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【viviON】会社をより良い組織に――。「組織開発」を立ち上げた理由

各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介してきた【部署紹介】ですが、今回は新設された『組織開発チーム』にインタビュー。お聞きしたのは「デザインチーム」と『組織開発チーム』、それぞれを統括するゼネラルマネージャーの林宏美さんです!


ーー『組織開発チーム』設立のきっかけを教えてください

林:私たちviviONは、従業員数が​この1年間で150人増えて現在では約600名と、とても大きな組織に成長しました。ですが、とても嬉しい反面、業務方針の伝達が不十分になったり、調整が必要な案件が増えていたり、社内全体での連携が取りづらいといった人数が多いからこその問題点が見えてきました。

そのため、社内全体の情報共有や連携を強化するべく新たな部署として『組織開発チーム』を設立したのが経緯になります。「組織開発」を通じて現状の課題を解決することで、組織としてチームワークを高め働きやすい環境を作り、viviONをよりよい組織として成長させていくことを目的としています。


ーーなるほど、ではviviONで考える「組織開発」とはどういったものを指しているのか教えてください

林:「組織開発」とは、一般的には組織内のコミュニケーションや組織と人の関係の質にアプローチし、組織プロセスを改善し、一人一人の力を引き出していくことで、組織の事業成長につなげていく活動のことを言います。

ただ、組織をより成長させようと考えたとき、個人の成長を促す「人材開発」、目標設計や戦略の立て方を伸ばす「事業開発」といった様々な視点からアプローチもあると思います。

我々が行っている「組織開発」では、組織力を高めるためのコミュニケーションの強化をメインに置きつつ、その範囲の中で個人の成長などにも焦点を充てる必要があると思っています。そういった面では、「組織開発」と同じく人と関わる部署である人事チームや労務チームと協力しながら取り組んでいく予定です。

またviviONではパーパスとして「ユーザーとクリエイターが楽しみながら幸せに生きていける社会にする」を掲げております。このパーパスに対して、私たち社員も楽しみながら、100%の力で会社の目標に向かっていける組織にするため活動していきたいと思っています。

ーーでは、現在『組織開発チーム』が行っている業務を教えてください

林:今期は社員一人一人が「自分ならできる!」といった「自己効力感(※)」を持って挑戦できる環境を作っていきたいと考えています。そこからチームviviONとして「私たちならできる!」という組織効力感を築き、会社全体に定着させていくことが目標です。その目標に向けて、今期は4つの目標を立てました。

※:目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること

一つ目が、「情報共有と自己紹介」です。

「情報共有」では、適切に情報を伝えるための仕組みをしっかりと構築していくことを目指していき、「自己紹介」は、社員一人一人が自分は何がしたくて、それを軸に会社でどのように貢献できるかと言うことを言語化できるよう実現していきたいと思っています。

二つ目は、「個人がOKRを意識して働けるようにする」ということです。良いチームとは、一つの目標を一緒に追える集団のことだと思っています。そういった意味でも、今期の目標である「世界のviviONへの事業成長」に向けて、チームや個人のOKRを意識して働くことが重要になります。そうやって行った業務がきちんと事業成長に繋がっていることを可視化し、一人一人が目標に向けて全力を出すことが必要であると思っています。

三つめは、「1on1を正しく適切に機能させる」です。今期の活動で大切にしている「自己効力感」を持って、「自分ならできる!」と行った業務に対し、今回は何ができた、これは次に向けて改善しよう、といった振り返りを行い、次の挑戦に活かすことが各々の成長に繋がると思っています。そのサイクルを回していくため、1on1でリーダーによる適切なアサインを行って、フィードバックの文化を作っていくことを目指していきたいです。

最後は、『組織開発チーム』協力してくれる方、組織を良くしていきたいと言う想いに賛同してくれる方を増やしていく、という計4つの取り組みを現在行っています。


ーー林さんの組織開発に対しての想いを聞かせてください

林:少し例えが広いかも知れないのですが、組織を良くするということは、世界を平和にしたいということと似ているんじゃないかと思っています。

世界を平和にしたいと言っても、いきなり自分一人で大きく世界を変えることは現実的ではありません。それでも、まずは身近な人達のために何ができるかを考え、一緒に幸せになっていくことの連鎖が全体に広まることで世界中が平和になるのかなと思います。「組織開発」もそれに似ていて、自分の半径5mくらいの人とコミュニケーションを円滑に取り、繋がりを深めることで、それが少しずつ広がり全社的に業務がスムーズに進行すると考えています。なので他部署や他チームとの関わりも他人事ではなく、「今日するこの人との仕事においてより良いやり方はないのかな」「隣のチームとの仕事って、何か自分の方で工夫できることはないのかな」と考えながら、皆が一体となって仕事ができるような環境を目指していきたいですね。


ーー『組織開発チーム』の今後の目標など教えてください。

林:今後は、全社で一丸となって目標に向かって綱を引けるというところを目指していきたいです。目標に向かって業務を行うことを綱引きに例えたとき、バラバラな気持ちで、バラバラな方向に綱を引っ張ってしまうと100%の力で引くことは出来ないですよね。業務もそれと同じで、社内全体が同じ方向を向けるような仕組みや土台を作ることで、一丸となって業務を行える状態を作っていきたいと思っています。

またviviONはエンタメの会社です。皆何かしら好きな漫画やゲーム、アニメなどがあって、その中にはチーム一丸となって何かを達成する作品もあると思っています。そんな想いのように集団で心を一つにして努力をし、目標を達成するということをviviONの600人全員で出来たら最高なんじゃないかと思っています。そのためには、やはり周りの人を好きになれる、信頼し合える環境を構築していかなければなりません。

まずは600人という大人数の中でも、新しい人たちと知り合える場や自己紹介の発信など、社内でのコミュニケーションをより円滑に行える状態を作っていきたいと思っています。





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