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「働きがい」とは何か。社員の人生を本気で考えるヴィジョナリー代表インタビュー

今回はヴィジョナリーの代表取締役社長にインタビューしました。なぜ、「働きがい」を重視しているのか? 会社設立から今に至るまでに起きた大きな変化や会社として目指す世界について詳しく語っていただきました。


|目次|

⑴ 「こんなことのために会社を作ったんじゃない。」転換点で得た気づき

⑵ ヴィジョナリーの強みを作るヴィジョン・ミッション

⑶ 高い理想・大きな夢大歓迎!ヴィジョナリーのこれから


「こんなことのために会社を作ったんじゃない。」転換点で得た気づき


ー本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介からお願いします。

改めましてよろしくお願いいたします。株式会社ヴィジョナリーの小西と申します。中学・高校・大学と関西ですごし、大手人材サービス会社を経て、30歳を機に起業しました。


ー起業に至ったきっかけは何かあるのでしょうか?

父親が自営業だったというのは大きかったかもしれませんね。追従するように私も社長になりました。

人材業界にバックボーンを持つ私と、教育系のバックボーンを持つ今村の強みを掛け合わせ、人材紹介と人材派遣のサービスを展開しています。現在15期目で、ゲームからVR、IT、エンタメやテクノロジーなど幅広く成長業界とお取引があります。


ー会社のヴィジョン・ミッションについて教えてください。

会社のヴィジョンは、「働きがいある会社になる」です。ミッションは、「三方よしの人材サービス」

うちの会社ではヴィジョンがすごく大事にされているので、そちらからお話ししていきたいと思います。

会社の創立から少しずつ大きくしていく段階、要は0から1、1から5へと会社を展開していくフェーズでは、正直なところ、トップダウンで物事を進めていくことが多かったように思います。目の前の売り上げを立てないと明日がないという状況だったので、私もどんどん現場に入り込んでいましたし、ついていけないということで離職する方もいました。

だけど、会社を5から10にしていくとなった時に、「もちろん利益は大事だけど、それだけを大事にするために会社を始めたわけではないな」と思うようになったんです。


ー大きな転換点ですね。

離職された方について考えた時に...辞めた理由はもちろん様々あると思いますが、皆、一度はヴィジョナリーで一緒に頑張ろうと思ってくれたメンバーですよね。そういう方々が活躍できる環境を用意するのが会社の存在意義だろうと思ったんです。だから社員一人一人が、今後どうしていきたいのか?についてきちんと言語化し、自分が大事にしたい価値観に気がついて、それを会社としてもとことん応援していけるような、そういう組織にしたいと考えるようになりました。

誰しも自分の人生の時間は有限です。それをヴィジョナリーに使ってくれようとしている方に対して、「やってよかった」という幸せを感じていただきたい。会社を始めた当初からその想いはあったのですが、これからはより一層大事にしていきたいと考えて、「働きがいある会社になる」というヴィジョンを改めて定義づけし、言語化しました。

「働きがいなくして サービスなし」は、そのヴィジョンを前提にした表現です。働きがいある会社になるのが大前提で、それを原動力としてサービスを提供していくことです。

じゃあどんなサービスを提供するのか?というと、期待を超えるような人材サービスです。お客様にとって、不満足なものでは当然なく、満足するものでもまだ足りなくて、「感動する」ようなサービスを提供したいと考えています。

そして、社会にとって大きな意義がある「成長産業での人材マッチング」を展開していく。

私たち・お客様・社会の全てにとって良い、「三方よしの人材サービス」を作っていきたいと考えています。


ーなるほど...!何を大事にしたいのか、というのをはっきりと言葉にして、会社の方向性を示したのですね。

はい。そして今、社内でまたリブランディングの動きがあり、ワークショップをしたりしています。私自身も、なぜこのテーマを大きく掲げるのか、とか、今後どうしていきたいのか、どんなインパクトを与えたいのか?というところを繰り返し考えているところです。

働きがいを重視する私たちは、仕事を探しているお客様の働きがいも大事にしたいと考えています。新しい職場で働きがいを持っていきいき働くお客様が増えると、成長産業が元気になって経済活動が活発になる。そして、日本社会における生産力が上がり、競争力も高くなる。大きな言い方をすれば、最終的には世の中が少しずつ良くなっていく...そんな構想を、今後はもう少し打ち出していきたいですね。

一人一人の働きがいが、大きな力になって世の中を動かしていくということ。自分たちが提供する人材サービスが社会に与えるインパクトについて、さらに深く考えたいです。

そして、ヴィジョナリーに関わる人がみんな幸せになってほしい。笑顔になってほしいし、豊かになってほしいなと思います。

最近は特に、こういった想いの部分に共感して入社してくださる人が増えているので、すごく手応えを感じているところです。


ー志を同じくする仲間が増えるという意味でも、大きな意義のあるヴィジョン・ミッションですね。バリューについてはいかがでしょうか?

