1
/
5

適当すぎる新卒女子が、会社残留を賭けて死ぬ気で挑んだ「コウダプロオーディション」体験記

はじめまして!
コウダプロ4期生の石田と申します!

今は、未来開発室の中で広報見習いとして修行しています!
筑紫女学園大学を卒業後、昨年の4月から他の会社に勤めていましたが、そこでの仕事の仕方に疑問を感じたり、社長とケンカしたりして、たった4カ月で退職した後、しばらくのんびりして、10月にコウダプロに入社しました。

初めてコウダプロへ見学に来たときは、入社したい気持ちはほとんどありませんでした。
ですが、社長とお話をしていく中で、“ぬるい会社”が多い時代に、最高にとがった思想のロックで熱い会社だと感じました。
過酷そうだけれど、自分を大きく成長させられるかもしれない環境にチャレンジしてみようと思い、入社を決意しました!


趣味は旅行で、コロナ以前はカナダやオーストラリア、インド、ネパールなど、さまざまな国に行っていました。
最近は国内の魅力に気付き、九州を中心に一人旅を楽しんでいます!
いつか1年くらいかけて日本一周したいなという野望があります…(炎)


今回は「コウダプロのオーディション」に参加した私の体験談を書かせていただいております!

オーディションとは何なのか…最後まで楽しんでいただけますと幸いです!


■突然の宣告

2023年1月10日(火)
この日も、毎週必ず行われる全社員参加の朝礼が行われていました。
朝礼開始から優に3時間は過ぎた頃、私は会社から衝撃の宣告を受けました。

「1か月のオーディションで、石田さんが会社に残るべきか去るべきかを見極めさせてもらいます」


■なんで私がオーディションを受けることに!?

コウダプロ入社以来、私はずっと「熱意が足りない。まわりの温度感と合っていない。」、「緊張感がない」と言われてきました。
なぜかというと、思考停止状態でただ言われたことだけをこなせばいいと、全てを人任せにし、仕事に対して責任感を持っていなかったからです。


オーディションが宣告された日は、3連休明けの火曜日。
連休前の出社日に充電器を会社に忘れ、休日中に社用携帯の充電が切れたまま「まぁ大丈夫だろう」と、その3日間は連絡をまったく確認していませんでした。


朝礼でその件が議題に上がった際に、「まぁいいだろう」と思ってしまう大雑把さと、勇気のなさで、
本当は充電器を忘れたにもかかわらず、携帯を忘れたも同じだろうと、携帯を忘れたことにし、その違いを訂正する言葉を言い出すことができませんでした。


〈携帯を忘れたことにした瞬間〉


入社以来、「頑張る!変わる!」と言いつつも、フラフラと適当に流してしまう癖がなかなか抜けずにいました。
適当なことばかりを繰り返す石田に対して、ついに最終手段がとられたのでした…。


入社3か月目にして社内で初めて聞いたオーディションという制度。
オーディションで求められるのは、短期間で自分を変えること
コウダプロにふさわしい人間かどうかを、最終的にメンバーに判断してもらい、会社に残るか去るかが決まるものです。


「コウダプロ憲法」の中に「自己革新」の条文があります。

自己革新
第二十六条
1.人は自らの潜在能力の発揮を決定的に妨げる心の癖を持っていることが多い。そのような癖が解消した時に、その人の発揮能力は劇的に向上する。その心の癖がとれることを「自己革新」と呼ぶ。また経験を通じて獲得した新たな視点により思考や感性や行動が変わることがある。その視点の獲得もまた「自己革新」と呼ぶ。
2.自己革新を常態とした者に対しては、極力第二十三条にある「勝手パス」にて仕事を任せる事が望ましい。


私の「自らの潜在能力の発揮を決定的に妨げる心の癖」とは、適当さや、責任感のなさ、フラフラしているところでした。
今回のオーディションは、強制的に私を自己革新させるものでした。


朝礼で社長からオーディション宣告を受けたときに1番最初に思ったことは、
オーディションってなに…?私、アイドルになっちゃうの…?」でした。
(入社4年目の社員に聞いたところ、社内でオーディションを行ったのは初めてとのことです…)


■胃酸過多の日々

このオーディション期間中に、明確に自分が変わったことをまわりに認めてもらえなければ、私はコウダプロから去らねばなりませんでした。

「すこぶるダメダメな自分を変えたい!!」との想いで入社したコウダプロ。
絶対に辞めたくなかったので、「今月中に変わってやろう!」と覚悟を決めました。


オーディションの中で、とある課題が与えられました。
それは、スカイプのすべてのメッセージにスタンプを押すこと
※コウダプロでは、社内チャットツールとしてスカイプを使用しており、毎日活発にメッセージが飛び交っています。


