こんにちは!採用担当のまいまいです🐰🌸
今回は自社の主力プロダクトであえる「eventos」の周辺開発を行う部門の開発リーダーを務める黒巣さんにインタビューをしました🏃♀️
黒巣さんのキャリアは、医薬品の研究開発というITとは全く異なる分野から始まります。
「Webの世界で自分のスキルを試したい」と一念発起し、Webディレクター、フロントエンドエンジニアとしての経験を積み、開発リーダーへとキャリアアップをされました。
畑違いの領域からエンジニアへのキャリアチェンジをどのように成功させられたのか。
挑戦の裏側にあった学習方法やマインドセット、そしてプロダクト開発の未来について、深く掘り下げていきます!🌱
目次
Profile
Career
最短ルートを求め、再現性の高い世界へ
「多くの人に届けたい」Webフロントエンドを選んだ理由
評価されたのは「やりきる力」ディレクターから念願のエンジニアへ
個の力からチームの力へ。属人化を解消し、強い組織を作る
目指すは「フロントエンドといえば黒巣」。プレイヤーとして最前線を走り続ける
変化を楽しめる人と働きたい。AI時代を共に切り拓く仲間へ
Profile
黒巣 雅貴 -Kurosu Masaki-
1997年生まれ/埼玉県出身/青山学院大学理工学部化学・生命科学科卒業
趣味:ポーカー・サウナ
Career
2020年4月 ~ 2022年8月
株式会社陽進堂に新卒入社。
ジェネリック医薬品の開発に従事し、医薬品の評価方法の検討や承認申請に必要な試験等を担当。
2022年9月 ~ 2024年2月
株式会社フロンティアダイレクトに入社し、デジタルソリューション事業部に配属。
人道支援団体のファンドレイジング業務を担当する傍ら、プログラミング研修を受講。半年間の研修を経て、bravesoft株式会社に派遣社員として参画。
2024年3月 ~ 現在
bravesoft株式会社に正社員として入社。
派遣時代はWebディレクターとして従事後、エンジニアとしてのキャリアを築くため正社員へ。自社サービス開発及びその周辺領域を担当し、同年7月より開発チームのリーダーに就任。
最短ルートを求め、再現性の高い世界へ
まいまい「本日はよろしくお願いします!黒巣さんはしっかりしているイメージなので、年下ということをいつも忘れてしまいます(笑)」
黒巣さん「ついに僕のターンが来てしまいましたか……。自分のことを話すのは苦手ですが、インタビューしていただけるのは光栄です。よろしくお願いします!」
まいまい「黒巣さんのキャリアの原点は、医薬品の研究開発職だったんですよね。そこから、なぜ全く違うプログラミングの世界に興味を持たれたのですか?」
黒巣さん「はい、学生時代から前職までは、毎日試験管を相手にするような日々でした。私が担当していたジェネリック医薬品の開発は、特許が切れるタイミングでいかに早く申請できるかが勝負なんです。市場に乗り遅れないためには、それがほぼ必須で。」
まいまい「スピード感が求められる世界だったんですね。」
黒巣さん「そうなんです。でも、実際には企業側の要因で最短ルートの試験ができず、遠回りした結果『開発できませんでした』となることが多くて…。自分の実力以外の要因で正解にたどり着けない非効率さが、どうにも自分の性格に合わないと感じたのが、転職を考えた最初のきっかけです。」
まいまい「なるほど。自分の力でコントロールできる部分が少ないことへの、もどかしさがあったんですね。」
黒巣さん「ええ。そこで『ものづくりを続けたい』『手に職をつけたい』という軸で次の仕事を探し始めました。当時はYouTubeなどでも『食いっぱぐれない職』としてプログラミングが注目されていて。実際にProgateやドットインストールで触ってみたら、書いたコードがすぐにブラウザに反映されるのが面白くて、夢中になりましたね。すぐに個人PCを買い替えて、仕事終わりはずっとコードを書いていました。」
「多くの人に届けたい」Webフロントエンドを選んだ理由
まいまい「プログラミングの中でも、Web/アプリの領域に挑戦しようと思ったのはなぜですか?」
黒巣さん「『作るからには多くの人に使ってもらいたいし、『これ自分が作ったんだって自慢したい』という気持ちが強くて(笑)。そうなった時に、より多くの人に触れてもらう機会が多いのはWebかなと思ったんです。」
まいまい「アプリよりもWebだと思った理由はありますか?」
