※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
CANLY VALUE MAKERSとは?
カンリーが大切にしている5つのバリュー──「お客様の理想から入れ」「まずやってみろ」「圧倒的当事者意識」「利他主義でいこう」「正直であれ」。このシリーズでは、日々の仕事でバリュー体現しながら、挑戦を続けるメンバーを「VALUE MAKER(バリュー体現者)」として紹介していきます!
登場したメンバーが「この人もVALUE MAKERだ」と感じた仲間にバトンをつなぐ、リレー形式のインタビューです。カンリーのバリューが、“言葉”から“行動”としてどう根づいているのか。そのリアルを伝えていきます。
▼前回の堀部さんの記事は、こちらからご覧ください
🔷VALUE MAKER FILEーー牛島さんってどんな人?
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名前: 牛島 創太(うしじま そうた)
配属部署:プロダクト部 カンリー福利厚生チーム
入社年月:2023年4月(中途)
好きなバリュー:すべて(お客様の理想から入れ、圧倒的当事者意識、まずやってみろ、利他主義でいこう、正直であれ)
🔷Before Canlyーー理想の会社、理想の師匠のもとで、PdMのキャリアを踏み出す
大学院で研究をしていたので、研究員を目指して新卒で日系の大手メーカーに就職したのですが...配属先は、品質保証。やりたかった「ゼロイチ」とは、真逆の仕事でした。これもひとつの経験としつつ、社内公募の新規事業プロジェクトに応募。運良くコンペに勝ち残り、新規事業の立ち上げに関わることになりました。
初めてゼロイチをやってみて得た学びは、新規事業を成功させるにはお金だけじゃなく、ノウハウや実行力が必要だということ。同時に、一緒に伴走してくれた外部のコンサルタントと一緒に働いてみたい、新しいチャレンジをしてみたいと思うようになり、外資系ITコンサルに転職しました。
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コンサルタントとしては、SAP導入の要件定義〜運用支援のプロジェクトに3年ほど携わりました。仕事はおもしろかったし、評価もいただいていたのですが、事業やプロダクトをゼロから自分の手で作ってみたい、という想いがだんだんと強くなって。ちょうどプロジェクトが切り替わるタイミングで、「キャリアに悩んでる人、話しましょう」という秋山のXでの投稿を見つけたのが、カンリーとの出会いになります。
転職活動ではゼロイチができるという軸で、新規事業開発かプロダクトマネージャー(以下、PdM)を中心に探しました。いくつかの会社で選考を受けた中で、結果的にカンリーに入社を決めた理由は3つあります。
ひとつは、バリューがマッチしていたこと。秋山からバリュー経営の話を聞いて、めちゃくちゃ合う、というか、全部当てはまる!と思いました。ふたつめは、未経験でPdMにチャレンジできることが大きかったです。自分でプロダクトや事業を作りきれたら最高に楽しいだろうなと。最後の決め手になったのが、上長になる友近さん(執行役員CPO)の存在です。面接で友近さんと話して、この人のもとで学びたい!弟子入りするしかない!(笑)と感じました。
▼友近さんの入社エントリもぜひご覧ください!
🔷My Work @ Canlyーー機能=体験の追加を通して、提供できる価値を増やしたい
入社してみて驚いたのが、裁量の大きさです。当時、ちょうど「カンリー福利厚生」(※1)の開発が始まるタイミングで、ワイヤーフレームとラフな仕様書があるだけの状態から任せてもらえました。PoCのリリースまでのスケジュールを検討したり、セールスと「どのような体験を実装すれば導入してもらえるか」をディスカッションしたり。ロードマップの変更もフェーズに応じて必要があれば提案していましたね。
(※1)カンリー福利厚生:地図上から今すぐ使える優待が見つかるサービス
ちなみに、基本的には僕がたたきを作って、友近さんに確認してもらう、という流れで進めていたのですが、たいていはOKを出してくれるんです。さらに、指摘やアドバイスも(優しく)丁寧にしてくれて。すべてが新鮮でおもしろくて、その上、気持ちよく仕事ができる。こんな環境、なかなかないんじゃないかと思ってます。
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話を戻しますね。仕事のミッションは、KPIの達成と非連続な成長です。これを達成するために、デザイナーさんとの仕様検討やロードマップ作りなど、どんな体験をどんな風に作っていくのかを日々、考え、議論し、プロダクトに実装していきます(実装してくださるのは、エンジニアさんですが)。
どんな体験を作っていくのかについては、事業部側と連携することが多いです。カンリー福利厚生はマストハブ(なくてはならないもの)ではありません。そのため、どのような体験が必要かを事業部やお客さまとすり合わせながら実装まで落とし込んでいきます。