バリューに当たる部分は、ヴィジョナリーでは「カルチャー」という名前になっていて、こちらは社員みんなで「ヴィジョナリーらしさって何か?」を考えて言葉を紡ぎました。

カルチャーについてもっと詳しく知りたい方はこちら

https://www.wantedly.com/companies/visionaryinc/post_articles/498187


自分がやりたいこと、何が得意で何が強みで、これからどうしたいのかという部分って、なかなか言葉にならない人もいるんですよね。それを、場数を踏んでチャレンジし、経験値を上げていけば、色々な選択肢が見えてくると思うので、そういった機会の提供を心がけています。

「働きがいある会社」の「働きがい」って何?ということも考えています。


ー詳しく教えてください!

「働きがい」っていうのは、「やりがい」と「働きやすさ」に分解できると思うんですよね。そのうち、「働きやすさ」というのは、賃金や労働時間などの条件的なものです。こちらは誰しも言葉にしやすいと思います。でも、「やりがい」ってなんですか?と聞かれた時の答えは皆それぞれ違う。例えば、誠実な仕事をしたいとか、優しさとか、人間関係に関することとか、おそらく色々な言葉が出てくるじゃないですか。

そういうものを体系立てて引き出す術はないのか?というところで、コーチングというキーワードが自分の中でヒットして、これを習うことにしました。

会社の中でも、そういったスキルは大事にしていきたいと考えています。今でも管理職以上のメンバーは研修を受けていますが、例えば1on1で深い部分の対話を引き出す方法、目標を引き出すための手段としてコーチング的な関わり方をもっと作っていきたいです。


ー共に働く人の目標を一緒に作ったり、伴走したりできる人が増えると、どんどん活躍の場が広がって、社外にも良い循環が広がっていきそうですよね。

本当にそうだと思います。「上から言って何かさせる」マネジメントではなく、「やりたいから、個人が自発的に動いていく」人を増やすためのマネジメントが良いですね。


そういう組織を作るために、今試行錯誤をしているところです。

ーすごく面白そうですね。




ヴィジョナリーの強みを作るヴィジョン・ミッション


ー人材業界の会社が本当にたくさんある中で、ヴィジョナリーの強みはなんだと考えますか?

目の前のお客様に対して役に立ちたいと思うこと、双方にとって本当に良いマッチングを実現させていきたいと言う気持ちをすごく大事にしていると思います。

特に、「働きがいある会社」を目指してヴィジョン・ミッション・バリューを大切にしている私たちだからこそできる支援というのがあると思うんですね。

それこそ、求職者を導く立場の方が「働きがいがない」と思っていたら、本当の意味で価値のある人材サービスを提供するのは難しいかもしれないですよね。お客様にはあれこれアドバイスするけど、自分のことは棚に上げている、というのは本質的ではないように思います。


ー確かに...!自分自身が働きがいを感じているからこそ、堂々とアドバイスできることもありそうですよね。

本当にそうで、ヴィジョナリーのメンバーが「働きがいがある」状態を体現しているからこそ、ヴィジョナリーを利用いただく求職者の方にも「楽しそうに働いてるな、自分もやってみようかな」と思ってもらえるとすごくいいですね。私たちの関わりが、求職者の方にとって次への一歩につながるきっかけになったり、チャレンジしたい気持ちを後押しするパワーになって欲しいです。

働くメンバーの姿、あり方がそのままヴィジョナリーのポリシーであり、私たちが提供する人材サービスの強み・差別化にも繋がっている部分かなと思います。今、SNSなども使ってこの辺りの話をどんどん発信しているところです。


ーここで少し質問を変えたいのですが、メンバーについて何か印象的なエピソードはありますか?

そうですね..パッと思い浮かぶのは、社員の結婚式に呼ばれたことでしょうか。

自分の会社のメンバーが新郎・新婦として式を挙げているのですが、その周りには彼らのお父さん、お母さんを始めとしたご家族の方や、友達など、いろんな人がいるんですよね。会社で働いている時には当然見えていなかった大勢の人がいて、その顔や言葉を見ていると、やっぱりメンバーには「ヴィジョナリーで働いていてよかった」って思っていただきたいという気持ちが強くなります。メンバーがイキイキと働く姿を見せたり、「ヴィジョナリーめっちゃいいよ」って言ってくれたりすると、周りの人もなんだかいい会社なんだな、楽しそうに働いているなと感じるようになって、それがまた誰かの新しいチャレンジのきっかけになるかもしれない。

そういうふうに、たくさんの人に影響を与えていくヴィジョンが見えたのをすごく覚えています。


ー働く一人一人のメンバーにも人生があって、たくさんの登場人物がいて、その中で「ヴィジョナリーで働いている」ということが良い波紋を産むと嬉しい、ということですよね。社員の周りの人の人生まで考えられているんですね...!