黒巣さん「はい。スマホアプリって、多くの人が普段使うものは9割くらい固定化されていて、ホーム画面もあまり変わらないじゃないですか。それに、新しく『アプリをインストールしてください』とお願いするのは、Webサイトを見てもらうより遥かにハードルが高い。一方で、何かを調べるときに誰もがまず開くのはWebですし、表現の自由度の高さもフロントエンドの魅力だと感じ、Webの世界を選びました。」
評価されたのは「やりきる力」ディレクターから念願のエンジニアへ
まいまい「キャリアを振り返って、一貫して持ち続けている軸のようなものはありますか?」
黒巣さん「『ものづくりを通して社会に価値を届けたい』という想いは、新卒の時から変わっていません。作るものが医薬品からWebに変わりましたが、軸は同じですね。もう一つは、自分の責任範囲のタスクは必ずやりきる、という点です。効率とマンパワーを駆使して、品質を維持したまま完遂することは常に大事にしています。『得意なことで"できない"と思われるのが悔しい』という気持ちが強いのかもしれません。」
まいまい「その責任感の強さが、今の仕事にも活きていると感じますか?」
黒巣さん「日々の積み重ねが社内外からの信頼に繋がっているとは感じますね。ディレクター時代にクライアントが僕のことを守ってくれたことがあったんですが、それも地道に信頼を積み上げてきたからかな、と。」
まいまい「そしてbravesoftでは、派遣のWebディレクターから見事正社員のエンジニアとして内定を獲得されましたね!いくつか選択肢はあったかと思いますが、入社の決め手は何でしたか?」
黒巣さん「シンプルに『エンジニアとしてチャレンジしたかった』からです。派遣の立場ではディレクター業務までしか任せてもらえませんでしたが、会社が僕個人に期待してくれていることと、僕が目指したい方向性が一致したと感じたので、正社員としてチャレンジすることを決めました。bravesoftには常に刺激をもらえる面白いメンバーが揃っていますしね(笑)」
個の力からチームの力へ。属人化を解消し、強い組織を作る
まいまい「現在、リーダーとしてどのようなお仕事をされていますか?」
黒巣さん「自社プロダクト『eventos』の周辺開発チームで、リーダーを務めています。個別の案件に入るだけでなく、チームとして開発を進められるような組織づくりが今の大きなミッションです。これまではエンジニアそれぞれが案件を担当していたため、どうしても技術が属人化しがちでした。それをチームとしてナレッジを共有し、誰が抜けても開発が止まらない体制を構築しています。」
まいまい「黒巣さんのチームが担う『周辺開発』と、eventosの『本体開発』。この二つのチームは、どのように連携し、役割分担をされているのでしょうか?」
黒巣さん「本体開発チームは、全てのクライアントが利用する製品の基盤として、汎用性の高い標準機能を磨き上げるプロフェッショナルです。一方で僕たちは、クライアント一社一社のユニークなご要望に、柔軟な発想と技術で応えるプロフェッショナル。得意領域が少し異なる、というイメージですね。」
まいまい「周辺開発の案件はどんな風に始まることが多いのでしょうか?」
黒巣さん「僕たちの仕事の多くは、営業やディレクターから持ち込まれる『お客様の声』から始まります。例えば、商談の場で『こんなこと、技術的に実現できますか?』と相談され、僕が同席して実現方法を提案することもありますね。」
まいまい「ビジネスの最前線で、様々な部署と連携されているんですね。」
黒巣さん「はい。営業やディレクターはもちろん、本体開発チームとの連携も欠かせません。例えば、僕たちが個別案件として開発した機能が、非常に多くのクライアントに求められる普遍的な価値を持つと分かった場合、本体開発チームに引き継いで、eventosの標準機能に搭載させてもらう、といった連携も生まれます。そうやって協力しあっているんです。」
まいまい「最近、お客様から相談されることが多い『オーダーメイド開発』の具体例はありますか?」
黒巣さん「特に多いのは『ID連携』ですね。これは、お客様がお持ちの会員システムとeventosのIDを繋ぎこむ開発です。これはお客様のシステム仕様に依存するため、まさに僕たちの柔軟性が活きる領域です。」
まいまい「なるほど。そういった開発が、お客様にとっての価値になるわけですね。」
黒巣さん「はい。僕たちが提供している一番の価値は、『eventosの標準機能だけでは届かない、あと一歩』に応えることです。eventosという強力なプラットフォームの力を、お客様一人ひとりのビジネスに合わせて最大限に引き出すこと。それが、僕たち周辺開発チームの最大のやりがいであり、存在価値だと思っています。プロダクトの『できない』をなくす専門チームであることが誇りです。」
