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UPSIDERへの想い
UPSIDERは「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションの実現を全員が本気で目指しています。私自身、選考を通してUPSIDERの「常に挑戦し続ける姿勢」を強く感じ、このチームで共に働きたいと思い入社を決めました。
「Be UPSIDER」という企業カルチャーには「挑戦者を支える私たちも挑戦者であり続ける」という意味が込められており、チームで支え合う文化が根付いています。そんな環境で、私も自分の経験を活かしながら新たな挑戦をしていきたいと思っています。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。今回語ってくれたのは、Card TeamでFullStack Developerとして、2025年4月に入社した山北裕斗(以下、Yuto)さん。理工学部出身ながら新卒でメーカーの営業職に就き、その後カナダのバンクーバーに渡りエンジニアへのキャリアチェンジを果たしました。
異色の経歴を持つYutoさんのこれまでの数々の挑戦と、そこから得た学び、これからUPSIDERで実現したいことについて伺いました。
「“作る”より“伝える”」理工学部を卒業後に選んだ営業の仕事
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
はじめまして!法人カード「UPSIDER」の開発チームでFullStack Developerとして働いているYutoです。
大学では理工学部でロボットの研究をしており、ものづくりの最前線にいましたが、新卒では製造業に関連するメーカーの営業職として働き始めました。そこでは主に自動車メーカーを担当し、約4年半にわたって営業活動を行っていました。
その後、新たな挑戦としてエンジニアへのキャリアチェンジを決意し、カナダのバンクーバーに渡りました。現地の専門学校でWeb開発を学びながら、カフェでバイトをして英語力を磨き、現地企業にエンジニアとして就職。
帰国後は、日本のSaaS企業に転職し、2025年4月にUPSIDERに入社しました。
ーー大学では理工学部に通っていたなかで、新卒で営業職を選んだ理由を教えてください。
新卒で営業職を選んだ理由は、日本の製造業の優れた技術力を世界に広めたいという思いがあったからです。
日本には優れた技術力、そして高いスキルを持つ技術者が多くいます。しか、それはまだまだ世界には広がりきっていないのではないかと思っていました。
でも、技術がどれだけ素晴らしくても、それを伝える人がいなければ世界には届かない。そう思ったとき、「自分は“作る側”ではなく、“広める側”として貢献したい」と思うようになりました。
そのため就職活動では、海外展開に積極的なメーカーやグローバル比率の高い企業を中心に探していました。
ーー営業時代に印象に残っている経験はありますか?
特に印象に残っているのは、ある自動車メーカーとの大型案件です。
何十年も競合の製品を使用し問題なく稼働していた装置だったため、最初は提案しても全く相手にされず、「そもそもメーカーを変える利点がないのでは?」と感じるような状態でしたが、約2年間工場に通い詰めるなどして関係を築いていきました。
作業着にヘルメット姿で現場に入り込み、製造ラインの課題や要望を細かくヒアリングしながら提案内容を改善していった結果、最終的には1,000台超の受注をいただくことができました。
当時は大変でしたが、「目の前の人の困りごとに、本気で向き合い続けること」の大切さを学んだ経験でした。これは、エンジニアとなった今でも自分の土台になっています。
「会社の看板がなくても生きていけるか?」コロナ禍で芽生えたエンジニアへの挑戦
ーー営業からエンジニアにキャリアチェンジしようと思った理由を教えてください。
理由は主に3つあります。
1つ目は、業務上の課題意識です。営業時代、お客様との打ち合わせ後に必要な社内資料作成や報告書、見積書の作成、発注書、営業車の使用記録の入力などのアナログな日々の業務に膨大な時間がかかっていました。こうした作業のために、本来もっと力を入れるべき顧客との対話に十分な時間をかけられないことにジレンマを感じていました。この経験から、プロダクトによって業務上の課題を解決したいという思いが芽生えたんです。