連れ出社をたまたまOKにしたら、テレマでの受注率が上がったから、子連れ出社OKにしたらめちゃめちゃ求人に応募ががきたらしいのね。ああ、そういうアプローチもありだなって思ったんだよね。結果母が裕福になればさ、根っこから解決出来るわけじゃん。でも、今まさにド不幸な子供もいて、そこはどうしようとか、色々考えててまだまとまってない。
古徳:マネタイズしないっていうのはあるよね。ビジネス的に子供に向けたものをやったところで、そこにお金を払える層って困ってない、貧乏をどうにかすべきだなと思う。お金あれば子供を教育すると思うから、教育を受けらるように、情報を得られるように、豊かさを創って、成長できる環境にするのが重要。
相原:自分の考えを成熟させていったときに、もっと色んな切り口が見つかるかなって思ってる。年収200万で子供一人いたらかなり余裕ないよね。お金のなさは心の余裕を奪う、その結果虐待にもつながる。もちろん、全てがそうじゃないよ。ただ歴史上絶対的に言えるのは、お金持ちの犯罪率の低さね。そんなこんなを考えてたら子供を支援するよりお母さんに500万稼がせたほうが速いかなとかそんな事考えてる。
古徳:稼ぐためのロジックをインストールしていくって言うのかな。500万稼ぐロジックがあれば、できること増えるよね。
相原:今だって無料で自分のスキルつけたり、今より稼げる仕事だったりの情報はあるけど、まずそこを検索するスキルがないんだよね。もうそうなると、行政とかがシングルマザーを1000人呼んでやったほうが全然情報が届くの。情報を探したり見つけるリテラシーの教育を受けてないことって、めちゃめちゃな損失を生むよね。
古徳:そういう情報を受け取るスキルを身につけてない人たちからすれば、想像以上に非常識なロジックのもと僕たちは生きてる。
相原:元々は大差なかったはずなんだけど、どんどん自分の基準が上がってしまったから、今となってはその人たちの状況や思考回路を想像できない(または思い出せない)っていうのはある。
尾辻:なるほど、、、。私の思考では全然そこまで考えられてなかったです。確かに私からするとスマホさえあればほとんどの情報を得ることができるけど、その方法を手にしていなかったら、状況を変えていくっていうのは 相当困難かもしれません。
古徳:だから一つ一つではあるけど、まずは障害(困難)を持ってもやれんぞ!っていうのを僕らが証明していきたい。
尾辻:そこ私はすごく興味があって。こんなこと言うと失礼ですけど、お二人とも会社員として働くのは相当無理だろうなと思っていて笑
相原:僕、時間守ることと、座ってることと、ルールが本当に無理なんだよね。それだけがほんとに嫌。
古徳:それ会社員無理やん笑
相原:前職もルール一つも守ってなかったもん、朝の掃除とか。いやこんな自慢でもなんでも無いよ。ただの事実ね。 それで興味がないことはやりたくないから自分の経費精算もやらなかった。ルールは守らないけど、それなりの痛手は支払ってたよ。別に権利も主張しないし笑
尾辻:想像つきます笑 それで、お二人の場合は、メジャーから浮いてたのがプラスに作用してるんだろうなって感じでいて。これも周りから浮いてる個性っていうのが、マイナスになる人とプラスに働く例があると感じてるんですが、お二人の場合はなにが決め手だったのかなと思って。
古徳:僕の場合、そんな「変」なところを、尊重してくれる人がいたっていうのが大きいかも。承認してくれる人がいたかな。
相原:それって何かで結果出してるから承認されてるっていうのもあるよね。
古徳:確かに。仕事におけることじゃなくても、そういうちょっと変わった自分を否定されることがなかったから、僕の場合はプラスに働いた。
相原:それめっちゃいい人に出会えてるね。
古徳:そこを否定されると、本当はプラスの部分なのに、自分でマイナスだなって思ってしまうよね。日本は平均値を取らせようとするから、変わってることをマイナスと捉えることが多いと思う。周りに 承認されてたから、「俺は別に平均点いらないな」って思えたし、それでいいんじゃないって言われたから、劣ってるところじゃなくて、秀でてるところを「俺のココすごいじゃん!」って思えた。環境が大きいかもね。
元々僕は喘息で基本外に出られなかったんだけど、家の中でできることを極めて、絵とか書道で賞とか取って、外に出ない自分を受け入れられた。外で遊べないってマイナスの面を認識するんじゃなくて、外に出なくてもやれることがあるんだって思えたんだよね。そういう自信があったから、実は外行ってもできんじゃない?って思って、サッカーやってみたら、喘息もいつのまにか治ってた笑
相原:喘息だったの?笑 みえないね笑
古徳:今では想像できないよね笑 尖ってるところ認めて、それを伸ばせば自信もついて、苦手だったり、やってこなかったことにチャレンジしてみようって思える。できないところじゃなくて、できるとこを認める。それがルーツの役目でもあるのかなって思ってる。「それいいところじゃん」って伝えていくのは大事。その一言が、そいつの人生変える可能性がある。ダラダラしてユーチューブしか見ない人とかでも、逆に「そんなにずっと見てられるのってすごいね」って一言がそいつの人生変える。そういう考えが広まってていくといいと思う。
相原:あー確かに、僕もなんだかんだ応援されてた。でも認められててもそこに甘んじて終わっちゃう人もいるよね。認められてるって認識があって、色んなことを頑張るようになって、できることが増えていく。そうすると、自分の気持ちをマイナスに引っ張ることに、ほんとに興味がなくなった。嫌なこととかに反応しなくなったね。
古徳:不完全なところを持つ人材がもっと活躍したら、それでいいって考えが広がると思うんだよね。今は不完全であることが認められやすくはなってきてるし、しっかりとした成果を出せばOK!になってるから、個性がある人にとって、活躍しやすくなったと思う。でもまだまだ、そこに気づけない人も多いから、そんな個性を持ってる人にスポットライトを当てる舞台を創るのが俺たちの役目。
相原:ネガティブは何も生まない。ポジティブな気持ちがないと。
古徳:誰にでも、絶対活かせるところはあるはず。そういう人が集うコミュニティにしたい。
尾辻:ありがとうございます!色々伺えてわくわくがとまりません笑
次の最終回で、LOGZGROUPとフリーウェブホープさんで、目指していく未来を伺わせていただければと思います!
【フランチャイズオーナーストーリー #001 】
FREE WEB HOPE-1