ポジションに迷っている方、まずは話を聞いてみたい方向け! - 株式会社Unito
株式会社Unitoでは現在オープンポジションを募集しています。
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「暮らしの最適化の追求」をパーパスに掲げるUnitoは、2025年2月25日に事業開始から5年目を迎えます。住んだ日数分の家賃システム「リレント」のビジネスモデルで、新しい暮らしを創る「Living Tech Company」として挑戦を続けてきました。
この連載では各部長にチームのカルチャーや、取り組んでいること、ビジョンをざっくばらんにインタビュー!是非Unitoに興味を持っていただけたら嬉しいです。
▽まずはカジュアル面談から
倉田直樹 | 取締役CFO
2009年に首都大学東京 都市教養学部 経営学系(現 東京都立大学 経済経営学部)卒業後、大和証券SMBC(現 大和証券)に入社。未上場企業のカバレッジバンカーとしてキャリアをスタートし、IPO支援業務に従事。ジーニーで執行役員 経営管理部長を務めた後、2015年にマイネットに入社。執行役員としてスマートフォンゲーム業界での事業開発・M&Aを主導し、東証マザーズおよび東証一部への上場を実現。WARC 取締役・執行役員を経て、2024年に当社取締役CFOに就任。
※本記事は、倉田のインタビューからの引用掲載です
管理部には、大きく分けて 「経理チーム」「労務チーム」 と 「総務担当」 の3つの役割があります。
日々の仕訳や請求・支払い管理といった実務から、月次・年次決算、経理プロセスの整備・改善まで幅広く担当。単なる管理業務にとどまらず、上場準備を進めるフェーズにおいて、会社の成長を推進する役割を果たします。
社員一人ひとりが安心して働ける環境を整える大切な役割です。入退社手続き・勤怠管理・給与計算・社会保険対応など労務業務全般を担当。上場準備を進める中で、日々の運用にとどまらず、仕組み化や効率化を推進しながら会社の成長を加速させる役割を担います。
社員が安心して働ける環境を整える基盤づくりを担うポジションです。社内文書や郵便物の整理、印章・備品・PCの管理、オフィスファシリティの運営など、会社の“日常”を支える幅広い業務を担当します。各種アカウント管理といったバックオフィス業務にも関わり、組織全体の生産性向上を後押しします。
CFOであり、管理担当役員でもあります。広い意味では、会社の内部管理体制全般のグランドデザインを描き、それに沿ったロードマップを作り、整備していく役割が中心になります。
当社M&A強化に関するプレスリリースより。
写真左から当社取締役CFO倉田、代表取締役近藤。
ひとつ大きなマイルストーンとしては上場準備、そしてCFOとしてファイナンス周り、つまり投資家や金融機関との資金調達の交渉、あるいはIR活動などの「資金面での営業活動」も担っています。
また、これまでさまざまな会社を見てきた経験から、採用や人事制度等のサポートもするなど、必要に応じて手を広げている状況です。
当社全体がスタートアップ的な「攻め」の姿勢なので、管理本部も「守り」だけではなく、「攻め」をしっかりサポートする役割が重要だと考えています。私自身のキャリアで、管理部門だけでなく、営業や事業開発など事業部門の責任者の経験も長く、会社の売上や利益を成長させるのは間違いなく事業部門と考えています。
管理部が掲げる部署の役割
だからこそ、管理部門にありがちな「ルールだから」「上場準備に必要」「認めない」と突っぱねるのではなく、「ここはこういう理由で必要ですが、手間や不明点は全力でサポートします」というスタンスを大切にしています。
実際、当社の管理本部メンバーは堅い雰囲気ではありませんし、気難しく不機嫌そうに対応することもありません。管理本部に負担がかかる課題に対しても、前向きに対応してくれます。それができていることは素晴らしいことで、そういうチームであり続けたいし、そこが当社の管理本部のカルチャーだと思いますね。
1つは「素直で前向きな人柄」です。先ほども触れましたが、当社にはそういう方が多い。管理部門の仕事では「ルール通りにやることを求める」という場面が多い一方で、無理に頭ごなしに押しつけたり、事業部門に対する不満を陰で言うようなことはしたくないんです。
