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グローバルに挑戦。日本企業と外国人エンジニアをつなぐ、世界共通のプラットフォーム開発に挑む海外推進室の魅力とは

登場人物

小川さん 海外推進室

’11年にアドテクノロジー企業に入社し、大阪・名古屋で4年間自社プロダクトの拡販に従事したのち、インドネシアに赴任。現地法人の責任者として5年間経営企画・事業戦略の策定などを行い、インドネシア市場での事業拡大に従事。エンジニアと組織の間にある壁をテクノロジーで壊すというFindyのビジョンに共感し、’20年に入社。

大原さん 海外推進室

新卒で株式会社オールアバウトに入社し、クラウド基盤の整備やサイトリニューアルの開発などを行う。その傍ら、副業で3社ほどのスタートアップの開発や立ち上げの支援を行う。2017年11月よりFindyに正社員1人目として参画し、プロダクト開発やマネジメント、採用などを担当。

グローバル規模でエンジニアをエンパワーメントするFindy Global

──小川さん、大原さん、本日はよろしくお願いします。早速、海外推進室の事業内容について説明をお願いします。

小川:海外および日本国内に居住されている外国人エンジニアと日本企業のマッチングプラットフォーム「Findy Global」を開発・展開しています。

大きく二つの目標があり、一つ目は「国内のIT人材不足の解決」です。現時点で日本はIT人材が不足しており、2030年まで供給不足が続くと言われています。このままでは、プロダクト開発が進まず、事業が発展しなくなってしまう。これはIT企業だけでなく、日本にとっても深刻な問題です。私たちは外国人エンジニアの採用を通して、この問題を解消したいと考えています。

二つ目は「世界共通のマッチングプラットフォームをつくる」です。コロナ禍でフルリモートやフルフレックスが急速に浸透し、国境を超えて働くチャンスも増えています。とはいえ、海外エンジニアと日本企業をマッチングさせるプラットフォームは、未だに整っているとは言えません。グローバル規模のマッチングを生み出すためには、Findy Globalを世界共通のプラットフォームに成長させる必要があります。

大原:ファインディの経営理念は「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」です。Findy Globalを世界共通のプラットフォームに成長させることで、より多くのエンジニアをエンパワーメントしたいと考えています。

「ニーズがある」テストマーケを経て感じた、確かな手応え

──立ち上げから現在までの活動内容についてお話いただけますか。

大原:まずはFindyの英語版サービスを開発し、アジア圏を中心に累計14カ国でテストマーケティングを実施しました。ゆくゆくは他国にも拡げていくつもりですが、最初は時差の少ないエリアから展開しています。

具体的にはユーザーヒアリングを行うとともに、企業へのヒアリングも並行して進めていました。ペルソナを具体化しながら、ユーザーの声を反映したサービスづくりを行ってきたという流れです。

スキル偏差値を活用し、平均スキルの高い国に注力しているのもポイントですね。直近ではインドやバングラデシュのスキルが高いことがわかっているため、そこにフォーカスして開発を進めています。

──日本版サービスのFindyとは違う部分もあるのでしょうか。

大原:登録フォームの入力項目が異なります。日本企業で働きたい方がユーザーとなるため、「日本に移住する予定はあるか?」「ビザは持っているか?」など、外国人向けサービスならではの質問が多いですね。

──ユーザーからの反応はいかがですか。

小川:当初の予想以上にスキル偏差値や年収予測を受け入れてもらっています。日本で働くことに興味のあるエンジニアが、想像以上に多かったのが印象的ですね。Findy Globalの大きな可能性を感じました。

一方で、日本のソフトウェア企業は世界的認知度が低い。Findy Globalを通して「日本で働きたい」と考える外国人エンジニアが増えると嬉しいなと思っています。

──クライアントの反応や手応えはいかがですか。

小川:ヒアリングを重ねていく中で、多くの企業がエンジニア不足で困っているとわかりました。外国人エンジニアを採用したいという声も多く、確実にニーズはあると確信しています。

