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(※この投稿はFusic HPブログ「Fusicってなんしようと?」の記事を転載しています。)
みなさまこんにちは!先進技術部門/IoTチーム チームリーダーの毛利 啓太です。
今回は、タイトルの通り、社内コミュニケーション活性化施策のひとつである
「わんわんわん」について、始まったきっかけや具体的な運用方法についてご紹介します!
~リモートワークで社内のコミュニケーションが足りない問題~
新型コロナウイルスが世に出てきてから2年ほどが経ちました。
現在、リモートワークをされている方も多いのではないでしょうか。
Fusicでもリモートワークをするメンバーが増えたため、
チームや案件で関わっている人以外と話す機会が激減しています。
Fusicという会社は、技術力はもちろんですが、
メンバー同士の相互作用の力で成長してきた面も大きいと思っています。
社内コミュニケーションが疎になってしまうと、会社の力が大きく削がれてしまう……
これはなんとかせねば!ということで始めた施策が通称「わんわんわん」です。
~社内コミュニケーション活性化施策「わんわんわん」~
一言で言えば、毎週ランダムに3人組を作って話す、というものです。
もともと「1on1on1」だったのですが、めちゃくちゃ発音しにくいので
名前を募集して「わんわんわん」となりました。
やりかた
- 参加希望者は、ビジネスコラボレーションツール「Slack」のチャンネル“#1on1on1”に入る。
- 毎週月曜の朝、チャンネルに入っている人の中からBotがランダムに3人組を作って通知。3で割って余りが出る場合は一部4人組で。
- 各組で時間を調整して、その週のどこかで30分ほど会話する。オンラインで話してもOK、会社で話してもOK、(コロナの状況を見て)ランチに行ってもOK。
SlackのBotは、先進技術部門/機械学習チーム チームリーダーの濱野が一瞬で作ってくれました。
Q&A
- 強制参加?
いいえ、強制ではありません。が、参加人数が多ければ多いほどいろんな人と話せて有意義な施策になるので、できるだけ参加をお願いしました。 - 何について話せばいいの?
特に指定はしません。
お仕事の話でも、趣味の話でも、庭に生えたきのこの話でも、ご自由にどうぞ。 - 忙しくてそれどころじゃない時期が来たらどうしよう?毎週Botが参加できるかどうかを聞いてくれます。
- なんで3人組なの?多くの人とコミュニケーションを取ることを考えると2人は少なすぎる、
逆に4人以上だとあまり話さない人が出てきそう、ということで3人としました。古来より3人組というのはバランスの良い人数として知られています。
ハチベエ、ハカセ、モーちゃん
ガイア、オルテガ、マッシュ
ベム、ベラ、ベロ
ムサシ、コジロウ、ニャース
助さん、格さん、やっておしまいなさい
~「わんわんわん」を導入してみた結果~
昨年5月から始めて、もう8か月ほど運用しています。
どのような結果になったかというと…
参加率
初回で社員の約7割、50名ほどが集まりました!
突発的に参加者募集の告知を出したのですが、思いのほかたくさん集まりました。
そこから参加者はどんどん増えて(母数もどんどん増えて)、
今では参加率約8割、65名になっています。
アンケート
運用開始から3か月ほど経った頃、参加者にアンケートを取ってみました。
一部ご紹介すると以下のような感じです。
●わんわんわんを始めて良かったことはありますか?
話したことがない人と話すきっかけになった、
話したことがある人の情報がアップデートできた、という意見が多く、
わんわんわんが確実にコミュニケーション機会の創出に役立っていることが分かります。
ほかにも、社内の人に話しかけるハードルが下がった、業務上の情報交換に役立った、
何かしらの学びを得た、楽しみが増えたなど、良い効果が出ていると思われます。
●オフライン : オンラインはどのぐらいの割合ですか?
平均してオフラインが28%
●業務の合間 : ランチはどのぐらいの割合ですか?
平均して業務の合間が75%
●1回平均どれくらい話しますか?
目安として30分と伝えていましたが、話足りないこともあるのかもしれません。
ランチの場合はお昼休みを使えるので長めになることも。
●わんわんわん全体に対して改善点・要望があれば教えてください。(一部抜粋)
- 同じグループの人の最近の情報が拾えたらいいな
- 話題提供機能がほしい
- 時間の提案が面倒。自動で決めるか、候補出してほしい
- 忙しさが先立ってついつい不参加にしちゃう
- ランチの時間ではやりたくないけど、ランチでやりたい人もいる
- わりと同じ人とばかり当たってしまう気がする
- 他のグループがどんな感じで盛り上がっているのかを知りたい
施策としての課題もありつつ、Botを良い感じにすれば解決しそうな問題もちらほら。
そしてOJTへ
わんわんわんが定着してきたタイミングでアンケートをとってみたところ、
いろいろとやりたいことが出てきました。
- 社内コミュニケーションをより活性化させるために、話した内容を共有できるようにしたい
- 時間調整をうまいことやってほしい
- 話題に困ったら話題を提供してほしい
- などなど。
そんなタイミングで、21卒のティオ ツ ツィンが入社し
OJTの課題としてシステム開発をしてもらうことに。
システムの詳細はOJTレポートをご覧ください。
https://fusic.co.jp/doings/331
~最後に~
今回は、社内コミュニケーション活性化施策「わんわんわん」をご紹介しました。
突発的に募集をかけたにもかかわらず多くの社員が集まり、
会社の文化として取り込まれ、OJTの題材としてブーストしていく、
という流れはとてもFusicらしいなと感じています。
Fusicの行動指針にもある、「自分からはじめよう。全力でのっかろう。」の精神ですね。
これだけで万事解決!というわけではないですが、一定の効果が出ている施策だと実感しています。
今後もわんわんわんを通して、社内コミュニケーションが豊かになるように見守りたいと思います!
Fusicには、わんわんわんだけでなく、
社内コミュニケーションを活性化するための施策がまだほかにもあります。
それはまた別の機会に!