こんにちは!エレファントストーンの渡辺です。
エレファントストーンは2024年10月に15期を迎え、弊社のコーポレート部門である「コーポレートデザイン課」では、担当業務の垣根を超えて何ができるのか、その可能性を広げていくためのチャレンジをスタートしました。今回は、これまでの歩みを振り返りながら、今期の方針や現在の取り組みについて現職のメンバーへのインタビューも交えてご紹介します!
こんな方にぜひ読んでほしい!
- コーポレート部門の立ち上げに興味がある方
- 経営課題への打ち手を自ら企画立案、実行することに興味がある方
- エレファントストーンのコーポレートデザイン課に興味がある方
エレファントストーンの「攻めのコーポレート」とは?
エレファントストーンの「コーポレートデザイン課(以下、コポデザ)」は、人事・総務・経理など、会社の基盤をつくる業務を幅広く担当するチームです。このような部門は一般的に「管理部門」や「バックオフィス」と呼ばれ、会社の縁の下の力持ちのようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?
弊社は、ポジションやグレードに関わらず、メンバー全員が目の前の課題に対して解決策を生み出す“クリエイター”であると考えています。そのため、日々の決まった業務を正しく効率的に進めるだけでなく、その時々の状況を理解して会社の成長に貢献する=会社をデザインする「攻め」のチームを目指し、「コーポレートデザイン課」という名称になりました。
▼コポデザのこれまでの取り組みについてはこちら
- 「コーポレート職の攻めの要素?」決まった業務だけじゃない、映像ベンチャーの組織・働く環境をつくる仕事を紹介します!
- バックオフィスだけではない!会社をデザインする映像ベンチャーの社員のとある1日に密着してみた!
組織課題に10歩入り込み、無意識に決めていた限界を超えるチームを目指す!
チーム発足からこれまで、働くメンバーや環境に目を向けて現状をキャッチしながら、より良い状態にしていくことを大切に業務を推進してきました。
今後、コポデザメンバーを含む社内全体が「自分たちが会社をつくるチーム」という自覚を持ち、主役としてアクションを起こしていくために、15期に入るタイミングで定められたチーム方針が「組織課題に10歩入り込み、自分たちが無意識に決めていた限界をこえていく」です。
ここからは、現在コポデザに所属する関口さんのインタビューを交えて、現在の取り組みについてご紹介します!
渡辺「関口さん、今日はよろしくお願いいたします!改めてこれまでの経歴を教えてください!」
関口「新卒1社目で経理職に就き、途中産休などもありつつ14年ほど勤務し、2024年の6月にエレファントストーンに入社しました。今日はよろしくお願いします!」
渡辺「1社でじっくり経理職をされていたんですね!早速本題に入りますが、今期の方針が伝えられたとき、率直にどんなことを思いましたか?」
関口「最初はシンプルに『難しい!』と思いました。これまで経理として働いてきて、システム導入や法改正など経理に関わるプロジェクトなどは対応したことがありましたが、“組織課題に10歩入る”“限界を超える”って何をどうしたら良いのか、イメージができていない状況だったと思います…」
渡辺「なるほど…。これまでのご経験があったからこそ、日々の業務と方針の結びつきに難しさを感じられたんですね」
関口「そうですね。目指したい方向性はなんとなくわかりつつも、具体的な動きが想像できず…。まずはこの方針の意味を理解し、メンバー間の価値観をすり合わせるために、チームでディスカッションするところからスタートしました。
とはいえ、今までは経理担当として業務の延長線上にある課題やゴール/方向性が決まっていることに取り組むことがほとんどだったので、自分たちで方向性を探り、定めるということ自体が初めてで、15期に入って最初の3ヶ月くらいはずっと難しさを感じていました」
「10歩入り込む」「限界を超える」ためにどう進む?
