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UPSIDERへの想い
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。 今回語ってくれたのは、2025年5月に入社し、App Infraチーム*でProduct Owner(以下、PO)を務める照井寛也(以下、Terry)さん。
UPSIDER入社前は、ERP開発からキャリアをスタートさせ、POSシステム連携、拠点立ち上げ、そしてプロダクトオーナーとしてチーム横断のプロジェクトをリードするなど、多くの挑戦をしてきました。
「業種を問わずインパクトを与えたい」という想いと「泥臭くやり抜く」姿勢を原動力に、これまで歩んできたキャリアとUPSIDERで描く未来について語ってもらいました。
*App Infraチームは、サービス全体の基盤を支える技術チームです。拡張性の高い金融インフラの構築と安心して利用できる金融サービスの土台を提供しています。
「作る側」から「導く側」へ。キャリアの第一歩と成長
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
はじめまして!2025年5月に入社し、App InfraチームでPOを務めているTerryです。
これまでのキャリアは、新卒で株式会社ワークスアプリケーションズ(以下、ワークスアプリケーションズ社)に入社し、その後株式会社Works Human Intelligenceに転籍。通勤交通費のシステム開発やインドとのオフショア開発を経験しました。
その後は株式会社Showcase Gig(以下、Showcase Gig社)に転職し、POSシステムとの連携開発やエンジニアリングオフィスとして、リリース品質の安定化やシステムのリアーキテクト、地元仙台での拠点立ち上げなどに取り組んできました。
ーー新卒でワークスアプリケーションズ社を選んだ理由を教えてください。
業種を問わず多くの人にインパクトを与える仕事がしたいと考えていた中で、ERP(Enterprise Resource Planning)という大企業の基幹システムを開発できる点に魅力を感じたのがきっかけです。
また、入社1〜2年目の若手にも関わらず、インドとのオフショア開発を任せてもらえるなど、チャレンジングな環境であることも大きな決め手でしたね。
ーーワークスアプリケーションズ社ではどんな業務を担当していましたか?
通勤交通費申請のシステムの開発をメインで行っていました。具体的には、電車やバスの定期券を毎月申請するために、外部サービスと連携して通勤経路から定期券代を計算するというシステムを作っていました。
また、その中で、インドの開発チームのリードもしていました。
ゼロから組織を築く挑戦。“人”と“仕組み”の両輪で挑んだ日々
ーーShowcase Gig社への転職理由は何でしたか?
地元・仙台拠点の立ち上げに関われることが大きな理由でした。ちょうど結婚したタイミングで、妻が仙台、私が東京という生活だったこともあり、家庭的な事情とキャリアの両面から最高な環境だと思いましたね。
Showcase Gig社は、飲食・小売向けモバイルオーダープラットフォームなどを提供しているのですが、「衣食住」に関わる領域のシステム開発に携われる点にも強く惹かれました。人々が生活するうえで切っても切り離せないようなものを技術で支えられることは、とても魅力的だと感じ、入社することを決めました。
ーーShowcase Gig社ではどんな業務を担当していましたか?
仙台拠点では、オフィスの選定からメンバーの採用、育成まで幅広く担当し、ゼロから環境を整える経験は初めての連続でした。限られたリソースの中で、何を優先すべきかを常に考え、判断していく必要がありました。
リアーキテクトや品質向上の取り組みにも注力していました。「泥臭くやる」ということを大切にし、全メンバーへのヒアリングを実施。開発に納得感を持ってもらった上でのリアーキテクト進めることを意識し、ボトムアップになりがちだったカルチャーの改善を目指しました。
ーーShowcase Gig社で印象に残っている出来事はありますか?
飲食店向けのプロダクトという特性上、品質に問題があれば店舗のお客様へ直接影響が出てしまうため、リリースの精度には細心の注意が求められていました。
そこで私が取り組んだのは、「QAと開発の観点が漏れなく担保できるフロー」の構築です。既存の仕組みでは、開発者が記載した変更点や影響範囲がQAチームへ自動で共有される設計でしたが、その内容の正確性や網羅性には課題がありました。
まずはすべての修正内容をコードレベルでチェックし、QA観点が抜けていれば都度連絡するという人力での対応からスタート。リリース対象の締切日も管理し、遅れそうな場合は開発者に直接フォローを入れるなど、泥臭いやり方を取りました。
また、手順書の細部まで確認し、想定外の操作やフローがないかまでチェック。地道な運用の中で少しずつ信頼の置けるプロセスが確立でき、「完全に自動化してしまうのではなく、人が介在することで初めて成り立つ仕組み」の価値を強く実感しました。
技術と人力、それぞれの強みをどう活かすか。その線引きを試行錯誤できた経験は、今でも自分の糧になっています。
「CTOになるには?」その問いが導いてくれた、UPSIDERという挑戦の舞台
ーーUPSIDERの選考に進んだきっかけを教えてください。
転職活動をするにあたって、前職から変わらず世の中に必要なプロダクトに関わりたいという思いがあり、企業にとって切っても切り離せない金融領域に興味がありました。UPSIDERの存在は以前から知っており、勢いも感じていたため、一度話を聞きたいと思い、エントリーしました。