たとえば「自社割」も、そのひとつ。まずは、自社割(社内割引をアプリ上で提供できる機能)で使い勝手の良さを感じてもらって、徐々に他のお店のクーポンも使ってもらうという広げ方もできます。ほかにも、Google Analyticsのデータを活用して、使われていない機能をどうしたら使ってもらえるのかを考えるといったこともしています。
前提として、すでに一定の価値が提供できていると思いますが、体験面(=使いやすさ)においてより改善できる部分があると考えています。そこで今後、やっていきたいのがユーザーへのヒアリングです。ユーザーのうち人事部などの管理者に関しては、カスタマーサクセスが接点を持ち、フォローしてくれています。一方、エンドユーザーは定量データを見て対処するしかない状態なので、この部分を強化して、インサイトを深掘りしていければと考えています。
🔷Enjoy&Challengeーープロセスを楽しみながら、アウトカムを最大化させる
やりがいを感じる場面は、主に2つあります。ひとつは、プロダクト軸。僕らの作った体験がユーザーに届いた時です。一例を挙げると、これまで社内割引のクーポンを紙で配っていた企業で自社割を導入したところ、利用率がなんと200倍になったんです。ほかにも、自社割だけで売上が100万円増えたという事例もあって。成果につながったと感じられる瞬間が、とても嬉しいです。
もうひとつは、プロジェクト軸です。ITコンサルタントをしていた経験から、滞っているタスクを見つけてスムーズに流れるようにすることが、体に染み付いているみたいでして。カスタマーサクセスが困らないようにとか、エンジニアが開発に集中できるようにとか、プロジェクトメンバーの仕事がスムーズに回るように考えながら仕事をしています。それでちょっと感謝されるのが、また嬉しかったりします。
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チャレンジという部分だと、そもそもPdMになったのが大きなチャレンジなんですよね。その中でも、どんな価値をいつどのように届けていくかーープロダクトの体験や仕様を始めとして、ビジネスサイドも含めた事業全体に影響する仕事ができるのは、とてもやりがいがあります。
ただ、今の状態だと、まだ道半ばといった感じでして。セールスからの要望や事業の利益はもちろん大事ですが、ユーザー体験が損なわれたり、体験価値が減ってしまっては、元も子もありません。そうならないようにするためにも、裏側のデータだったり、ユーザーの反応などから本質的な価値を見極めて、提供できるようにしていきたいです。
VALUE in ACTION:骨の髄までバリューが染み込んでいる
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すべてのバリューがマッチしていると感じて入社したのもあって、意識しなくても自然にバリューを体現できているのかなと思ってます。あくまでも自己評価ですが(笑)。あえていうなら、パワーアップできた感じです。
具体例でいうと、たとえば圧倒的当事者意識の自責(※2)。入社した当初から裁量が大きかったので、会社にインパクトを与えているという実感が強く持てるようになって。職務を超えて動けることが増えた気がします。
(※2)圧倒的当事者意識の自責:他人や環境のせいにせず、自責で業務を捉えて遂行できているか。
まずやってみろ(※3)に至っては、ほとんど脊髄反射になってます(笑)。意識していることでいうと、なにか新しい取り組みを始めるときに、みんなで考えるための土台、いわゆる「たたき」を作るようにしています。考えたり、議論のきっかけを作っておくほうが、スムーズに進むので。
(※3)まずやってみろ:カンリーの5つのバリューのひとつで、現状に固執せず、失敗を恐れず、まずは動いてみることを示しています
🔷NEXT VALUE MAKERーー志摩 圭太さん
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フルスタックな技術力がある上にプロ意識が高いという意味で、僕の中では「職人」というイメージが一番ぴったりくる人です。
もちろん、バリューも高いレベルで体現されています。バグ対応や仕様漏れの解消、リリース前の広範囲なチェックも自発的にされていて、特に、圧倒的当事者意識(※4)や利他主義でいこう(※5)の精神が強いと感じています。おかげで、カンリー福利厚生はバグが少なく、PdMとしてありがたい限りですし、とても頼りにしています。
(※4)圧倒的当事者意識:カンリーの5つのバリューのひとつで、主体的に課題を見つけ解決に向けて行動することを示しています
(※5)利他主義でいこう:カンリーの5つのバリューのひとつで、困っている人がいたら手を差し伸べる、組織のことを第一に考えて動くことを示しています
そんな志摩さんが考えていることや、プロダクトを通してどんな価値を提供していきたいのかを、ぜひ、お聞きしたいです!
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