エンジニアとして「プログラミングがやりたい！」という情熱を持つ人は多いですよね🔥コードを書く楽しさ、新しい機能を形にする達成感は、開発者ならではの醍醐味です！でも、ちょっと待ってください。WEBシステム開発の全体工程を見ると、プログラミング実装の割合は意外と少ないって知っていますか？

1．プログラミング実装の割合

一般的に、要件定義や設計、テストを含めた開発プロセスの中で、プログラミングが占めるのは全体の30-50%程度（小規模なWEBアプリケーションなら実装が50%近くを占めることも可能ですが、エンタープライズレベルのシステムでは要件定義や設計が重視され、実装は30%程度に抑えられるケースも見られます）。残りの時間は、仕様を詰めたり、設計を考えたり、バグを潰したりする作業に費やされます。つまり、プログラミングだけに特化してしまうと、プロジェクト全体のおよそ半分以上に関われない可能性があるんです💦

2．生成AIの台頭

さらに、最近の技術トレンドを考えると、プログラミングだけをやりたいエンジニアの活躍の場は、どんどん狭くなるかもしれません。その大きな要因が「生成AI」の台頭です。ChatGPTやGitHub Copilotのようなツールは、簡単なコードなら一瞬で生成しちゃいます💻単純な実装業務やテンプレート的なコーディングは、AIに任せられる時代がすぐそこまで来ていますよね。実際、生成AIの進化によって、ルーチンワーク的なプログラミングの需要は減りつつあります。企業側も「コードを書くだけの人」よりも、システム全体を見渡して価値を生み出せるエンジニアを求める傾向が強まっています

3．エンジニアが今身につけるべきスキルとは

もし、今後のキャリアを考えているなら、今のうちに、プログラミング以外の工程にも関われるスキルを身につけることが大切かと思います✨例えば、要件定義ならクライアントのニーズを汲み取るヒアリング力やドキュメント作成能力が求められます。設計フェーズでは、アーキテクチャの知識やデータベースの構造を考える力が重要。テストでは品質保証の視点やデバッグのノウハウが活きてきます。これらを網羅的に理解していれば、プロジェクト全体に貢献できる人材として重宝されるようになります☺️

また、キャリアの安定性も上がります☝️プログラミングだけだとAIに代替されやすいですが、全体工程をカバーできれば、人間にしかできない「判断」や「提案」が求められる場面で価値を発揮できます。収入面でも有利。設計やマネジメントを担えるエンジニアは、コーディングだけの人より高い報酬を得やすいのが現実です。そして何より、自分の仕事の幅が広がることで、エンジニアとしてのやりがいも増すはず

プログラミングのスキル自体が不要になるわけではありません。AIがコードを書くにしても、それを適切に指示したり、生成されたコードをレビューしたりする人間の力は欠かせません。ただ、その土台の上に、企画や設計、運用といった視野を広げる努力が、今後のエンジニアに求められる姿勢といえます。例えば、アジャイル開発のような手法では、チーム全体でアイデアを出し合いながら進めることが多いですよね。そこでは、コードを書くスキルだけでなく、コミュニケーション力や問題解決力も試されます

まとめ

じゃあ、どうやってスキルを広げるか？まずは小さなプロジェクトで、設計やテストに挑戦してみてください✨ドキュメント作成やミーティングにも積極的に参加して、全体の流れを把握する意識を持つとよいかもしれません。書籍やオンラインコースでシステム設計やプロジェクト管理を学ぶのもおすすめです💡そして、生成AIを逆に味方につける発想も大事。AIに簡単なコードを書かせて、自分は設計や要件整理に集中する——そんなハイブリッドな働き方が、これからのスタンダードになるかもしれませんね

プログラミングは確かに楽しい。でも、その楽しさを長く続けるためにも、今のうちに全体工程を見渡せるエンジニアを目指しませんか？AI時代を生き抜く鍵は、コードを書く手を超えて、システム全体を動かす頭と心にあるんです✨

日本教育クリエイトでは、要件定義～設計業務の上流工程業務に携わり、更なるキャリアアップまたはキャリア構築を考えている方にとって、最適な環境をご提供できますので、興味をもってくださった方はお気軽にお問い合わせくださいませ😊