こんにちは!今回は、スクールタクト事業部の営業担当として主に西日本エリアを担当する住ノ江 修に、これまでのキャリア、コードタクトでの仕事内容、そして未来への展望について聞きました。多様な経験と教育への情熱が、どのように現在の仕事に繋がっているのか、その深掘りした内容をインタビュー形式でお伝えします。
サービスの可能性を感じて、コードタクトへ入社
「これまでのキャリアについて教えてください。」
新卒で大手通信会社に入社し、お客様センターをはじめ、代理店営業、物流、営業企画と幅広く経験を積みました。その後、システム会社の代理店営業や物流業界での勤務を経て、関西の大手学習塾に入社。企画リーダーとして、塾内でのタブレット端末の活用を推進し、教育現場におけるICT活用の実践的なノウハウを培いました。
その後、別の大手通信会社の代理店で学校や企業へタブレット端末などのコンサルティングに従事。学校への提案をきっかけに、大阪府堺市にある私学の小学校でICT推進室長に抜擢されました。そこで、「スクールタクト」を試験的に使ってみたところ、その面白さに強く惹かれ、後に代表の後藤と知り合いになったことを機に、2017年10月、コードタクトへの入社を決意しました。
「代表の後藤さんの印象はいかがでしたか?」
まず、会社を経営していて、かつ指揮者でもあることに驚きました。また当時、文部科学省との実証事業に関わるなど、純粋にすごい人だなという印象でした。これまでさまざまな場所で働いてきましたが、後藤と会ってみて「一度自分の枠を壊してチャレンジしてみたい」と強く思いました。
「多様なご経験がある中で、コードタクトに入社しようと思ったのはなぜですか?」
ICT推進室長を務めていた時に、他社のシステムが導入されていたのですが、先生方から「児童の状況がリアルタイムで分からない」「もっと児童の状況を把握できるツールはないか」という声が多く上がっていました。その中で、リアルタイムで生徒の状況を把握できるツールの必要性を痛感し、そこで出会ったのが「スクールタクト」でした。
ブラウザベースのシステムが持つ可能性に大きな魅力を感じ、これまでの学校で先生たちとやりとりをしてきた経験が活かせると直感したことが、コードタクトへの入社を決めた大きな理由です。
コードタクトでの挑戦と仕事内容
「入社後に新しく挑戦したことは何ですか?」
入社後は、ベンチャー企業ならではの環境で、多岐にわたる業務に積極的に取り組みました。産休や退職で人員が不足する時もありましたが、サポート、電話対応、営業、動画作成、オンラインイベント開催など、本当に幅広い業務に携わってきました。
特に入札案件に関われたことは、これまでのキャリアでは経験することのなかった貴重な機会だと感じています。市や町といった自治体を相手にする仕事に携われることは、自分自身にとって新しい挑戦でした。
入社当時、EdTechはまだ立ち上がったばかりの業界で、これまでの代理店営業のような決まった型があるわけではありませんでした。試行錯誤しながら進めていくことができたのも自分には合っていたんだと思います。
今では当たり前に行われているオンラインでの遠隔研修を始めたのも、新しく挑戦したことの1つです。当時、Zoomが出始めたころで、他社もまだオンライン研修を実施していなかった時期に、タブレット端末を使ってオンライン研修を実施しました。今ではオンライン研修は他社も行っていますし、コードタクトでも頻繁に実施していますが、コロナ禍の前から新しい研修のあり方を作ることができたと自負しています。
「現在の仕事内容やコードタクトの魅力を教えてください。」
現在は、新規顧客の獲得、既存顧客の継続支援、そして新規顧客からの問い合わせ対応、見積もり作成、デモンストレーションの実施が主な業務です。 先ほどお話しした「入札」も新規営業の中に含まれており、社内メンバーだけでなく、ときにはほかの会社とチームを組んで市や町へ提案していきます。その場合、「スクールタクトは良い製品だから使ってください」という営業だけでは売れるものではありません。それぞれに思いがある中で、どうスクールタクトを売り込むかを戦略的に考え、契約に結び付けていくのが大変でもあり、大きなやりがいでもあります。
そして何より根底には、やはり「先生が好き」「教育現場が好き」という思いがあります。コードタクトではいろいろな学校や先生方と関われることが大きな魅力ですね。
「仕事をする上で意識していることはありますか?」
「営業とはこうあるべき」といった枠にとらわれず、一緒に働く人として先生方や教育委員会の方たちと平等に接することを意識しています。自分の言葉で製品の良さや新しい価値を伝え、相手の状況に合わせてアプローチを変えることで、顧客に「住ノ江さんの話を聞いてみよう」と思ってもらえるような関係づくりを目指しています。実際に 顧客から「住ノ江さん、ずっと担当でいてくれるよね」という信頼の言葉や、「プレゼン、めちゃくちゃ面白かったですね」という評価の言葉をいただいた時は、本当に嬉しかったですね。特にプレゼンでは、顧客がまだ気付いていない商品の価値を伝え、資料だけでは伝わらない魅力まで届ける。そんな「自分にしかできない」提案を常に意識しています。
社内メンバーに対しては、細かいところまで見てくれるメンバーへの感謝と自分の意見を押し付けないようにコントロールすることも意識しています。相手の状況や立場になって一緒に仕事をしていこうという気持ちでいますし、自分の意見がいつも正しいわけではないということは常に意識して仕事をしています。
自身の強みと今後の展望
「プレゼンをすることは得意だったんですか?」
実は、もともと口下手で人見知りでした。社会人になったばかりのころに上司や先輩から「理解力が低い」と言われた経験もあったのですが、その捉え方を変えて「こんな自分でもわかるように説明をしよう」と気持ちを切り替えたんです。それ以来、誰にでも分かる説明の仕方を心がけています。小学生や幼稚園児にも理解できるような言葉使いや言い回し、わかりやすく例えるなど相手の理解しやすさを意識することで、スクールタクトのようなシステムを初めて使う先生たちにも分かりやすく伝えられるようになりました。「相手に寄り添い、分かりやすく伝えること」今ではこれが自分の強みになっています。
「今後の目標はありますか?」
今後の目標としては、自分自身の不器用だった幼少期の経験から、「自分には何もない」と感じている子供たちが自身の可能性に気付く手助けをしたいと考えています。これからも教育現場と深く関わりながら、現場の先生たちに寄り添いつつ、積極的に情報発信を続けていきたいです。
会社としては、今後も顧客の声に耳を傾け、現場に寄り添う会社であり続けてほしいと思っています。また、商品の機能だけに依存せず、新しい価値観や刺激を与えるような情報を自ら発信していきたいです。先生方のお手伝いができるような情報提供だけでなく、先生方をハッとさせるような内容のイベントを企画したりすることができたら良いなと感じています。
「最後に、コードタクトに合う人はどのような人だと思いますか?」
個人的には、柔軟かつ良い意味で頑固な人が良いかなと思います。自分の意見をしっかり持っている人で、ICTや教育に興味があると良いですが、教育現場の経験がなくても柔軟に対応でき、当たり前を当たり前と捉えない視点を持つ人が活躍できるのではないかと思いますね。
コードタクトには、熱い想いを持っているメンバー、一緒に働く仲間を大切にしているメンバー、ユニークなメンバーがたくさんいます!MVVへ共感していただける方、未来の教育を考えて主体的に動ける方、コードタクトの想いに共感いただける方のご応募をお待ちしております!!