今年7月に公開したこちらのnote。
社長から「原口さんのリミッターが壊れたようです😆」と言われました♪
そしてそれから約2か月が経ち…。
ん???
もしや、コウダプロってまだまだ「ヘンだよポイント」があるのでは…?
と思った原口。
書き出してみると…
ぜんぜん余裕でありましたぁぁ(゚∀゚)!
そこで本日は、広報担当が思う「続・ここがヘンだよ!コウダプロ5選」をお届けいたします!
①社内に裁判制度が用意されている
コウダプロ憲法の第19条「コウダプロ裁判」。
コウダプロ裁判
コウダプロにおいては上司の判断、在り方に疑義を持つ部下はコウダプロ裁判を提起することができる。
この裁判を受ける権利はコウダプロの民主主義の根幹をなすものであり、不可侵に尊重されなければならない。
コウダプロ裁判は所定の要件と手続きの下、実施される。
コウダプロ裁判とは、「部下が上司を刺せる権利」のことで、いつでも誰でも行使できるものです。
コウダプロでは、部下は上司に対して「フォロワーシップ」を発揮することが求められます。
フォロワーシップとは?
部下が上司に対して発揮するもので、コウダプロの組織づくりの根幹をなすシステム。
部下は「上司は判断を誤らない。誤ったとしたら、それは自分が判断に必要な情報を十分な量渡していなかったからだ。」との前提に立って仕事をすることが求められる。
かつて、上司と衝突して失敗しがちだった代表の幸田は、以前勤めていた会社にて「フォロワーシップ」の概念を聞き、自分が失敗してきた理由を悟ったという。
フォロワーシップというシステムのもとでは、部下は上司を信じて貢献することが求められますが、それが上司へのおかしな忖度にならないよう、「上司がおかしい」と感じたときはすぐに裁判を起こせる権利が保障されているのです。
裁判の結果、上司が負けた場合には部下の主張が正しいことになります。
また、明らかに上司よりも部下の判断力が高いと判明した場合、その場で上司と部下が交代することもあり得ます。
なぜなら、「判断力が高い」のが、上司が上司たる大きな理由だからです。
上司に正しい情報を与えても上司が判断を誤る場合には即裁判!
これがコウダプロのスタイルです。
上司への不満があるのに裁判制度を利用せず、誰かに愚痴る行為はNG。
上司には、部下が裁判を起こす権利、そして裁判で自由に発言する権利を保障することが求められます。
ましてや、裁判を起こした部下に対し、絶対に意趣返しなどしてはなりません。
↓訴状も用意されており、社内ルール一覧表の中に格納されています。
コウダプロ裁判制度は約2年前に作られたのですが、これまでにコウダプロ裁判が起こったことは一度もありません。
訴状のチェックリストに「裁判を申し込む前にまずは被告と率直に本音で話をしてみましたか?」の項目がありますが、裁判を起こす間もなく当人同士の話し合いで解決しているようです。
ちなみに、裁判長はコウダプロにおいて最も判断力が高い人が務めるので、幸田社長が被告となった場合は、裁判長が同一人物となります(笑)
②360度評価を記名式で実施している
1人の社員に対し、上司・同僚・部下などさまざまな視点からその人の評価を行う360度評価。
コウダプロでも取り入れており、半期に一度、以下の3つの軸で10点満点中何点か?の評価を行っています。
①コウダプロ憲法の理解度
②業績への貢献度
③組織風土への貢献度
そして、それを・・・
記名式で実施しています('ω')ナンテコトダ
もともとは匿名で行う予定だったのですが、「普段からお互いに思ったことは遠慮や忖度なしに言い合っているコウダプロなのに、これは匿名なのっておかしくない?」と社員が提起したことがきっかけで記名式となりました。
実際に、部下から上司に対して、成長のポイントについてこんなフィードバックがありました。
・柔らかい心を持つこととベテラン層だからという甘えを捨てる事だと思います。
・時々心理的安全性が欠けているかもしれないと感じる。
・もっと柔らかさがあると、マネージャーとしてさらに尊敬できる方になると思います!
