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関西エリアでは意外と少ない、人事オンリーの交流会。
業種は違えど同じ「人事」という境遇にいる人同士、情報交換はもちろんのこと人事業務で抱える悩み・困りごともガチでぶつけ合い、今後の人事活動に活かしていこうというプログラムです。
今回は、初の試みとなったNOVEL主催の人事交流イベント「人事る(じんじる)部」を開催!その様子をレポートしていきます!
「人事る部」イベント概要
「人事る」とは?
そもそも…「人事る(じんじる)」って何?
それは当たり前の反応なので、ざっくりと説明します。
人事るとは、ひとことで言うと「人事をガチる」こと。
もともと「人事」とは、企業の目標達成に向けて人材を確保したり、活躍してもらうための仕組みや環境を整えることを言います。
売り手市場の採用マーケットにおいて優秀な人材を確保することは簡単なことではありませんし、採用活動だけに限らず、適切な人事評価、人材育成、エンゲージメントの向上、働き方改革の推進・・・など人事に求められる業務範囲は広く、ポジティブに捉えれば人事が会社経営に与えられるインパクトは非常に大きなものがあります。
そんな人事業務に真剣に取り組んだり、徹底的に掘り下げたり研究することを「人事る」と、我々NOVELは勝手に定義づけました。
なぜ「人事る部」をやるのか?
「働きたい社会をつくる」というビジョンと「働きたい会社をつくる」というミッションを掲げるNOVEL。「ドーピングしない採用支援」をコンセプトに、人と企業の本質的なマッチングを追求した採用コンサルティングを生業としています。
さまざまな業種の人事担当者さまにヒアリングしていると、人事に関する課題は山ほど浮き上がってきます。求職者とのミスマッチ、どうしても大手企業に競り負けてしまう…などなど、その内容も三者三様。
また、最近では採用ブランディングにも注目が集まっていることで、人事と広報が一体化。
人事がカバーする領域は年々拡大しており、時代の流れに遅れを取らないよう常に新しい情報もインプットしていかないといけない。
さらに部署を超えて、会社全体を巻き込んでいく影響力も求められている…。
「人事って、めっちゃ大変。」
だからこそ、人事をガチる人事担当の皆さんがそれぞれの悩みやアイデアをぶつけ、前向きな交わりができる場を作ることが、課題解決の起爆剤となるのではないか?
それこそがNOVELの存在意義ではないか?
あと、単純に仲間が増えていった方が楽しい。
そんな思いから「人事る部」を発足しました。
そもそも「交ぜる、はじまる」というのはNOVELのCI(コーポレートアイデンティティ)。
悩んだ時やうまくいかない時は、メンバーもクライアントも全員の脳を交ぜ合わせることが課題解決やミッション達成の近道になると考えています。
イベント開催に向け爆速で準備!
そうと決まれば善は急げ。イベント開催に向けロゴやエントランスの暖簾や看板を作ったり。
イベントにお越しいただく皆さんがリラックスできるよう、ラグを敷いてyogiboを置いてみたり。
(当社はやると決まればこだわってしまうタイプです)
弊社代表の裵もスタッフも、仕事そっちのけでくつろげる癒しの空間ができあがりました。
イベントスタート!
