invisionにjoinするまでの経歴
「違和感マン」
思い返せば、いつもギリギリのところで踏みとどまっていたのかもしれない。
人生の岐路に立たされた時、周りに流されなんとなく無難な選択しようとするが、最後のさいごには自分の本心を抑えきれずに結局違う道を選んできた。
1つ目は、高校受験だ。
勉強がそれなりにできて学校の成績も良かったので、当時文武両道で人気だった都立高校をなんとなく志望していた。
しかし、ある時テレビでたまたま見た、東洋高校のバレー部に理由は分からないがビビっときてしまい、その瞬間から志望校が変わってしまった。
ただ、東洋は全国大会常連の強豪で、自分のようなキャリアも実力も身長もない人間では、普通に考えて到底やっていけるような環境ではなかった。
だからこそ周りからは、高校へ進学しても3年間を棒に振るだけだと反対された。
しかし自分には、何故か分からないが根拠のない自信があり、周囲の声をよそに、結局その高校へ進学した。
高校バレー部での3年間は、「無理だと言って止めてきたやつらの腰を抜かしてやろう」という反骨心で鍛錬を積み、最終的には試合に出るまでに成り上がった。
2つ目は大学受験だ。
高校3年間はバレー漬けで、勉強は一切やっていなかった。
部活の先輩・同期は皆スポーツ推薦で行ける大学に進学しており、また自分もそうしようとしていたが、不意に「一回も真面目に受験勉強をしないまま大学を決めて良いのか」という思いが湧き上がってきた。
バレー部の人間としては前代未聞のことだったが、浪人を決意した。
この時も「無理だからやめとけ」と止めてくる人間が大半だったが、「そういうやつらを仰天させてやろう」という反骨心を原動力に、この時も頑張った。
結果、ゼロから勉強を始めて1年間で、志望する大学(慶経)に合格した。
invisonにjoinしたワケ
「迷子センター」
前述の通り、“違和感マン” こそが自分の本質だと考えているわけだが、それでもやはり周囲に流されそうになる時はある。
就職が、その顕著な例だ。
「大学を卒業して就職する」、この当たり前とも言えるレールに自分も脳死でのっていたが、ふとモヤモヤ感を感じ始めた。
これまでの人生には、「部活で試合に出る」あるいは「志望校に合格する」といったような明確な目標があった。
しかしながら社会人を目前に控え、漠然と「これから何を目的に生きるのか」という思いが湧き上がってきた。
人生の大半を占める社会人としてのフェーズでは、一体何が自分の目標となるのか。
どこに向かって自分は進んでいけばよいのか。
自分であれこれ考えてみても、腑に落ちる答えには辿り着けない。
ゴールが定まらないまま、人生において莫大なリソースをつぎ込むことになる社会人という世界に足を踏み入れることが、とたんに怖くなり始めた。
「何でも良いからヒントを見つけたい」という思いでネットを漁っていた時、たまたまインビジョンを見つけた。
「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」という志が目に留まり、「間違いない」と直感的に感じた。
社会人生活の大半を占めるのは仕事であるから、その仕事に対していかにモチベーション高く向き合うことができ、そこから幸せを感じられるかは、結果的に人生に対する満足度に直結する問題だろうというのは考えれば分かることだが、それをここまで前面に押し出している企業は少ない。
こんな会社に集う人達は一体どんな感じなのか、何を考え、どう行動しているのか気になりだし、自分の目で確かめるべく社員の方達と会うことにした。
そこで社員の方と実際に会ってお話しする中で、「社員の方達の目が生きている」と率直に感じ、「この環境に身を置くことで生きる指針を何か得られるかもしれない」と考え、インビジョンにジョインすることを決めた。
今後、この環境に身を置いて得た気付きを、都度書き残していこうと思う。