・私も同様なのですが、熱が入ってくると、言い方がキツく乱暴になることが散見され、それに相手が委縮してしまうケースがあると感じます。
Yes!No忖度('ω')
コウダプロ憲法の第20条に「役職の上下、社歴の浅い深いにかかわらず、建設的な提言は何人もこれを妨げてはいけない。」と書かれています。
コウダプロでは「思っていることを正直に上司に言ったら嫌われるかもしれない」、「褒めておだてて媚びよう」という考え方はまったく必要ありません。
それぞれが自立して、お互いを信頼しているからこそ明け透けなコミュニケーションが可能なのです。
③飲み会のたびに翌日反省会をしている
コウダプロでは全社員が集まる飲み会は年に数回しかないのですが、なぜかその度に翌日反省会が…。
その理由について、幸田社長は「普段の仕事の中では露見しないGAPが露見してしまうからですね(笑)」と言っていました。
■事例①
「なんでグラスが空いているのに若者が動かず先輩がオーダー確認していたのか?」
ごもっともですね…。
「周囲に目を配る、気遣いする、率先して行動する」ことはどんな仕事をする上でも役立つ力ですし、コウダプロでは異常に求められることです。
大事なクライアントと会食に行ったときに、若手社員ではなく部長が率先してオーダーをとっていたら、先方はどう思うでしょうか?
「あっ、この会社はちゃんと教育していないんだな」と思われて信頼を損ないかねません。
社内で徹底されていないことが社外ではできる、なんてことはありえないのでこのような反省となりました。
でも、「お酌をしろ」とか「若者はとにかくグラスを気にしろ」とか、そういうことではないのです。
社長やマネージャーが社員にお酌を強要することは何かのハラスメントですし、会社の飲み会も大いに楽しんでほしいのです。
とことん楽しみながらも周囲への気配りは忘れない。
ということが大事なのではないかと思います。
■事例②
「なんで二次会に参加しないのか?」
と言うと引かれそうなのですが…。
新入社員の歓迎会で、飲み会があまり得意ではないシニアマネージャーが一次会で帰ってしまったことがありました。
「飲み会って強要されるもんじゃなくね???」と思っていたようなのですが、会社の飲み会は大事な政(まつりごと)です。
これを軽視して、取引先との接待など難しいと思っています。
例えば、とても大事なクライアントの社長との会食で、夜中0時過ぎに「なんだか今日は楽しいからもう1軒行きましょう!」とお誘いいただいて、「うげ~。。明日も仕事なのに~。。」と思ったとき、営業マンはどうすべきなのでしょうか?
上手いこと断る人もいると思いますが…。
シンプルに言うと、私たちはクライアントの皆さまからの売上で食べています。
売上がなければ食べていくことはできませんし、会社は倒産します。
大事なクライアントの社長との会食は、年に何回あるでしょうか?
コウダプロではそんなに多くの会食はありません。
となると、やはり、「うげ~。。明日も仕事なのに~。。」と思っても、「行きましょう!!」とお付き合いするのが正解なのではないでしょうか。
※これはたとえ話なので…(笑)私たちはいつも楽しませていただいています!