【第1回人事る部】
開催日:2023年2月10日(金)
開催時間:18:30~21:00
開催場所:NOVEL本社
参加費用:無料
持ち物:意気込み
記念すべき第1回目の人事る部は、以下4社の人事担当者さまにご参加いただきました。
●株式会社赤ちゃん本舗さま
…「子育て総合支援企業」を目指す業界のリーディングカンパニー
●バルテス株式会社さま
…IT業界における品質保証のパイオニア
●日本交通株式会社さま
…まもなく創業100周年を迎えるタクシー業界の超老舗
●新日本PLUSIE株式会社さま
…住宅設備のスマートエネルギー販売・施工店日本No.1(新日本住建設グループ)
(順不同)
プログラムは2部構成です。
・第1部「ケーススタディ:失敗編」
・第2部「人事だらけの懇親会」
第1部「ケーススタディ:失敗編」は、各人事担当者さまから人事業務に関する失敗エピソードをシェアいただくプログラム。
成功事例は本やネットでもよく紹介されていますが、失敗事例は意外と見つからないもの。
企業にとってはオープンにしたい情報じゃないので、そりゃそうですよね。
だからこそあえて失敗談をシェアすることで、貴重な失敗体験をナレッジ化し、新たな人事スキルの獲得、問題を事前に回避できる術を学ぼう!という企画です。
第2部はお疲れさまでした〜の懇親会です。人事としての意識を高め合うだけでなく、日頃のお悩みも発散できるパーティ。アルコールありの無礼講タイムとなります。
第1部「ケーススタディ:失敗編」
「人事業務における失敗エピソード」について、各社さまに以下4つの項目を事前にご用意いただきました。
・いつ、どういうタイミングで失敗したか
・どんな失敗が起きたか
・その時にとった行動とは
・このエピソードから学んだこと、どのように解決したか
お配りしたボードに記入いただき、順番に発表。一部を抜粋すると…。
- 各拠点の評価者ごとに異なる曖昧な人事評価指標。ばらつきが社員のモチベーション低下や不満の原因に。
- リファラル制度にインセンティブを導入したら「友だちを売るみたい」という誤解が生まれ、紹介数が激減!!
- 春採用の大成功事例を十分に分析せず、場当たり的に秋採用に踏み切った結果、採用数0という残念すぎる結果に…。
なぜ失敗したのかを細分化し言語化することは、同じ轍を踏まないための重要な足がかり。さらに第三者の目線が入ることで、今まで思いもしなかった新しい気づきが生まれます。
各社さまの発表に対し前のめりな質問やアドバイスをおくる場面も多く、ディスカッションは白熱しました。
MVJ(Most Valuable Jinji)決定!
第1部の締めくくりとして、今回のプログラムに最も貢献いただいた方に贈るMVJ=Most Valuable Jinji(人事)を発表!
MVJは、バルテス株式会社の鈴木さまに決定しました!
鈴木さまは熱量高くプログラムにご参加いただき、自社の取り組みや反省を惜しみなく共有してくださいました。
良い状態も良くない状態もしっかり分析し、社員が納得する仕組みづくりを追求する姿勢が素晴らしく、今回の受賞となりました。
ささやかではありますが、鈴木さまには金箔入りのシャンパンを贈呈させていただきました。
おめでとうございます!
※シャンパンは優しい鈴木さまのご厚意で全員に振る舞っていただきました。ごちそうさまでした。
プログラムを通じて、皆さまが抱える課題があらためて見える化したことで、NOVELもさらに価値の高いご提案をしなければと身が引き締まりました。
第2部「人事だらけの懇親会」
発表も終わり、緊張もほぐれたところで第2部の懇親会。
フードやお酒も進み、仕事のこともそうじゃないこともざっくばらんに喋って、さらに親睦を深めていただけたのではと思います。
(グダグダになってもOKなように設置したyogiboは誰にも使われなかったので、次回から撤去します)
イベントの振り返り
99%の真剣な思いと1%のノリで発足した人事る部。
ご参加いただいた皆さまからは
「普段出会うことのない人事同士がNOVELを通してあんなに語り合い、これからの人事活動に希望が持てた会だったんじゃないかなと思います。」
「NOVELのアットホームな空間のおかげでリラックスして臨むことができました!」
といったありがたいお声をいただき、大成功といえるイベントになりました。
ご参加いただいた皆さま、あらためてお忙しい中ありがとうございました!
関西での人事交流会はまだまだ少ないことが現状。
いろんな場所で本イベントをシェアすると予想外に反響が大きく、嬉しい驚きでした。
人事る部は今後も定期的に開催し、皆さまの意見をいただきながらさらに進化していきます。
乞うご期待ください!
イベントについてもっと詳しく知りたい・参加してみたい、という企業さまも大歓迎です。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。