STAFF OF THE YEAR 2025 presented by STAFF START
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https://soty.staff-start.com/
主力事業である「STAFF START」を軸に着実に成長しているバニッシュ・スタンダード(以下、VS)。メンバー一人ひとりが事業を盛り上げるために、日々活動しています。
今回はVSのブランディング・マーケティング・広報/PR領域を担うBranding&Marketing(以下、B&M)ユニットのマネージャーを務める木下 洋平(以下、きのぴ)にインタビュー。どのような想いで「VSの魅力を広める活動」をしているのかお話を聞いてみました。
木下 洋平(きのした ようへい)
株式会社電通にて国内飲料メーカーや外資系自動車メーカー、地方自治体など幅広い業種のマーケティング・プロモーション業務に携わる。その後、東京カレンダー株式会社へ入社し、メディアの枠を超えた新規事業の立ち上げやブランドマーケティング、セールス戦略などを担当。2025年より現職。
(聞き手:Corporate Design・大熊 彩乃)
ーー本日はよろしくお願いいたします!きのぴさんがご入社されてから3ヶ月ほどが経ちましたが、今までの3ヶ月間を振り返っていかがですか?
きのぴ:本当にあっという間に3ヶ月が終わってしまった、という感じですね。私は現在、B&Mユニットのマネージャーというポジションを任せていただいていますが、B&Mユニットはもともとブランディングや広報/PR周りは代表直下の特設部隊のような位置付けでした。そうした背景もあり、各メンバーが特命的に動くことが多かったようなのですが、私がジョインをするタイミングでマーケティングメンバーも加えた新しいチームをつくることになったんです。
個々のプレイヤーの集まりからチームへ変貌するにあたって、まずはそれぞれのメンバーとコミュニケーションをとりながら、それぞれのキャラクターや担当業務についての理解を深めていくことからはじめました。メンバーが今まで考えていたことや、組織構成上、なかなか相談できなかった細かい業務の悩みなどをキャッチアップすることが重要だと考えたんです。
ーーなるほど。個々のプレイヤーの集まりからチームへ、というお話しがありましたが、B&Mユニットのみなさんが担っている業務について、改めてお伺いできますでしょうか。
きのぴ:現在のB&Mユニットは、大きく分けて広報/PR、マーケティング、そしてSTAFF OF THE YEAR(以下、SOTY)の企画・運営という異なる業務領域を担当するメンバーで構成されています。
ーーなるほど、それぞれのメンバーが異なる領域の業務を推進しているということですね。
きのぴ:それぞれのメンバーが担当する業務領域は異なりますが、連携は必須です。これまでバラバラに動いてしまっていたメンバー間のコミュニケーションを増やし、意見交換したり、チームとして共通目標を持つようにするなどを意識して現在チームビルディングを行なっています。
組織の課題が見えてきたことによって、入社した当初よりもいい意味でやりがいを感じ始めているのが「今」ですね。事業と会社の将来を考えると、やりたいこと、やるべきことがどんどん出てきて、よりモチベーションが上がってきました。笑
ーーきのぴさんは今まで、誰もが知っている大企業から数十名規模の中小企業まで幅広い規模の会社を経験していらっしゃいますよね。実際にVSに入社してみて感じた「他の会社と比較して思うVSのいいところ」があれば、ぜひ教えてください!
きのぴ:大企業、中小企業両方の良い部分、悪い部分を経験してきましたが、VSは同じ規模の会社と比較してコーポレートがしっかりしている会社だと思いますね。VSは今年で14年目を迎えますが、人が増え始めたのはここ数年になってからだと聞いています。
まだまだ勢いでやっている会社も多いなかで、オンボーディングや評価制度など、とてもしっかりしているな、というのが実際に入社して率直に感じた感想でした。評価制度が全社員に可視化されているところは、自分のキャリアを振り返ってみても初めてで、これにより社員の働く姿勢やモチベーションにつながっているんだろうと思います。
また、現在のVSの規模ならではの面白さ、という観点では、現在50名の壁を突破したということもあり、一人ひとりの業務が会社を動かしているという実感もありながら、チーム・組織としての機能もしっかりつくって、会社をさらにスケールアップさせていこうというフェーズなので、裁量と責任をもって、「自分の仕事が会社を動かしているんだ!」という実感や、個の成長とともに会社を一緒に成長させていきたい、というようなやりがいを求めている人には、とてもいい環境だと思いますね。
ーーB&Mユニットの担当する業務の一つであるSOTYの企画・運営は、まさにVSならではのユニークなものですよね。きのぴさんが思うSOTYの意義と、そこにかける想いを教えてください。
きのぴ:私たちは、「常識を、革める」という企業ビジョンのもと、「販売・接客を行う店舗スタッフの常識を革める」ことを目的に「STAFF START」というサービスの提供を開始しました。これにより店舗スタッフの新しい働き方を確立し、さらには賃金の向上までを実現していますが、それだけでは不十分です。
「店舗スタッフ」というお仕事に対する世間の目、社会的な地位や名誉を向上させることも非常に重要だと考えて企画したのがSOTYです。2021年からはじまり今年で5回目を迎えるSOTYは、普段脚光を浴びることの少ない店舗スタッフという職業の素晴らしさを世間にアピールするという点において大きな意義を持っていると思います。
「店舗スタッフ」は、ブランドに対する「好き」という強力なパワーを持ち、そしてその情熱をもって誰かに伝え、広めていくという素晴らしい仕事だと思っています。それにも関わらず、給与水準の低さや労働環境などという問題により、「好き」を続けたくても続けられない人がいる。そんな世の中は絶対に変えていきたい。その強い想いを持って会社全体で本気で取り組んでいます。ここまで明確な強い想いを持ってイベントを主催している企業は、中々ないんじゃないかなと思います。
