つまらない常識を革め続けるために。社員全員で取り組んだ「バリューの再定義」 | 福利厚生・カルチャー
2011年に設立し、2024年3月には13周年を迎えるバニッシュ・スタンダード(以下、VS)。主力事業である「STAFF START」は2600ブランドが導入し、スタッフアカウント数も23万30...
https://www.wantedly.com/companies/v-standard/post_articles/891880
主力事業である「STAFF START」を軸に着実な成長を遂げているバニッシュ・スタンダード(以下、VS)。事業の成長を支えるべく、積極的に採用活動を行っています。
今回は、2024年11月に入社し、カスタマーサクセスユニット(以下、CS)にて活躍中の黒木 絵里(以下、えりさん)にインタビュー!ご自身の転職活動やVSとの出会い、入社前後のギャップなどを語っていただきました。
黒木 絵里(くろき えり)
外資系化粧品メーカーの美容部員を経て、メイクアップアーティストとして独立。タレントやアーティストのメイクや、世界的に展開されるアキュビュー®の美容レンズ「ディファイン® モイスト」のセミナー講師として、全国で販売員教育を担当。その後、美容業界に特化したSNSマーケティングやECサイトの構築・運用代行などを経験。前職ではWEBディレクター/カスタマーサクセスとして大手ECストアの構築・運用を担当。2024年にVSにジョインし、現在はCSとして活躍中。
(聞き手:Corporate Design・大熊 彩乃)
ーー今日はよろしくお願いします!えりさんが入社してから、もう4ヶ月も経つんですね!まずは、あらためてご自身の転職活動を振り返っていただこうと思うのですが…VS以外にはどんな企業の選考を受けていたのでしょうか?
えりさん:もともと実家が工務店をやっていたこともあって、建築や産業のテック系企業など幅広くみていました。たとえば、ドローンを使って測量する技術を開発・提供している企業さんだったり、AI技術を活用したソリューションを提供している企業さんだったり…。
当時、転職軸として据えていたのは「自分がやりたいこと(好きなこと)ができるか」と「過去の経験をどれだけ活かせるか」ですね。自分の好きなこと・やりたいこととのマッチ度の高さはもちろん大切ですが、転職するということは、すなわち新しい環境で、新しいプロダクトや技術を覚えていくということ。自分がどれだけ新しいことに挑戦できるか、という点には正直不安もあったので、自分自身が今もっている知見やノウハウをどれだけ活かしていけるかが非常に大切だと思っていました。
そうしたバランスを考えながら企業探しをしていたタイミングで、VSからオファーをいただいたのが選考の始まりだったんですが…実は選考を受ける前からVSのことは知っていたんです。
前職でWebディレクターとしてお客様のサイト構築に携わっていた際に、クライアントだった企業様から「自社のECにSTAFF STARTを導入したい!」と相談を受けたことがあって…。「こんなサービスがあるのか!なんだこりゃ!?」と一生懸命調べながら導入したことを覚えてます。笑
ーーそうだったんですか!すごいご縁ですね…!
えりさん:そうなんです!だから、お声かけてもらったときは「あの会社か!」ってすぐにわかりました。ただ、実際にSTAFF STARTの導入をお手伝いしたときから少し間が空いていたので、改めてWebなどで調べてみると、色々と機能や連携できるサービスも増えており、自分の知見を活かせる部分がたくさんあると感じました。実際に導入する側の動きや苦労も体験としてわかっていましたし…。笑
あとは、もともと自分がメイクアップアーティストだった背景もあり、アパレルやコスメも大好きだったので、自分自身の「好き」と関連性が強い点も好印象でしたね。まさに自分自身の転職軸にマッチする会社じゃないか!とビビッときたことを覚えています。
ーー様々なご縁があったなかで、ずばり何が「入社の決め手」になったのでしょうか?
えりさん:自分の転職軸とマッチしていたことはもちろんですが、何よりよかったのが、パーパス・バリューがめちゃくちゃアツかったところ!
自分自身の経験上、会社が掲げるバリューと会社の実態が合っていなくてモヤモヤを感じる…ということもあったので、転職先を検討するうえでパーパス・バリューは重要視していました。
特にVSがバリューとして掲げている「VSスピード」や「仲良しではなく仲間であろう」という考え方は、自分自身が大切にしたいことがまさに言語化されている!という感じで、すごくフィットしていると思いました。
ただ、やっぱり肝心なのは掲げている思いと実態があっているかどうかだとも思っていたので、あとは実際に働いている人たちと選考を通じてコミュニケーションをとりながら、本当にパーパス・バリューが浸透しているかどうか、矛盾を感じさせるものになっていないかをどうかを確認していこうと考えながら選考に臨みました。
ーー実際に選考を終えてご入社いただいてから4ヶ月が経ちましたが、振り返ってみてパーパス・バリューとの矛盾なども含めてギャップなどはありませんでしたか?