まいまい「黒巣さんがエンジニアとしてやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?」
黒巣さん「やはり、自分が開発した機能が世の中に出て、クライアントに喜んでいただけた時ですね。エンジニアの仕事は毎回同じタスクということはほとんどなく、何かしら未経験の領域に挑戦することが多いので、無事にリリースできた時の達成感は大きいです。」
まいまい「最近、特に印象に残っているお仕事はありますか?」
黒巣さん「自社サービスの新機能で、管理画面の実装を担当したことです。久しぶりの大規模な新規実装だったのでトラブルも多かったのですが、他のメンバーと密に会話を重ねて仕様を詰め、最後までやりきれたのは非常に印象深い経験でした。」
目指すは「フロントエンドといえば黒巣」。プレイヤーとして最前線を走り続ける
まいまい「bravesoftにおいて、今後の目標を教えてください。」
黒巣さん「社内で『フロントエンドなら黒巣だよね』と言われる存在になりたいです。優秀な方が多いbravesoftの中でも、トップを目指したい。『ものづくり』という軸は変わらないので、今後リーダーや管理者という立場になっても、いちプレイヤーとして最前線を走り続けたいと思っています。」
まいまい「黒巣さん個人の、人生における夢や目標は何ですか?」
黒巣さん「Webの世界を目指した理由と同じですが、『このサービス、自分が作ったんだ』と胸を張って自慢できるような有名なプロダクトを作りたいです。今の自社サービスは既に完成されている部分が大きいので、いつかは開発の初期段階から参画して、サービスを大きく育てていく経験をしてみたいですね。」
変化を楽しめる人と働きたい。AI時代を共に切り拓く仲間へ
まいまい「お話は尽きないですが、最後にプライベートについて少しだけ。お休みの日は何をされていますか?」
黒巣さん「大学時代の友人とサウナ巡りをしたり、パートナーとショッピングやランニングをしたりと、アクティブに過ごすことが多いですね。最近は、仕事が早く終わった日に、時代に乗り遅れないように意識的にAIに触れる時間も作っています。」
まいまい「インプットも欠かさない姿勢が素晴らしいですね、、、!業務時間外での社内での活動も活発にされてますよね?」
黒巣さん「ポーカーとポケモンですね(笑)社内にポーカー好きが多いので週2ぐらいの頻度でポーカー大会を開催しています。発足前からポーカーハマっていたので、いつも仕切らせてもらってますね。事業部の垣根を超えて色んなメンバーと交流を図れるので非常に楽しいですし、良い息抜きになります。ポケモンも大好きなのでカード収集やゲームにハマってますね。」
まいまい「プライベートのお時間も充実されているようで安心しました!では最後に、この記事を読んでいる採用候補者の方へメッセージをお願いします!」
黒巣さん「bravesoftは、誰もが言うようにチャレンジできる機会が本当に多い会社です。特に今は、AIを活用した開発に挑戦できる環境が整っているのが大きな魅力だと思います。トレンドの変化が激しいAI技術を、これだけのスピード感で積極的に取り入れている会社はなかなかありません。だからこそ、私たちはこの目まぐるしい変化を楽しみ、既存の概念にとらわれず新しい技術に挑戦し続けられる方と一緒に働きたいです。今ある正解を常に疑い、共にアップデートし続けられる方をお待ちしています!」
まいまい「ありがとうございました!」
「写真撮影は苦手なんです…」と、何度も撮り直しに応じてくれた黒巣さん。そんなシャイな一面が垣間見える、撮影時のオフショットを最後にお届けします!📸
インタビュー中も、チームメンバーからひっきりなしに相談の連絡が舞い込んでいたのが印象的でした。
その一つ一つに丁寧に対応する姿から、チームの要として厚い信頼を寄せられていることが伝わってきました。
「もっともっと成長を続けたい」と語る強い向上心を持つ黒巣さんの、今後の活躍がますます楽しみです!
bravesoftでは、黒巣さんと共に「eventos」をさらに進化させてくれる仲間を募集しています。フロントエンド、サーバーサイド、アプリエンジニア、それぞれの領域で挑戦したい方をお待ちしています。
勇気あるあなたからのご応募を、心よりお待ちしています!