SOTYを見てくださった誰かが「店舗で働くスタッフって素敵」「私もやってみたいな」と思ってくださるような「何か」を提供していきたいですね。そして、このSOTYというイベントを今後、より多くの人々に知ってもらうこと、より大きなムーブメントにしていくことが私たちB&Mユニットの大きなミッションの一つです。
ーー今後も長くSOTYを続けていくうえで重要だと思っていることと、今後の課題を教えてください。
きのぴ:「店舗スタッフのためのイベントである」という軸をブラさないことですね。
良くも悪くもイベントというものは回数を重ねるごとに過去を踏襲することにより型ができてくるものだと思いますが、SOTYはそうではありません。「去年はこうだったから今年も同じでいいや」ではなく、「より良くしていこう」「去年を超えてやろう」という気概を何よりも大切にしています。
ありがたいことに、SOTYは販売・接客業界のなかでは一定の知名度を獲得しつつあります。しかし、世間一般の方々の知名度はまだまだ足りないのが現状で、SOTYの開催目的である「店舗スタッフ」というお仕事の地位向上にはまだまだ課題があります。より多くの方々に知っていただくためには、エンタメ的な要素も一定必要になってくると思いますが、そこを強くしすぎても「店舗スタッフのためのイベント」、という目的がブレてしまいます。
ーー確かに芸能人やモデルの方を中心に据えて観客を増やすことはできても、主役であるはずの店舗スタッフが輝けなければ意味がなくなってしまいますよね。
きのぴ:はい。このバランスが非常に重要ですが、私たちのなかでも黄金比ができているものではなく、まだまだ模索している最中です。発展途上なイベントですので、ぜひこれから入っていただける新しい仲間が増えたら、ぜひ一緒に育てていきたいですし、より進化もさせていきたいと思っています。
ーーB&MユニットのミッションとしてVSの認知度を上げていくための広報/PRやマーケティングも含まれますが、今後より強化していきたいポイントなどがあれば、ぜひ教えてください。
きのぴ:まず、toB向けサービスである「STAFF START」の魅力をどのように伝えていくか、どうターゲットと接触しリードを獲得するか、を今まで以上に戦略的に考えていく必要があると思っています。
これまでは多くの企業・ブランドのEC化率向上に合わせて我々のサービスがフィットし、大きな成果と、その独自性ある仕組みが注目を浴び急成長を遂げてきました。ただし、昨今はECを支える無数のサービスで溢れ、クライアント側の選択肢が増える一方なので、今まで以上に他との差別化、優位性などを示していくことに注力していかなければなりません。
戦略的なブランディング活動、Webマーケティング、CRMなど、強化したいポイントは多岐に渡ります。さらに地道かつ計画的な広報・PR活動も不可欠で、コンテンツ企画・制作・情報発信の強化もしていきます。業界のパイオニアとして培ってきたパートナーメディアとのつながりなど、STAFF STARTだからこそできることを打ち出し、ターゲットに効果的にぶつけていく「攻めの戦略」を考えていきたいです。
そして、toC向けサービスである「FANBASSADOR」もリリースされました。このサービスの利用企業・ブランドの獲得と並行して、一般ユーザーの利用者促進も進めていくために、STAFF STARTとは異なる視点でのマーケティング・広報/PRにより力を入れてなければならないフェーズにあります。こちらのブランディング、マーケティング、広報/PRの全てにおいて社内各所と連携しながら進めていくことは容易ではないですが、大きなやりがいを感じ、ワクワクしながら現在取り組んでいます。
ーーB&Mユニットをより強い組織にしていくうえで採用も強化されていくとのことですが、どのような方に力を貸して欲しいか、イメージしている人物像などを教えてください。
きのぴ:大きく分けて3つほどあるんですが、まず1つは「決められた仕事を続けるより変化を楽しみたい人」ですかね。笑
何事も慣れてくると同じことの繰り返しになってしまうことが多いと思いますが、ただ同じことを繰り返す、ではなく「常に変わり続ける環境のなかで挑戦していきたい人」はVSに合っていると思います。
「より良くしていくために、やっぱりこうしよう」という判断を下す場面が多いのがVSの特徴です。これはVSに限らず、スタートアップに共通する点だとは思いますが、こうした状況の変化やスピード感を楽しめる人と一緒にお仕事がしたいです!
2つ目に、「人が好きな人」。わかりやすく言えば人とコミュニケーションを取るのが得意だったり好きな方が良いですね。人付き合いに強いストレスを感じてしまう方は、正直、VS社風にもB&Mユニットの仕事をする上でも合わないと思います。ユニット内メンバー間の連携強化はもちろん、社内他部署との連携も必要不可欠ですし、小さい会社だからこそ社員同士で積極的に会話したり協力し合ったりする関係性や環境づくりを会社としても大切にしてます。そしてB&Mユニットでは社外クライアントやパートナー企業の方との交流も多いです。
最後は、「企業・サービスのビジョンや想いに共感」してくれる方。仕事のスキルとかよりもある意味重要だと思ってます。単純ですが、社員が共通のビジョンや目標、想いをもっていれば、どんな困難も共に乗り越えて成長していけると思うんです。もし弊社に興味を持っていただける方がいらっしゃれば、ここについては直接語り尽くします!
VSには、「やってみたい」という声をあげること、そして挑戦することを応援する風土があります。成果だけでなく挑戦する姿勢も評価します。こうした会社のカルチャーを上手に使って、自分自身の「やってみたい」を実現して欲しいと思いますし、「実は前々からこんなことをやってみたいと思ってた」という野望のある方や企画者になれる人に力を貸して欲しいですね。
ーー今日は本当にありがとうございました!