はい。

組織を作るのって本当に難しいじゃないですか。正解がないからこそ、そこまでしっかり追求してます。だから結果を出せているし、業績も伸びてチームの関係性もいい状態を保てているのかなと思います。


ー綺麗事ばかりじゃなくて、しっかり業績が伸びているというのも強いですよね。

もちろん、会社である以上売り上げを作っていくことは非常に重要です。ただ、うちの会社は「とにかく求職者に仕事を斡旋して売り上げをゴリゴリとっていく」という、過熱した人材業界のちょっと悪いイメージからは離れているというか、いわゆる体育会系の社風ではないんですよね。皆さんどちらかというと穏やかな感じで...社内で部活動をしたり、仲良くやっています。

KPIや数値目標に関しても、ヴィジョンや自分の目標達成につながらないようなノルマをむやみやたらに課す、ということはありません。自分が頑張っていきたいことと数値目標がリンクしていないまま、ただ何件連絡しろ、商談を入れろ、何社に推薦を出せと言われても、本質的じゃないし、無駄に数字に追われるだけですよね。


ー厳しいノルマを強制しなくても売り上げが伸びているのには理由があるのでしょうか?

行動プロセスも重視しているのと、チームで考える環境があることではないでしょうか?

また、同じヴィジョンやミッションに共感してここに来てくれたメンバーばかりで、みんな総じてチャレンジングで成長意欲が高く、共通のゴールを持っている人が集まった組織である、というのも理由の一つかもしれません。


ーメンバーはどのような方が多いですか?

そうですね。小手先だけで要領よくやるようなタイプというよりは、どちらかと言うと、みんなで一緒に汗を流して泥まみれになり、ミスや失敗を繰り返しながらも誠実に仕事や求職者に向き合っていくタイプの人が多いように思います。周りもなんだかこう、思わず応援したくなるような。


ー失敗しながらも愚直にひたむきに頑張れて、お互いに応援し合えるような仲間っていいですね。


高い理想・大きな夢大歓迎!ヴィジョナリーのこれから


ーどのような方と一緒に働きたいですか?

成長意欲がある方と一緒に机を並べたいと思っていて、採用の基準もそこに置いています。何か目指したい「マイゴール」があり、そして今の現場からそのゴールに向かっていくために自分を変化させていこうとする方が一番原動力があると思うので、是非来ていただきたいと思います。

リーダーになりたい、マネージャーになりたい、という目標を超えて、もっと自分一人じゃ叶えられないような大きな希望、理想に向かってチャレンジしていきたい方を応援したいです。


ーマネージャーになりたいという目標より、もっと大きな目標ですか?

責任者になりたいという目標を否定するわけではありません。

じゃあそういう立場になった時に、何を獲得していますか?周りはなんと言っていて、どんな表情をしているのでしょうか。どんな景色が見えますか?という、「なりたい」を深めて、目標を叶えた時に自分はどうなっているのか、ということをもっとイメージして欲しいと思います。常に「マイゴール」をアップデートさせたいですね。


ーでは、ヴィジョナリーについては今後どのようにしていきたいですか?

今期の売り上げを前期比2倍にし、それをさらに次の期で2.5倍にしようと考えています。それに伴い、社員数も倍に増やす計画を立てています。今まさに、事業拡大に力を入れていくフェーズですね。新サービスを作ったり、リブランディングを行なったり、伸び代がありそうなマーケティング領域を強化していくことで事業を伸ばしていこうとしています。

あとは、去年の1月にキャリタスグループにジョインして、その中で中途の人材紹介・人材派遣領域を担っているのですが、そのキャリタスで上場を目指していこうとする動きがあり、大きな目標の一つになっています。

だから、今のヴィジョナリーに入社いただければ、会社の拡大を目の当たりにできてすごく面白いと思います。そういう環境に自分を置いて成長していきたいという方、組織作りに関わりたい方にはぴったりハマるんじゃないでしょうか。

あとは、キャリア支援スキルを身につけながら、ゆくゆくは例えばマーケターになっていきたいというような、そういう多様なキャリアパスを描きやすい環境でもあると思います。



ー最後に、このストーリーを読んでいる方に一言お願いいたします。

どういう働きがいを大事にしているかという部分を言語化できていたり、それが原動力になっている方はもちろん、まだそこまでではないという方も、是非一度お話ししましょう!

自分の中に想いはあるけど、なんだかまだはっきりしていない...喉まで出かかっているのにモヤモヤしているという方は、思い切って人材サービスの業界に飛び込んでチャレンジしていきながら、ゴールの輪郭をはっきりさせていくのもいいんじゃないでしょうか?

気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンを押していただければと思います!


ーありがとうございました!

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ストーリーを読んで、

・ヴィジョナリーについてもっと詳しく知りたくなった方・キャリアアドバイザーとしてのキャリアパスについて相談してみたくなった方・ヴィジョン・ミッションや会社の雰囲気について聞いてみたい方

ぜひ1度お話しませんか?「話を聞きに行きたい」ボタンから気軽に面談しましょう!

お待ちしております。





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