え?社内で推し会?!社内イベント歴代最大に盛り上がった新表彰制度 | 株式会社NSグループ
みなさん、こんにちは!株式会社NSグループ社長の荻野佳奈子です。2025年5月22日、初の試みである「NSグランプリ2025アワード」を開催しました。「挑戦する社員を応援したい。思いっきり褒めた...
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そう語るのは、パセラ銀座店のアフタヌーンティー責任者・片栁宏祐(かたやなぎ・こうすけ)さん。
自由が丘の有名店で5年修行し、より広い表現の場を求めてパセラに転職。
累計2万人以上のゲストに“ときめき”を届け、アフタヌーンティーのV字回復に貢献したプロフェッショナルの仕事の裏側とは──。
今回は、新人賞受賞の背景にある想いや姿勢に迫ります。
2万人以上のゲストにアフタヌーンティーを届けた片栁宏祐さん!
このインタビューは、NSグループが年に一度開催する社内表彰制度「NSグランプリ」にて、2025年度の受賞メンバーに話を伺う連続企画です。聞き手は、NSグループ社長・荻野佳奈子が担当しています
NSグランプリについてはこちらの記事もぜひご覧ください!
──まずは簡単に自己紹介をお願いします。
「パセラ銀座店でアフタヌーンティーの責任者をしている、片栁宏祐です。新卒で自由が丘の老舗パティスリーに入り、約5年半勤めた後、パセラに転職しました。今はティーサロン『Tea Bloomy(ティーブルーミー)』と『カスケード銀座店』のアフタヌーンティーを担当しています」
現在、片柳さんが担当する、銀座のティーサロン『Tea Bloomy(ティーブルーミー)』
──パティシエを志したきっかけは?
「本当に幼稚園の頃から“ケーキ屋さんになりたい”って言ってました。最初に作ったのはホットケーキ。家族に喜んでもらえたのが嬉しくて、そこからずっと。専門学校では調理と製菓の両方を学び、調理師免許も取りました」
──転職の理由は?
「個人店の経験はとても良かったですが、メニューもやることも決まっていて、“もっと自分のアイデアを活かしたい”という気持ちが強くなっていました。そんなときにパセラの求人を見つけて。多店舗展開している会社ってどこか画一的なイメージがあったんですが、パセラはむしろ“自由にやれる場”がある。直感的に“ここでなら挑戦できるかも”と感じたんです」
──新人賞の受賞、本当におめでとうございます!
「ありがとうございます。ティーブルーミー立ち上げ直後に参画して、当初は週末でも10名くらいの来店数でした。それが今では60名超が当たり前。カスケードと合わせると、休日には100人以上のゲストがアフタヌーンティーを楽しんでくださっています」
──すごい変化ですね。何が転機だったんでしょう?
「“どうしたらもっと喜んでもらえるか”を常に考え、スピード感を持って改良を繰り返しました。写真を撮りたくなるような色彩バランス、お皿やグラスの選定、花や装飾の配置。甘すぎない味の構成にもこだわっています。パティシエは表現者だと思っています。」
──新人賞の受賞理由に「上司に休日でも、試作スイーツの画像送ってくる貪欲さがいい!」とありましたが、これはどういうことなんでしょう(笑)?
「僕、休日でも試作スイーツの写真をエリア長に送りつけちゃうタイプなんです…(汗)。ご迷惑をおかけしてるかもですが、『早く見てもらえたらな〜』って思ってつい(笑)。いつもすぐにフィードバックをいただけるのは本当にありがたくて。それに、“現場からボトムアップで提案できる専門職でいたい”っていう自分の気持ちの表れでもあります」
──その“ボトムアップで提案する専門職”というのが、すごく素敵な言葉だなと思います。
「ありがとうございます。専門職だからって、上から“これ作って”って言われるだけじゃつまらないじゃないですか。僕は、お客様やスタッフの『こういうのが食べたい』『こういうのがかわいい』っていう声をちゃんと拾って、それをすぐに形にするようにしています。寄り添う姿勢を持つことが、何より大切だと思ってます」
片柳さんが手掛けるアフタヌーンティーたち「美味しそう!」
──社内要語辞典で「オンリーワン業態※」と紹介されていましたが、どう受け止めていますか?
「恐縮ですけど、嬉しいです(笑)。もちろん僕ひとりでは何もできない。ホールスタッフの丁寧な接客、キッチンチームのクオリティの高いセイボリー、そしてチーム全体の努力があるから、2万人という実績につながった。これからも“唯一無二”と思ってもらえるようなスイーツをつくっていきたいです」
※「オンリーワン業態」…NSグループ社内要語。誰にも真似できない価値を、専門性や感性によって生み出し、ブランドとして成立させている存在を指す。
──改めて、新人賞の受賞、本当におめでとうございます!
「ありがとうございます!これからも“お客様の声を形にする専門職”として、毎日をもっともっと挑戦していきます!」
─その肩書きにふさわしく、成果を数字で語れる片栁さん。
けれど彼の魅力は、数字以上に「聞く力」と「寄り添い力」なのかもしれません。
専門職でありながら柔らかく、感性を大切にしながら、真摯に“かわいい”を形にしていく姿勢。
アフタヌーンティーという特別な時間を通じて、彼はこれからも、お客様と仲間の“ときめき”を紡ぎ続けていくでしょう。
そんな姿勢をインタビューで目の当たりにしながら、「この人がパセラにいてくれてよかった」と何度も思いました。
これからも、“かわいい”を通じて、たくさんの人の心を動かしてくれることを楽しみにしています。
改めて、新人賞の受賞、本当におめでとう。そしてありがとう!
(インタビュアー NSグループ社長 荻野佳奈子)
片栁 宏祐(かたやなぎ・こうすけ)
パセラ銀座店/アフタヌーンティー責任者
東京出身。自由が丘の老舗パティスリーで5年修行したのち、パセラに転職。現在は「ティーブルーミー」「カスケード銀座店」両店舗のアフタヌーンティー責任者を務め、累計2万人以上に提供。
社内要語辞典で例えると「オンリーワン業態」。誰もが真似できない差別化された価値を追求し、独自の路線でブランド化された専門性を体現する存在。
ドラえもんをこよなく愛し、趣味は家庭菜園と晩酌(ただし飲みすぎ注意!)
ドラちゃん大好きなんですって^^