この課題を設定してくれたのは、コウダプロのWantedlyにも度々登場しているコウダプロ新卒1期生、入社4年目、私の上司の原口さんです。
しっかり部下のことを考えてくれる原口さんがこの課題を設定した理由は2つありました。

  • 緊張感を持って仕事をしてほしい(=スタンプを押し忘れたらアウトになる状況の中で、ある意味での生死をかけて仕事ができるか?)
  • 他メンバー宛てのメッセージも読んで、自ら学びを掴み取っていってほしい(当時の私は自分に関係のないメッセージは読んでいませんでした…)


メッセージにスタンプを押すことは簡単ですが、
1通でも押し忘れたらアウト”という条件になった途端に緊張感のあるミッションとなりました。


〈オーディション期間中、最もスタンプ連打したチャットの1部分〉


また、スタンプを押しているかの確認に、終わりがないことも非常にプレッシャーでした。
毎朝確認を始めてから、押し忘れがなかったことが判断できる朝礼までの間、胃のキリキリが止まりませんでした。
(その結果、胃は荒れましたが、食欲が減退して良いダイエットができました!)

「スカイプスタンプ押し」の他に、自分で課した課題もありましたが、それらよりも断然つらかったな…


また、どんなに些細なミスでも「ヒヤリハット」として振り返りをし、全社員に共有していました。
どんなミスをしたのか、なぜそのミスが起きたのか、同じミスを今後防ぐためにどんな対策をとるのか…毎回徹底的に振り返りました。

私は誤字脱字のミスが非常に多かったので、オーディション期間中は、誤字脱字のミスでさえもヒヤリハットとして真摯に受け止めていました。

〈ちょっとしたミスでも報告〉


それらの課題のおかげもあり、常に緊張感を持って、オーディションに合格せねば辞めなければならないと、並々ならぬ必死な気持ちで業務を行うことができました。


社内でも、応援してくれたり、アドバイスをくれたりするメンバーもいて、その温かさに大変支えられました。

〈メンバーからの嬉しいメッセージ♡〉


■オーディション結果発表の日

2023年2月1日(水)
ついにオーディション結果の発表日です。
なぜかこの日はオーディションが始まって以来、最も落ち着いた気持ちで出社しました。

1か月間、自分の出せる力の限りでオーディションに挑んだため、「ダメだったらもうしょうがない!自分にはレベルの高すぎる会社だったんだ!」という開き直りもあり、合格不合格、どちらにせよ受け入れようという覚悟が決まっていたからだと推測します。


合否を決めるのは上司の原口さんでした。
1か月間徹底的に指導され、もう不合格なのではと思ってしまうような厳しいことも言われたので、不安でいっぱいでしたが・・・


「「「「「「合格」」」」」」」

〈実際にもらった合格証書〉


非常にホッとしたと同時に、やり切ったぞ~!という達成感で、あまり当日の記憶はありません(笑)

〈授与式の様子〉


しかし、コウダプロの一員だとやっと正式に認められて嬉しかったこと、これからもコウダプロで働ける喜び、コウダプロのメンバーへの大きな感謝を感じた記憶だけは鮮明にあります!


■オーディション直後の振り返り

今回、オーディションという素晴らしい機会をもらい、この期間がなければ、1か月では経験することが出来ないような学びを得ることができました。

心の底から、オーディションに参加させてもらって良かったです。。。
この期間は仕事、人間、人生…などについて今までで1番考えたと自信を持って言えます。


サポートしてくださったメンバーには非常に感謝しています!!

〈先輩にレクチャーを受けている様子〉


特に、毎日の振り返りを通して、自分の仕事、人間関係上の得意不得意のヒントを見つけ、改善策を立てるなど、特に不得意への向き合い方を考えることができました。
(メンバーに感謝しかない!!!と改めて考えるようになったのも、振り返りのおかげです!)

〈ほぼ毎日、個人的振り返りを投稿〉


本来の手段と目的とは変わってしまいますが、振り返りをするために、何かに取り組んでみようという気持ちにもなれたので、「いろいろ考えながら働く」というトレーニングにもなりました。

また、メンバーからリアクションをいただくこともあり、その際は、その人のことを知る、興味を持つきっかけとなり、“人を人として見る”ことができました。

オーディション期間中に多くの課題も発見したため、その課題を乗り越えられるよう、今後も内省しながら、前進していきます!


