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クラウド、AI、IoTなど、テクノロジーの力で課題解決を行ってきたFusic。
その挑戦のフィールドは、ついに“宇宙”へ広がりました。
衛星データの管理や地上局のクラウド化など、「宇宙×クラウド」をキーワードに新しい価値を生み出す宇宙事業が、今期から本格始動。
Fusicがなぜ宇宙にチャレンジするのか、Fusicだからこそできる宇宙事業とは何か、その舞台裏をお届けします。
なぜ今、Fusicが宇宙に挑むのか
宇宙産業は今、世界的に大きな成長期を迎えています。
人工衛星の小型化・量産化に加え、打ち上げコストの低下、データの民間利用拡大により、宇宙は「国家プロジェクト」から、私たちのような「民間企業が活躍できる産業」へと変わりつつあります。
日本でも、JAXAや民間スタートアップを中心に新しいプレイヤーが次々と登場。
衛星データは、防災・農業・海洋・環境といった地上の課題解決に欠かせない存在になっています。
まさに今、宇宙は“地上の課題を解く場所”へと進化しているのです。
そして、この産業の中心にあるのがデータとクラウドです。
膨大な衛星データを地上で扱うには、信頼性・拡張性・リアルタイム性に優れた基盤が欠かせません。
これは、Fusicが20年以上培ってきたクラウド・ソフトウェア開発の得意領域。
ハードウェアや組み込みが主流の宇宙業界において、
Fusicが持つクラウド技術はまさに“未開拓の武器”です。
私たちはこの強みを活かし、「ソフトウェアで宇宙産業の進化を加速させる」ことを目指しています。
Fusicが見ている宇宙の未来
これまでの宇宙開発は、ロケットや衛星などのハードウェアが中心でした。
しかし、これからは「ソフトウェアが宇宙を動かす時代」です。
膨大な衛星データをどう扱い、どう地上で活かすか——そこにクラウド技術の力が求められています。
Fusicは、クラウドの専門家として宇宙開発を支えるプロジェクトに取り組んでいます。
たとえば、QPS研究所とともにSAR衛星の地上局システムをクラウド上で構築。
クラウド事業者として国内初のリモートセンシング法認定を取得し、
衛星から届く観測データをリアルタイムで受信・可視化できる仕組みを実現しました。
また、JAXAの「G-Portal」プロジェクトでは、地球観測衛星データの大規模クラウド移行をまさに現在進行形で行っています。
災害時などでも迅速にデータを検索・提供できるインフラをAWS上で構築するというプロジェクトを推進しています。
さらに、AWS Space Accelerator: APJ 2025(※)では技術支援パートナーとして参画し、
クラウドの力で宇宙スタートアップエコシステムの下支えをしています。
これらの取り組みはすべて、
「宇宙のデータをもっと身近に、もっと使えるものにする」ための挑戦です。
Fusicは、クラウドの力で宇宙開発のスピードを上げ、
“宇宙産業の進化を加速させる”未来を見据えています。
※AWS Space Accelerator: APJ 2025とはアジア太平洋・日本(APJ)地域における宇宙産業の成長を加速することを目的とした10週間のアクセラレータープログラム。
“宇宙エンジニア”の醍醐味とは
宇宙領域の開発には、他のどんな業界とも違うスケールとダイナミズムがあります。
Fusicの宇宙案件に携わるエンジニアは、次のような面白さを体感しています。
- 多様なプレイヤーと共創するスケール感
国内外の宇宙スタートアップ、大手事業者、官公庁、研究機関など、幅広いプレイヤーと協働。
Fusicでは多種多様なプレイヤーと協働できるからこそ、特定の領域のみならず宇宙産業全体を俯瞰できます。 - 膨大で高密度なデータと向き合う挑戦
衛星から得られるデータ量は桁違い。
さらに秘匿性の高い情報も扱うため、高度なセキュリティ設計と効率的な処理アーキテクチャが求められます。 - 高難度なAWS構築スキルが磨かれる
ミッションクリティカルなシステムをクラウド上で支えるため、
高可用性・耐障害性・スケーラビリティを極限まで設計する必要があります。
まさに「AWSを極めたい人」にとって理想的な挑戦環境です。 - トップクラスのエンジニアと切磋琢磨できる
Fusicには、AWS認定資格を全社で200個以上保有、受賞歴のあるエンジニアも多数。
宇宙という最先端領域で、クラウドのプロフェッショナルたちと共に学び合い、成長できる環境があります。
“宇宙エンジニア”は、未知の領域をコードで切り拓く仕事。
日々の一行の設計や一つの改善が、地球規模の仕組みを支えていく——そんなスケールを味わえます。
いま、私たちが直面している課題
私たちの宇宙事業は、まだスタートしたばかりです。
今まさに、次のような課題に真正面から向き合っています。
- 宇宙ドメインに特化したソフトウェアの知識が、まだ社内に十分ではない
- 衛星データを扱うためのデータ基盤にはまだ業界標準がなく、自分たちで最適な形をつくり出していく段階にある
- 衛星開発の工程におけるソフトウェア開発にも挑戦したいが、まだそこまでは踏み込めていない
これらはすべて、私たちがこれから育てていく領域です。
「未完成であること」そのものが、挑戦できる余白。
誰もやったことのない領域を、自分たちの技術で切り拓く。
その手応えを味わえるのが、Fusicの宇宙事業の魅力です。
Fusicならではの面白さ
私たちがこの挑戦を続けられるのは、クラウド領域で築いてきた確かな技術基盤があるからです。
AWSを中心とした開発支援、自治体・研究機関との共同プロジェクト、AI・IoT領域の知見——
これらが複雑な宇宙システムを設計・運用するための“足腰”になっています。
宇宙産業ではまだ、クラウド技術を本格的に活用できるプレイヤーが多くありません。
だからこそ、Fusicにはこの分野でトップランナーになるチャンスがあります。
宇宙にクラウドのスピードと柔軟性を持ち込むことで、
宇宙開発の在り方そのものをアップデートしていく。
それが、Fusicの描く未来です。
“宇宙をつくるエンジニア”に
- 未知の領域で自分の技術を試したい
- 地上から宇宙を支える仕組みをつくりたい
- クラウドの力で新しい価値を生み出したい
そう思うなら、きっとFusicの宇宙事業にワクワクできるはずです。
福岡という街から、クラウドで宇宙を動かす。
私たちは、そんな未来を一緒に描く仲間を探しています。