渡辺「方針に対してチームで少しずつ動き出したと思いますが、“組織課題に10歩入り込む”ためにどんなことからトライしていったんですか?」
関口「いきなり入っていくというのもどうしたら良いのかわからず、まずどう入ったら良いかを考えるところからスタートしました。入り込む=受け身ではダメですし、10歩となると相当主体性が必要じゃないですか。1歩じゃないので(笑)」
渡辺:「確かに、“10歩入り込む”と言っても、入り込み方って色々ありますよね」
関口「そうなんです。なので、最初はコポデザ内で『エレファントストーンをもっと良くするにはどんなことが必要か?』を自分たちの担当業務に関係なく洗い出していきました。その上で『こんなことが今足りないんじゃない?』とか『こんなことができたら良いんじゃない?』みたいな仮説を立てて。その仮説を検証しつつ、実際の状況を理解するためにヒアリングや会社全体へのアンケートを実施しました」
渡辺「いきなり施策や打ち手を考えるのではなく、まずは現状を知るところからのスタートですね」
関口「施策ベースではなく、まず現状をキャッチアップするところからスタートするのは、コポデザの特徴の一つだと思います。社内へのヒアリングやアンケートを通して今の状況を理解することで、本当に必要な施策とは何かを考えやすくなりましたし、チームを超えて連携しやすくなった感覚です。社内全体に影響力を発揮できるような、良いアプローチができるんじゃないかと思っています!」
渡辺「もう一つ大きな言葉として“限界を超える”がありますが、関口さんはこの辺りをどのように意識していますか?」
関口「これまでの経験によって作り上げられている、自分の中の固定概念みたいなものにとらわれないように意識しています」
『経理とはこうあるべき』や『経験上こうやるのが正解だろう』のように、これまでの経験や知識から答えを導いてしまうところはどうしてもあって…。それが間違っているわけではないと思うのですが、自分の脳内で答えを出してしまいがちなので、『それだけが正解じゃないよな』と自分の固定概念を超えていくことはかなり意識しています。なので、新しいことにトライしているなという感覚はずっとありますね(笑)」
課題を見つけ、解決策をクリエイトする
渡辺「アンケートやヒアリングを実施後、今はどんなことをしているんですか?」
関口「アンケートの回答内容を項目ごとにまとめて、『どんな意見があがっているか』『傾向があるか』を集計。そこから要因を分析して、見えてきた課題に対して具体的なアプローチのアイデアを出していきました。まだまだ成長途中の企業なので、正直なところ課題となるポイントはたくさんあります。なので、まずどこからアプローチするべきかの優先順位をつけて、施策のアイデアに対してのFBをチーム内でおこない、各自がメインとして推進していく施策の決定まで完了しました。
そして、これから遂に施策を実行していくフェーズに入ります!施策を実施するために、追加でのヒアリングなども実施していて、本格的に社内全体を巻き込んだ動きがスタートしていきます。
15期に入って最初の3ヶ月くらいはずっと現状分析をしていたので、ゴールが見えず『何をやっているんだ?』と迷子状態になってしまうこともありました。やっと目指すべきゴールやそのために必要なアクションが見えるようになって、すっきりした気持ちです(笑)」
渡辺「エレファントストーンに入社して新しい経験がたくさんあったんだなと今日お話を伺って感じたのですが、コポデザでの業務を通して関口さん自身が変化を感じることはありますか?」
関口「仕事の仕方も、マインドも変わってきていると思います。前職では求められなかった、課題を見つけて解決のための施策を考えるという『0から1をつくる』仕事をするようになったというのが1番大きな変化です。こういうクリエイティブな仕事って自分は苦手だと思っていたので…。ここまで話したように難しさはもちろん感じましたが、それを乗り越えられたのは自分にとっての変化だと感じています。
経理業務以外で方針に対してのアクションを考えたりチーム内で話し合ったりする時間があって、経理業務の方がやっている時間は長いはずなのに、そういったことを考えるのに頭の中の6割以上を使っている感覚です(笑)
ここから施策が動き始めたらまた新しい難しさに出会い、そこに向き合ううちにまた変化があると思います。初めてのことを進める不安もありますが、チームで取り組んでいく楽しさも感じています!」
コポデザで働く魅力
ここまで関口さんのインタビューをお届けしました。
関口さんから今のコポデザの動きを伺う中で、今のコーポレートデザイン課に入ることの魅力を大きく二つ感じました。
一つ目は、社内の状況やメンバーへの向き合い方です。
インタビューにあったように、現状を理解するためにメンバーの声を拾い上げることをすごく大切にしています。アイデアベースで次々に新しい施策を立ててスピード感を持って実施していくというやり方もあると思いますが、エレファントストーンの今の状況をきちんと理解するため、ヒアリングやアンケートを通して丁寧な情報収集をおこなっています。メンバーの声や社内の状況をキャッチアップしながら、業務に反映させていきたいという方には魅力的な環境なのではないでしょうか。
二つ目は、業務の垣根を超えた取り組み方です。
経理や人事など、メインで担当する業務の分担はもちろんありますが、今回お伝えした社内への施策は担当業務に縛られずアイデアを出して進行しています!そのため、各分野での業務経験が豊富な方にとっては、これまでのご経験とは違う新しく挑戦しなければいけないことも恐らくあるかと思います。ただ、ルーティン業務や担当範囲に限らず、自分の価値を発揮していきたいという方にとっては魅力的な業務なのではないかと思います。
まとめ
ここまでエレファントストーンのコーポレート部門の現在の方針や取り組みについてご紹介させていただきました。
コポデザでは一緒に働く仲間を募集中です!取り組みや考え方などにご興味をお持ちいただけた方がいらっしゃいましたら、カジュアル面談からでもぜひお気軽にご連絡ください。ご応募をお待ちしております!