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地球の才能を育むストーリーファウンディング「SPIN」にて新プロジェクト始動!
Freewillの自社サービスである、地球の可能性を育むストーリーファンディング「SPIN(スピン)」にて、
シサム工房(京都市左京区 代表水野泰平)と環境NGOコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(以下CGN, フィリピン・バギオ市)が実施するフィリピンの農家と森を支える新たな支援活動のクラウドファウンディングが7月16日(金)に始動しました。
「世界のみんなが幸せになるコーヒー」プロジェクトを通じて成し遂げたいこと
近年耳にすることが多くなった「フェアトレード(※1)」。
市場には無数の商品が並んでいて、私たちはその中から選び、購入します。自分が意識して選ぶことで、世界が変わる。その選択が、生産者や環境にとって大きな一歩となります。私たちが、普段口にする身近なコーヒーの農家の人々が、フェアトレードを通じ安定した収入を得られるようになり、環境問題を考慮したコーヒー栽培や、安定した将来の生活を見通すことが可能となるよう応援したいと考えています。
(※1フェアトレードとは、社会、経済、生活環境に恵まれない発展途上国で生産される原料・製品を、私達が適正な価格で継続的に購入することで、弱い立場にある生産者や労働者の社会生活、経済的自立をサポートする「貿易の仕組み」をいいます。)
フェアトレードコーヒーが生まれる場所、それはフィリピンはバギオ市に位置するコーディリエラ山岳地方で暮らす先住民族の手によって作られています。このところようやくコーヒーの収穫量が増え、コーヒー生産が先住民族の農家さんの収入に結びついてきました。しかし、この杵と臼による作業があまりに大変なため、栽培をあきらめる人も出てきています。政府機関のサポートも山奥のコーヒー農家には届いていません。
[ コーヒー農家が杵と臼でコーヒーの実を潰している様子(フィリピン・バギオ市)]
農家さんと環境NGOであるCGNの15年間の努力の積み重ねが、このままでは無駄になってしまう……。
そこでCGNはベンゲット州のコーヒー農家団体を対象に、果皮やパーチメント(内果皮)の除去、乾燥に必要な機器を支給するためにこのプロジェクトを立ち上げました。
フィリピン北部山岳地方の小規模コーヒー農家の人たちの労働環境を改善し、同時にコーヒーの品質向上によって先住民である農家の生計向上を実現するため、収穫後の加工や乾燥に必要な機材の支給を行います。
最終的な目的としては、貴重な水源であるとともにCO2の吸収源である山岳地域の豊かな森林の商業用野菜栽培地への転換を食い止め、生態系豊かな森を守り、土砂崩落などの地域の災害軽減と地球レベルの温暖化対策に貢献していきたいという想いがあります。
本プロジェクトを通じてサステナブルなコーヒーづくりに参加しませんか?
本プロジェクトは、日本のフェアトレード界を20年に渡ってけん引してきたフェアトレードカンパニーのシサム工房が、パートナーである環境NGOコーディリエラ・グリーン・ネットワークと協力し、実施します。
[ フィリピン・バギオ市の山の風景 ]
目標金額は265万円、資金調達期間は6ヵ月。
開始5日で30万円以上の支援が集まっている本プロジェクトを通じて、
森林保護や消費活動を見直すきっかけにもなればと考えています。
本プロジェクトを通じて、サステナブルなコーヒーづくりに参加することが可能です。
多くの方々からの支援をお待ちしています。
プロジェクトURL:https://spin-project.org/projects/73
Facebookグループ:https://www.facebook.com/groups/498949277873410/
「世界のみんながしあわせになるコーヒー」プロジェクト実行者(メンター)について
有限会社シサム工房
1999年4月25日に京都の郊外で小さなフェアトレードショップとして誕生。学生時代に人権や貧困の問題と出会い、シサム工房代表 水野 泰平(みずの たいへい)が、社会経済的に立場の弱い人たちとよりいい形でつながって生きていきたい、と強い想いを持ったのが始まり。
創業以来、オリジナルの商品開発を行い、商品の質やデザイン、提案する空間にこだわりながら、一貫してフェアトレードにチャリティではなく、事業として取り組む。 現在、京都、大阪、神戸、吉祥寺に直営8店舗を展開している他、全国300の小売店を通して、コーヒーや、アパレル品、雑貨、インテリア商品などを販売している。
* シサムとは、アイヌ語で「よき隣人」 を意味する言葉。
所在地:〒606-8221京都市左京区田中西樋ノ口町94-2
TEL:075-724-5677/FAX 075-707-2301
website: https://sisam.jp/
Online Store: http://www.sisam.jp/store/
環境NGO コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)
2001年フィリピン共和国ルソン島北部山岳地方の中心都市・バギオ市在住の日本人・反町 眞理子(そりまち・まりこ)と日本人1名、そして3人のフィリピン人によって設立。山岳地方の環境保全とそこに暮らす先住民族の貧困削減・生計向上を主な目的とし、森林再生と水源涵養のための植樹プロジェクト、先住民族の伝統文化をベースとしたアートを活用した環境教育プログラム、持続可能な地域資源を活かした適正技術によるエネルギー事業、アグロフォレストリー事業などを行ってきた。2011年から2018年まで継続したフィリピン企業のCSRによる森林再生事業ではタバコ栽培農家とともに毎年100万本の植樹を達成。
アグロフォレストリー事業では山岳部の気候や土壌に適したアラビカコーヒーの栽培を推進し、
2015年の開始以来100万本近い植樹を山岳地方各地で行ってきた。(うちコーヒーは16万本強)
HP(日本語):https://www.cordilleragreen.net/
反町紹介記事:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/v4?id=202101cpym0001
E-Mail:info@cordilleragreen.net, cordigreen@gmail.com
ー最後にー
Freewillでは、企業文化として、グローバル社会にとことん適応する「フラット型組織」に特化し、今までにない新しい形を追求しています。また、“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービス
「SPIN」をはじめ3つの自社サービスは、様々な機関から高い評価を得ています。
今回ご紹介した「世界のみんなが幸せになるコーヒー」プロジェクトのリリースに当たり、プロジェクト担当者からの声が届きましたので最後にご紹介させていただきます。
ーー恥ずかしながら、このプロジェクトに関わるまでは「フェアトレード」という言葉自体は知っていても、正しく理解していませんでした。私たちが普段何気なくしている選択が、誰かの幸せに繋がっていたら素敵ですよね。きっとこのストーリーに触れたら、身の回りのものがどんな経緯で自分の手元に運ばれてきたのか、想いを馳せるきっかけになるかと思います。自分の選択が未来をつくる。守る。あなたの行動がフィリピンの農家だけでなく、森を守り、地球を守ることに繋がります。きっと、その選択はあなた自身も幸せにするはず(コーヒー好きならなおさら!)。ぜひ一緒にアクションを起こしていけたら嬉しいです。(Daigo, 20代, 入社1年目)
Freewillはこれからも「自由意志」と良心に従い地球と共存共栄していく世界の実現を目指して活動を続けて参ります。
Freewillの取り組みに共感した方、一緒にプロジェクト運営に関わってみたいと感じた方は、お気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンを押してみてくださいね!
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