今のところはそういった現状を検知していませんし、今後もそういう組織を目指していきたいです。
もう1つは人材の多様性です。会社全体では平均年齢20代、かつスタートアップ等を中心に経験してきた社員が多い中、管理本部では40代から20代前半がお互い敬意を持って働いており、大手企業からスタートアップまで幅広くキャリア形成をしてきたメンバーが大半です。また、子育て中で時短勤務だったり、地方在住でフルリモート勤務のメンバーもいます。
正直なところ、全社員の年齢が近く、全員が毎日オフィスに出社したいと思っていて、かつできるなら、それはそれで強い組織だと思います。ただ、多様な経験・能力のある方が、必要に応じて働き方を調整することで、能力を活かして活躍できるのであれば、長期的に見てそれも強い組織につながると思っています。
実際に採用の幅も広がりますし、戦力も拡張していきます。年齢・キャリアの多様性や働き方の一定の柔軟性は持ちつつ、生産性を高め続けていきたいです。
現状、引き続き上場準備を含む管理体制の整備をしています。そういった中で、一般的には「教科書通りに、一旦70点くらいの仕組みを導入してみる」というやり方があります。システムを入れて、ルールを決めて、不完全な仕組みなので現場にも我慢してもらう形ですね。
もちろん当社もそういった要素が完全に排除はできませんが、私は「何の課題を解消するために、これを導入するのか」をとことん掘り下げたいタイプです。システムが必要かどうか、導入のタイミングはいつが最適か、代替手段はないのか、といった議論をいちいち丁寧にやっているため、効率だけを求めるなら遠回りかもしれません。しかし、その分「この仕組みであれば本当に必要かどうか」を考えながら進められるので、会社としてより適した形を模索できると思っています。
これはかなりパワーが要る仕事ですし、手間もかかりますが、その分やりがいも大きいですね。新卒から10年超、市況の悪いときも良いときも見ており、上場支援側での多数事例から、事業会社側での上場準備実務まで経験しているからできる、特殊なスキルだとは思います。
2024年の管理本部は「組織を形にして、最低限回る状態にする」というところまで漕ぎ着けられたと考えています。いわば「事業部門が攻めて走っているところに、何とか追いついた」イメージですね。
2025年にかけては、その上でしっかりアシストできる組織を目指します。具体的には、経理であれば「月次決算をとりあえず締める」段階から一歩進めて、より精緻な部門別・物件別のPLを提示し、経営判断に生きる示唆を出せるようにしたい。労務であれば、単に勤怠を締めるだけでなく、事前にリスクを察知して「この部分はこうした方がいい」と提案できる状態を目指したい。
いわば「マイナスをゼロにする」フェーズを経て、今度は「ゼロをプラスに変えていく」イメージです。それこそが「攻めを守る」体制の真価だと考えています。
一言でいうと「事業部門のパートナーになろうとする姿勢がある人」です。
前述のように、「これはルールだから」「あの部署は何も分かってない」といった態度は取りたくありません。
お互い分からないことや手探りの部分もあるので、相手の状況に合わせてルールを説明しながら、時にはこちらで手を貸してあげる。そういう柔軟さや大らかさを持って、敬意のあるコミュニケーションができる人と一緒に働きたいですね。
今の管理本部にはそういうメンバーが多いので、そうしたカルチャーを維持し、さらに発展させていきたいと思っています。
今回のオフィスリニューアルに合わせて大橋会館見学イベントを開催します。
Unitoメンバーとのカジュアルな交流を通じて、働く環境やカルチャーをより深く知っていただける機会です。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご参加ください!
<開催概要>
開催日時:2025年10月30日(木) 19:00〜(定員20名)
開催場所:当社オフィス(東京都目黒区東山三丁目7番11号 大橋会館)
参加申し込み:https://forms.gle/yoPLoGLP5ztAUNBJ9