え?社内で推し会?!社内イベント歴代最大に盛り上がった新表彰制度 | 株式会社NSグループ
みなさん、こんにちは!株式会社NSグループ社長の荻野佳奈子です。2025年5月22日、初の試みである「NSグランプリ2025アワード」を開催しました。「挑戦する社員を応援したい。思いっきり褒めた...
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「最初は東京勤務しか考えてなかったんです。でも今、伊豆で働くのが楽しくてしょうがない!」
そう笑顔で語るのは、アンダリゾート伊豆高原で活躍するチーフ・宮波あいさん。
入社2年目で新人賞を受賞した彼女の強みは、“ゼロから1”を形にする行動力と、やりっぱなしにしない仕組み化の力。
「メモ魔」でもある彼女が、一つひとつの挑戦を積み上げていくストーリーをご紹介します。
仲良しな新卒同期メンバーたちと宮波さん(宮波さんは左上)
このインタビューは、NSグループが年に一度開催する社内表彰制度「NSグランプリ」にて、2025年度の受賞メンバーに話を伺う連続企画です。聞き手は、NSグループ社長・荻野佳奈子が担当しています
NSグランプリについてはこちらの記事もぜひご覧ください!
──まずは簡単に自己紹介をお願いします^^(荻野)
「大阪生まれ・大阪育ちの、生っ粋の関西ガールです(笑)。学生時代はずっとバドミントン一筋で、赤ちゃんの頃からラケットを握ってたっていうくらい。高校では部長をしていて、大学でもフットサルやボランティアなど、サークルを3つ掛け持ちしてました。」
──すごくアクティブなんですね!
「特に思い出に残ってるのは、大学時代のボランティアサークル。セブ島のスラム街に行って、建築支援をやったんです。竹と木でできた家を子どもたちと一緒に建てて。その経験から“人のためになることがしたい”“地域に貢献できる仕事がしたい”という想いが強くなりました。」
宮波さんの学生ボランティア時代の写真 子どもたちの笑顔素敵ですね!
──NSグループとの出会いは?
「最初は正直、サービス業を志望していたわけではなかったんです。興味があったのは“ゼロから1をつくる仕事”。高校の文化祭で、劇の台本から歌詞・作曲まで全部やったのがすごく楽しくて(笑)。イベントや企画って、形がなかったものを誰かの記憶に残るものに変えていく仕事ですよね。そんなことを仕事にできたら素敵だなって思ってたところに、NSグループの多様な取り組みに惹かれて。」
──勤務地として伊豆は想定していましたか?
「まったく!むしろ東京で働くつもりで、初期配属先を東京希望にしてたくらいです(笑)。でも伊豆事業部での研修で、すごく素敵な先輩方に出会って。イベントがたくさんあって、チャレンジできる環境が整っていて、“ここなら自分もゼロから何か作れるかも”と思って、伊豆配属を希望しました。」
宮波さんが配属を決めた、アンダリゾートグループ(現在伊豆エリアだけでも9店舗を展開する、ホテル事業部)
──入社から1年弱で、たくさんの企画に関わったとか。
「はい。いろんなイベントを企画・運営させてもらっていて。中でも『カエルの隠れ家』っていう取り組みは、自分らしいゼロイチだったなと思います。当時入社1ヶ月で分からないことばかりでしたが、先輩社員の上野マネージャーと一緒に取り組みました。
──どんな取り組みだったんですか?
「もともとは自動販売機の設置箇所だった場所が、コロナ禍でワーキングスペースになったんですけど、最近は全然使われていなくて。ベテランキャストさんの“あそこ、もったいないよね”という声を拾って、思いついたのが“手紙を書く場所”でした。」
宮波さんが先輩社員と手掛けた企画『かえるの書斎』
「旅の記念に、大切な誰かに手紙を書く。それを“レターセット付き”で演出したら、あるお客様がそこでプロポーズの手紙を書いてくれて、感動的なサプライズになったんです。自分が企画した場所が、人生の一コマになるって…もう鳥肌が立ちました。」
自分がお手伝いすることで、プロポーズが成功するとは!
──「やりっぱなしが嫌い」とおっしゃってましたね。
「はい、やったら必ず“振り返る”。そのために自分で『宮波マニュアル』っていうのを作っていて。イベントでうまくいったこと、失敗したこと、お客様の反応…全部メモしています。」
──すごい…それっていつから?
「最初の研修の頃から自然と始めてましたね。あともう一つ、『宮波フォルダ』っていうのもあります。SNSや雑誌で“これいいな”と思ったアイデアをスクショして、常にネタをストックしています。」
「その時の感覚に頼るんじゃなくて、引き出せるようにしておく。だから私は“メモ魔”です(笑)。」
──いい習慣ですね。私も見習いたい^^
──現場でのイベント実行は、個人の力だけでは難しいですよね。
「そうですね。私が意識してるのは“巻き込む力”。ウェルカムイベントやジュラピングツアー、フォトスポットの提案も、全部周囲と協力して作り上げてきました。CIS(顧客満足)やEIS(従業員満足)も、イベントを通じてすごく良くなっていくんです。」
アンダグループでは、お客様が楽しめるイベントが盛り沢山
──上司の方からも“数字の仕事も大丈夫。推進力がある”とお墨付きでした。
「ありがたいですね。イベントって、やるまでは不安もあるけど、やったあとに“また来たいです”って言われるとすごく報われます。“未来のアンダを一緒に作っていこう”って言ってもらえたのも嬉しかったです。」
──これからの目標は?
「まずは、もっとたくさんのイベントや企画をカタチにして、“アンダの顔”みたいな存在になれたらと思ってます。今でも『あの人に会いに来ました』って言ってもらえる瞬間がすごく嬉しくて。」
──社内要語辞典では「システムイベント※」に例えられていますよね。
「そうなんです。“誰がやっても再現できる仕組み”を作ることが、自分のテーマでもあります。メモ魔であることも、記録し、共有し、再現するため。“やって終わり”にはしません。」
(※「成功はシステムに宿り、失敗は細部に宿る」というマリオット創業者の言葉を社内要語化したもの)
──さすがです。それを2年目で出来ていることもすごい。ぜひその姿勢はぜひ続けてください!改めて、NSグランプリ新人賞受賞、本当におめでとうございます!
「ありがとうございます!これからも“楽しくてしょうがない”毎日を、自分らしく積み重ねていきます!」
宮波さんの姿勢は、NSグループで「成功する人の在り方」を表す言葉として使われる「システムイベント」そのものだと、インタビューを通じて感じていました。
(※「成功はシステムに宿り、失敗は細部に宿る」というマリオット創業者の言葉を社内要語化したもの)
──現場で起きる感動を、仕組みによって再現可能にしていく──
誰かの頑張りに依存せず、誰でも同じ成果を生み出せるように整える“設計者”として、彼女は静かに進化を続けています。
「伊豆で働くなんて、想像もしてなかった」
そう話す宮波さんは、今この地で誰よりも笑顔で“ゼロイチ”に挑んでいます。
自分の軸を貫きながら、仲間と協働し、記録し、振り返り、仕組みに変えていく。
アンダリゾートの“未来をつくるシステムイベント”のこれからに、注目です!
(インタビュアー NSグループ社長 荻野佳奈子)
最後に、笑顔の素敵な宮波さん!