トライしやすい環境が整っている、0→1フェーズの新規事業

──海外推進室で働く面白さ、やりがいについてお話いただけますか。

小川:IT人材の不足は、日本経済における重要な問題点だと言えます。大きな社会課題と向き合う必要があり、難易度が高い分やりがいを感じられます。グローバル規模のマッチングプラットフォームという、前例の少ないサービスをつくる面白さも魅力です。新規事業でまだ小さい組織ですので、一人当たりの裁量が大きいのもポイントですね。

大原:ファインディはプロダクトベースで事業を拡大してきました。高品質なプロダクトで勝負をし、人的なオペレーションでカバーすることで完成度を高める。そういった進め方でここまで成長し続けており、社内にはさまざまな知見が蓄えられています。社内のナレッジを活用しながら、多方面のスキルを身につけられる環境ですね。外国人エンジニアと日本企業を繋ぐ架け橋として、さまざまな挑戦ができます。

──プロダクトの面白さはどういったところにありますか。

大原:今後は国境を超えて働くスタイルが珍しくなくなるかもしれません。そういった意味で、時代に沿ったプロダクトだと思っています。

エンジニア視点でいうと、自分が開発したサービスが地球の裏側の人に使われるというのは、非常に楽しいですし興奮しますね。世界中の人と気軽に繋がれる現代においても、自分が開発したサービスを外国人に提供してフィードバックをもらえるのは、とても貴重な経験です。自分の世界が一気に広がったと感じましたし、この気持ちは一生忘れないようにしたいと思っています。

小川:実は私もSNSを見ていたら、たまたまインドネシア赴任時代のエンジニアの同僚がSkill Scoreをタイムラインにシェアしていたのを見つけました。Findy Globalの事は何も伝えていなかったのですが、彼の友人がSNSでシェアしているのを見つけて興味を持って登録してくれたようです。既存の外国人エンジニアユーザーからも好評ですし、"世界規模のbuzz"を起こせたら、もっと面白いことになりそうですね。

──そうなると、一気に事業が拡大する可能性もありますね。

小川:はい。グローバルサービスはターゲットが多い分、国内サービスよりも大規模になる可能性を秘めています。簡単に成し遂げられることではありませんが、考えるだけでもワクワクしますよね。

大原:開発チームは英語でディスカッションしており、海外の人と一緒に働く経験ができるのも魅力だと思います。キャリアアドバイザーについても、ユーザーが外国人のため、必然的に英語を話すことになります。Slackでの会話はほとんど英語ですし、英語スキルを上達させたい方にぴったりの環境ではないでしょうか。

既存サービスとのクロスセルで、日本企業の成長に貢献

──今後の展開についてお話いただけますか。

小川:導入企業数を増やすのはもちろん、サポートを充実させていきたいですね。外国人エンジニアの採用は、既存チームとの連携や言語の壁など、ジョイン後の課題も多い。これから組織をグローバル化していくフェーズの企業では、開発効率を維持しながら体制を切り替える難しさもあります。Findy Globalとしては、採用した後のフォローができるよう、企業と一緒に伴走していくスタイルを確立したいと考えています。

現在はファインディでも外国人エンジニアの採用を進めていて、海外からリモートで働いているエンジニアもいます。外国人エンジニアを含めたチームづくりに関するナレッジを蓄積して、企業に還元できるようにしていきたいですね。

大原:入社後のサポートとして、Findy Teamsを活用いただくのもいいかもしれませんね。ファインディの既存サービスとも連携していきたいと考えています。

プロダクト面では、スキル偏差値をグローバル規模で自分のポジションを比較できるようなUIにするのもいいなと考えているところです。

──最後にこれから海外推進室へのジョインを検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。

大原:海外の優秀なエンジニアと関われる上、日本企業の成長に貢献できるサービスです。スペシャリストの力によって企業が成長していく過程を見られるのは、エンジニアとしても面白い経験だと思います。

小川:立ち上げ期の事業であり、幅広く経験を積みたい方に向いていると思います。やろうと思えば何でも挑戦できる組織ですし、そういった働き方を期待しています。ぜひ、一緒にFindy Globalを盛り上げていきましょう!

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