こんにちは! 株式会社コーボーの人事 梁瀬です。
今回は、第15期下期Goghestを獲得された米田さんと佐藤さんにインタビューを実施しました。
お二人がどのような想いで仕事に取り組んでいるのか、そしてコーボーの魅力とは何かを深掘りしていきます。この記事を読めば、きっとあなたもコーボーで働くことの面白さや、社員一人ひとりの情熱を感じていただけるはずです。ぜひ最後までお読みください!
ー 改めて、Goghestの受賞おめでとうございます!今回Goghestを受賞した内容について教えてください。
佐藤: 私は今回、HRセールスとしての仕事のやり方を見直したことが評価され受賞することができました。以前はキーワードだけで案件とエンジニアをマッチングさせていて、正直、専門用語が全然わからなくて、自分の力不足を痛感していたんです。そこから変わりたいと思い、米田さんにお願いして月に一度勉強会を開いてもらい、知識を深めました。新しいメンバーのために勉強会の資料を作ってアウトプットをするうちに、自分でもどんどん理解が深まっていって。AWSの勉強も始めて、ITインフラのことも少しずつわかるようになりました。
米田: 今回佐藤さんから声をかけてもらえて嬉しかったです!佐藤さんはレベルアップ手当でAWSの書籍まで購入しましたものね。佐藤さんとRoute 53の話をする日が来るとは思わなかったです(笑)
佐藤: こちらこそ米田さんに快諾いただけて、本当に嬉しかったです!そのおかげで、今ではAWSのサービス名やDDD(ドメイン駆動設計)のような専門的な会話も理解できるようになり、お客様の課題に深く寄り添った提案ができるようになったんです。面談依頼への転換率も上がった月もありましたし、そういった日々の小さな積み重ねが、今回の受賞に繋がったんだと思っています。
米田: 私は今年の1月から始めた「AI・DX推進グループ」の活動内容でエントリーしました。もともと社外でSESエンジニアとして働いていたのですが、2025年1月に本社勤務になり、このグループを立ち上げたんです。私たちが掲げているのは「コーボーの職人達に、新しい道具を。」というビジョンです。生成AIという新しいツールを提供することで、高い専門性を持つ社内の「職人」たちの生産性を向上させたいと考えています。
具体的には、社内で使っているGoogle WorkspaceのAI活用を促したり、社内AIプロダクト「COOBOO AI PORTAL」を開発したり、「生成AIの相談役」としてみんなが気軽に相談できるような環境を整えたりしてきました。特に、COOBOO AI PORTALは、各事業部のメンバーにヒアリングを重ね、多くの人を巻き込みながら開発を進めたことで、現場のニーズに即したツールになったと自負しています。
佐藤: 私もCOOBOO AI PORTALのHRセールス向けの機能、毎日使っています!
米田: ありがとうございます!3月中旬のリリースから6月末までの業務効率化効果は、試算でも『80時間』を超えており、着実に成果を上げています。
(初のGoghest受賞で喜ぶ佐藤さん。表彰状は営業顧問の齋藤さんより授与。)
ー 改めてお二人の行動や素晴らしい成果が、多くの仲間たちの心をつかみGoghestに選ばれたのだと感じます。そんなお二人が仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
佐藤: 仕事で大切にしていることは、大きく分けて2つあります。
1つ目は「コツコツ努力」することです。実は、前職でも別の業界で営業をしていたのですが、その頃からずっと大事にしています。私は、一度に大きな契約を取ってくるというよりは、毎月の成約数にバラつきがないように、着実に決めていくタイプなんです。そのためには、やっぱり日々の行動がすごく大事で。もし成約数が伸び悩んでいる月があったら、誰よりも行動量を増やしたり、お客さんを開拓する際も、諦めずに粘り強くアプローチしたりする姿勢を大切にしています。
2つ目は、「顧客に寄り添う」ことです。私たちの仕事は、案件を抱えているお客様と、そこに参画するエンジニアさん、両方と関わる仕事です。だからこそ、その中間地点にいる人間として、双方が気持ちよく仕事ができるように気を配ることを意識しています。「いつも良く動いてくれてありがとう」と感謝の言葉をかけてもらうのが、何より嬉しい瞬間ですね。この2つを常に心に留めて、業務に取り組んでいます。
米田: 私がエンジニアとして最も大切にしていることは、「お客様一人ひとりの姿を想像し、最高の体験をお届けすること」です。これは、以前SESエンジニアとして社外で働いていた時も、社内のメンバーを相手にする今の仕事でも、まったくブレない私の軸です。
コーボーのメンバーは、一人ひとりが本当に高い専門性を持っています。私は、AIという新しい道具は、その専門性を奪うものではなくて、むしろさらに輝かせるための最高のパートナーだと考えています。だからこそ、「AIをどう使わせるか」ではなく、「AIで皆の仕事がどうすればもっと楽しく、もっと楽になるか」という視点を常に持つようにしているんです。その答えとして、「COOBOO AI PORTAL」のようなツールを開発したり、Geminiの活用をサポートしたりしています。
また、「COOBOO AI PORTAL」の開発で実践したように、「関係者を巻き込みながら共に創り上げていくこと」も重要視しています。良いものは、多様な視点やアイデアが組み合わさって初めて生まれるものだと思っています。これからも、多くの仲間と対話し、フィードバックを得ながら更にプロダクトを進化させていきたいです。
(入社から幾度となくGoghestを受賞した米田さん。社内への異動後初の受賞!)
ー ありがとうございます!最後に、お二人がこれから目指したい未来について教えてください。
佐藤: コーボーのHRセールスとして、会社や事業の成長にもっと貢献していきたいと思っています。
コーボーには、一人一人の成長を応援してくれる文化があります。今回受賞につながった自身の行動や身に着けた知見を活かし、仕事の質を更に上げ、会社や事業の未来を創っていく一員でありたいと思っています。
米田: 私が目指したい未来は、「AIを通じて、コーボーの『職人』たちが、より創造的で、より本質的な仕事に集中できる環境を実現すること」です。
今進めているGoogle WorkspaceのGemini活用支援や「COOBOO AI PORTAL」の開発は、まだ第一歩にすぎません。これからは、もっと深く各部署の業務内容を理解して、それぞれの「職人」たちが抱えている課題に対して、AIを活用した最適なソリューションを提供していきたいです。また開発で得た知見は積極的に外部へも発信し、業界に貢献できたら最高だなと思っています。
そして、2025年7月から始まっている第16期は「コーボーのAI戦略は自分が牽引するんだ」という強い意志を持ち、社内のAI促進に努めていきます。これからも「米田さんが社内に戻ってくれてよかった!」と一人でも多くの方に思っていただけるよう、走り続けようと思います。