期間中に行っていたスカイプのメッセージ全てにスタンプを押す習慣が身につきすぎて、オーディション終了後も無意識のうちにスタンプを押していました…。

このような習慣はいくらでも身に着けることができます!
ステキな習慣をめいっぱい身に着けて、それらを無意識のうちにできてしまうくらい、人間のレベルを上げていきたいです。


■とにかく毎日楽しい!

こんな独特なオーディション制度を、たった一人の人間性の成長のために急遽作るなんて、非常に面白い会社だと思いませんか!?

オーディションに参加してみて、自分と向き合う時間が多く、非常につらくはありましたが、その分成長できた気がしています。

オーディションに参加できて、コウダプロに入社できて本当に良かったです!
こんなに人間的に成長をさせてくれている会社やメンバーのために、何ができるか考えながら働けることは、今の時代、SSレアな環境なのでは、と新卒1年目ながらつくづく感じています。


毎日さまざまなチャレンジをしながら成長することと、非常にワクワクしながら楽しく働くことが両立できているなんて素晴らしい…。会社に感謝しかないです…。
(正直な気持ちをお話しすると、盲信者っぽくなってしまうのですが、全て本音です)

今後も、「成長できるチャンスを掴んでいくぞ!」という気持ちで自己革新を続けていきます(*^^*)


まだまだ24卒採用中です!
オーディションのような面白いことをしてみたい、自分を変えたいという方は、ぜひ1度コウダプロに遊びに来てください!!

新卒&第二新卒採用
質としての世界企業を目指したい!そんなクレイジーな仲間を探しています!
コウダプロはアイデアカンパニーです。 現在は商品開発を中心とした、面白くてワクワクすることを幅広くやっています。 ■ヒット屋 ヒット屋は、消費者に「使ってみたい」「使い続けたい」と思って頂ける商品こそが“売れる商品”の基本と考え、 1. 世に埋もれた原料・技術情報を探し出す 2. 製品に、消費者の感情を揺さぶるようなストーリー性を持たせる 3. 体感やビジュアル、テクスチャーなどのしずる感を極限まで追及する 4. LTVを最大限引き上げる製品設計 5. 「これは必ずヒットする」と自信を持てるまで妥協しない 以上の5点を売れる商品開発の原則とします。 【ヒット屋公式サイト:https://hit-ya.jp】 ■アスガール事業部 「日本の飲みニケーションを応援したい!」 そんな想いから立ち上がったこの事業。 オリジナル製品のアルコール対策サプリメント、“アスガール顆粒”を販売しています。 いかにコウダプロらしい戦い方でアスガールを広められるか。 アイデアを武器にしてこの事業を盛り上げています。 ■しあわせ食卓事業部 しあわせ食卓事業部は『しあわせな食卓を世界に提案する事業部』として立ち上がりました。 ここでいう「しあわせ」は、「おいしい」だけではありません。 食事をするときのアッと驚くような体験や、クスッと笑ったりするようなユーモアたっぷりのアイテムなど、小さな感動や心地よい刺激を食卓で感じて、さらにおいしく食事をすることができる「しあわせ」を多くの人に感じてもらいたいと考えています。 ■揚げ物革命事業部 揚げ物革命事業部は、とある唐揚げマニアOLの素朴な悩みから誕生しました。 持ち帰り唐揚げの永遠の悩み。 それは、家に着いて、さあ食べるぞとワクワクしながら口に放り込んだその瞬間に嫌な油っこさを感じること。 揚げたては美味しいのだけれど、時間が経つとどうしても味が落ちてしまう…。 そこで唐揚げマニアは、もっと唐揚げを美味しく食べるため自ら研究開発を始めました。 そんな熱意から生まれた揚げ物革命事業部は、「カラッとペーパー(特許取得済)」を通じて世の中の唐揚げをもっと美味しくし、ひいては唐揚げマニアたちのQOKL(Quality Of Karaage Life)を向上させることをミッションに日々活動しています。 ■自治体四季報 自治体四季報は、全国1,741自治体の「住民の持続可能な幸福を実現する力(=自治体の経営力)」を見える化したサイトです。 1年間の自治体運営の結果を表す「全国自治体経営力ランキング」では、「各自治体に住民を幸せにする力がどれぐらいあるのか?どれぐらいの経営力があるのか?」を見ることができます。 住民を幸せにする力という、一義的には捉えどころのないものを、初めて民間企業を評価するときに用いる経営指標のように、客観的に見える化しようと考え、自治体四季報は生まれました。 【自治体四季報公式サイト:https://j-shikiho.com】
株式会社コウダプロ
Invitation from 株式会社コウダプロ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社コウダプロ's job postings
30 Likes
30 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 水月 原口's Story
Let 水月 原口's company know you're interested in their content