「そういう営業マンの努力によって会社の売上は作られている」ということを理解しておくことが大事なのです。
(「接待しないと作れない売上なんて…」という考えもあるかと思いますが、でも、なんだかんだ言ってビジネスは「人対人」でやっているのです)
「飲み会の二次会は強要されるものではない」と考える人は、「最前線で戦って売上を作ってくれている営業マンに対する感謝が足りない」のだと思います。
でも、ここまでの話をした上で、「いや、私は日々の仕事で他の人よりも頑張ってそこでしっかり成果を出します」とか、「どうしても飲み会は苦手なのでオンタイムでみんなと深く交流します」などの自論を持つ人がいたら、それはそれでいいと思っています。
ただ、途中で飲み会を切り上げる社員と、飲み会を全力で盛り上げてくれる社員の2人の社員がいた場合、人間感情としてどちらをひいきするかは・・・ということですね。
このような反省会をしていると言うと、「どんだけ昭和的な飲み会なん。。」と思われてもおかしくなさそうですが、「もっと飲め」とか「1杯ぐらいいいじゃん」などと言って、お酒が飲めない人に無理に勧めるようなことはありませんのでご安心ください(笑)
④人を採用するときは必ず「飲み面接」をやっている
コウダプロの採用活動は、
応募→履歴書提出→コウダプロ憲法の感想文提出→朝礼参加&筆記テスト→飲み面接→内定
というフローになっています。
飲み面接とは、お酒と食事を楽しみながらざっくばらんに話して「その方はコウダプロにフィットするのか?コウダプロでご活躍いただけるのか?」をお互いに確認する場です。
オンタイムに会社の会議室で対面で座って話すと、どうしても気を張ってしまい、本当のざっくばらんにはなりません。
コウダプロは中途半端な気持ちで働ける職場ではないので、入社後にフィットしないことが判明するとその先で待っているのは退職…。
それはお互いにとって不幸なので、そうならないように、お互いフルオープンで良いことも悪いことも伝えています。
ココで大事なのはお互いに絶対にウソをつかないこと。
自分をよく見せたり、盛ったり、卑下したり、NOなのにYESと言って内定を出す(貰う)ことには何の意味もありません。
私たちは「コウダプロは離職率が50%を超えています」、「朝礼で詰められることもあります」、「細かいことをたくさん指摘されます」、「おおよその方は自分を変えることを求められます」、「フィットしないと本当にツラい職場です」など、ネガティブなことばかり話します(笑)
だから、「私には無理です…」と正直におっしゃられて別の道を探される方もいらっしゃいます。
それは何も悪いことではないですし、むしろこちらがだいぶおかしいのです。
「このおかしさにフィットするのか?しないのか?」ということなのですが、フィットすることが正解でも、フィットしないことが不正解でもないのです。
このようなことを聞いてもなお「コウダプロ楽しそう!ここで働きたい!」と言ってご入社してくださる方がいるのですから、本当にありがたい話です。
「入社したい」と言ってくださる方には「それ、どのぐらいの覚悟で言ってますか?」とハードに覚悟を問うので、新卒で入社した沼口や、最近入社したばかりの佐藤は、面接のときに号泣していました。
「本当にここで自分は通用するのだろうか」、「こんな覚悟自分にあるのだろうか」などの不安からくる涙なのだと思いますが、それを乗り越えて腹を括ってくれるのですから、その時点で大きく成長しています。
号泣の末、内定が出た瞬間の佐藤
ちなみにこの飲み面接は、毎回4~5時間ぐらいかけてやっています(笑)
フィットするかどうかを、お互いハードに見極めるので、やはりそのぐらいかかるのですね。
⑤社員が起こした事件について、社長がこれでもかというほど何回も話す
「1回聞いただけのことは忘れてしまうけれど、何回も聞く話は覚えている」とは誰しも経験があることでしょう。
コウダプロでは、社員が過去に起こしたさまざまな事件について、社長が何回も何回も話してくださいます。
だから、歴史は色あせることなく、むしろ当時を知らない社員でもその事件について鮮明に知ることができます。
語り部の重要性を感じますね。
最初は「うわ~、また話されてる~。。恥ずかしいからやめてほしい。。」と思うのですが、だんだんと「またきたー。でももういっか。。」とあきらめの境地に入り、その後は「おっ、きた。どうぞ、好きなだけ話してください。ツマミにしてください^^」と開き直りゾーンに入ります。
■関段さんの場合
入社後に社長に向かって「私、内心では働いたら負けだと思ってるんです」とぶっちゃけたエピソード
■山﨑さんの場合
「コウダプロは自由自由って言いながら本当に自由なのは社長だけじゃないですか!」とかみついたエピソード
■原口の場合
入社2日目で社長に「パワハラで訴えようかと思いました!」と暴発したエピソード
↑この3つは鉄板で何度も話されています。
以上、広報担当が思う「続・ここがヘンだよ!コウダプロ5選」でした!
なんだか今回も多くの方に引かれそうな予感・・・((((;゚Д゚))))
「引かれた」ではなく、「惹かれた」という方は、採用活動も行っていますのでぜひお気軽にご応募ください♪