えりさん:あくまで現時点での感想ですが…ギャップはあるにはありましたけど、逆の意味でのギャップですね。矛盾があったとかではなく「自分が思ってたよりも、もっとアツかったしガチだった」と思いました。笑
会社のカルチャー醸成や浸透を推進するCCO(Chief Culture Officer)という役職がある、というのもユニークですが、実際に経営層がパーパス・バリューについて本気で考えていることに驚きました。入社オンボーディングでも、新入社員1人ひとりに対して役員がしっかりと向き合って落とし込みをするなど浸透をはかっていますし、このバリューを体現していくためにはどうしたらいいのかを本気で考えていると感じました。
こうした取り組みを通じて、社内にパーパス・バリューが落とし込まれていくと思いますし、これから先、一人ひとりがパーパス・バリューをもっと意識して動いていくことで、会社としてもっとよくなっていくだろうなと感じています。
あとは「好きを、諦めなくていい世の中を。」というプロダクトビジョンを社員1人ひとりが本気で考えているところや、ちゃんと業界の未来を見据えた事業を本気で考え、向き合っていることにびっくりしましたね。
STAFF STARTというプロダクトが持つ役割や意義については、入社前から理解はしていたつもりでした。しかし、入社オンボーディングの際に、代表の小野里からプロダクトが生まれた背景やサービスに込めた想いなどを教えてもらった時に、インセンティブ制度を普及させることはもちろんですが、店舗スタッフの早期離脱を防止し、その企業で長く活躍したいと思える仕組みをつくり、提案し、伴走する会社だということ改めて感じましたし、本当にアツいなと思いました。
ーー予想していたよりも、もっとアツい事業を展開していたと感じていただけたなんて…とっても嬉しいです!それでは、その事業を支えるCSという役割にフォーカスしてみての感想はいかがでしょうか?
えりさん:やりがいはめちゃくちゃありますが、難しさもありますね。
目先の何かをどうこうする、ではなくもっと先の未来を考えたサービスであることが魅力である一方、お客様にそれをどう訴求していくか、戦略を立てながら実行していくところが非常に難しいと感じています。
当社のCSは、サービス導入のサポートから運用を軌道に乗せるお手伝い、PDCAを回しながらお客様に伴走する運用改善、アップセル・クロスセルまでを担当しています。サービスの導入にあたっては、徐々に機能を増やしたり、店舗スタッフの評価制度づくりやインセンティブ制度を整えていくケースもあります。
こうした企業様に対して、STAFF STARTを通して実現したい未来や想いを伝えながら、単なるツール導入で終わらせるのではなく評価制度を導入することの必要性を訴え、制度導入までの道筋を提案し、伴走するという重大なミッションを担っているのが「バニッシュ・スタンダードのCS」だと日々実感しています。
ーー選考を通じて、会社の価値観やカルチャーが自身の肌に合うかどうかも見極めていただいたと思いますが…「VSのカルチャー」を今のえりさんの言葉で表現するとしたら、ズバリなんでしょうか?
えりさん:うーん、「全力で馬鹿をやる」「どうせ仕事をするなら楽しく!」というマインドですね。常に遊び心を忘れない会社だと思います。
ーー具体的に、どんな場面でそうしたカルチャーを感じたのでしょうか?
えりさん:毎年VSが開催しているSTAFF OF THE YEAR(以下、SOTY)というイベントがあるのですが、今年も開催に向けて着々と準備が進んでいます。先日、社内で新しい企画のリハーサルを実施したんですが、この社内リハの盛り上がり方がVSの「楽しく仕事をしよう」というカルチャーをとても体現していると思いました。
今年のSOTYの内容にも触れることなので、詳細はお話しできませんが…社内リハはVSの社員同士をステージ側と観客側に見立てて、実際にステージで行う内容を再現しました。
数時間のリハーサルでしたが、お祭りのような雰囲気のなかでわいわいとみんな楽しみながら仕事をしていることが伝わってきましたし、一方で準備や振り返りなどは真剣で、オンとオフをしっかりと分けた仕事ぶりが印象的でした。
特に個人的に面白いなと思ったのは、そのオンとオフの切り替えを、ものすごく自然に、意識せずにみんなやってること。だからこそ、脈々とこの「楽しく仕事をしよう」カルチャーが育まれているんだろうな、と思います。
ーーたしかに「楽しみながら仕事をしよう」というマインドは代表の小野里も語ってましたよね。
えりさん:え!そうだったんですか!笑
だとすると、本当に代表の思いが浸透してるんだなと思います。なんというか、文化祭とか体育祭とか、部活動っぽい雰囲気もありますよね。自分自身もそういうノリは好きなので、共感しながら一緒に楽しく仕事してますね!
ーー最後になりますが、ご自身の選考〜入社体験を振り返って未来の仲間に伝えたいメッセージをお願いします!
えりさん:そうですね。このインタビューを読んでくださった方には「歳を重ねることは悪いことじゃないし、歳を重ね、様々な学びを得てから転職するって結構いいものだよ!」ということをお伝えしたいです。
もともと私は「誰かのためになにかしてあげたい」という気持ちを動機にアクションを起こすタイプだったんですが、同時に自分をすり減らしてでも相手のために何かしてあげるような働き方をしてしまう傾向がありました。
ですが、ご縁があってVSという会社と出会った今、「誰かのためになにかしてあげたい」とか「クライアントに寄り添いたい」という気持ちと「自分自身を大事にする」というバランスがとれるようになったなぁと感じます。
それは、単純にVSという会社との出会いで変わったというよりは、タイミングの問題もあったと思っていて…。年齢を重ねて、タスクと納期とのバランスや業務のペース配分など、自分なりの仕事の進め方が確立されてきた「今の私」が、このタイミングで「楽しく仕事をしよう」というカルチャーを持つVSに転職したからこその変化なんじゃないかな、と。
人それぞれ、快適で最適な職場環境は違います。今までの職場が何かしっくりこなかったな…という人は、単純に「今の自分」にマッチする会社に出会えてないだけかも。もしかしたら、VSがあなたにとっての最適な職場かもしれませんよ!
キャリアの悩みとかあったら気軽に相談してください!VSのオフィスには語らえるバーカウンターもありますので、オフィスの雰囲気などみていただきながらざっくばらんにお話ししましょう!