- 総務
- CX責任者
- 経理
- Other occupations (3)
- Business
- Other
UPSIDERへの想い
UPSIDERはまだ発展途上の会社です。プレスリリースやWebメディアの情報からは完成された会社というイメージを持たれるかもしれませんが、実際には課題が山積しています。
「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションのもと、私たちはこれらの課題を「問題」ではなく「伸びしろ」と捉えています。私自身、選考過程で出会ったメンバーたちの高い志とビジョンに触れ、「この環境で挑戦したい」と思いました。目指す世界観が大きく、難易度も高いからこそ、ポジティブに困難に立ち向かえる仲間と共に、新たな価値創造に挑戦しています。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。今回語ってくれたのは、2025年2月にGrowth部門Planningチームに加わった渡邉悟(以下、Satoru)さん。銀行員からキャリアをスタートし、財務責任者、事業責任者を務めた珍しい経歴の持ち主です。
「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というUPSIDERのミッションに強く共感し、新たな挑戦の場としてUPSIDERを選んだ彼にこれまでの歩みや今後の目標を語ってもらいました。
幼少期の経験から感じた、他者の挑戦を支える喜び
ーーご経験を含め、まずは簡単な自己紹介をお願いします。
はじめまして!2025年2月にUPSIDERに入社した、Satoruです。
2016年に新卒で株式会社商工組合中央金庫(以下、商工中金)へ入社し、中小企業様の融資担当として、お客様の財務分析や融資を通じた金融面の支援に従事していました。特に、当時は組織内でも対応が確立していなかったスタートアップ企業への融資に尽力していました。
その後、複数の事業会社を経て、縁あって自身が商工中金時代に融資担当として支援していた会社、株式会社WAKAZEに入社。経理から事業責任者まで幅広い経験を積み、UPSIDERへと転職しました。
ーーそんなユニークなキャリアの原点となる、Satoruさんの価値観はどのようなものなのでしょうか?
自分の価値観を形成したものとして、両親がいろんな学習や体験、挑戦の機会をくれたことが価値観の形成に大きな影響を受けたと思っています。子供のころはそれに大して深く考えてはいなかったのですが、大人になってから「自分はたまたま挑戦を応援してくれる環境に恵まれただけ」ということに気づき、自然と身の周りで「挑戦に困っている人」に手を差し伸べることが多くなりました。そして、おせっかいという性格も加わり、他者の挑戦を支えることに喜びを見出すようになりましたね。
「志ある人をリスクを取りながらも伴走する」社内で前例のない取り組みに自分の想いが重なった
ーー商工中金に入社した理由を教えてください。
銀行をファーストキャリアに選んだのは、当時放映されていたドラマの影響も大きかったです(笑)。ドラマのなかで中小企業に対して融資を行うシーンがあったのですが、まさに自分の軸として持っている「挑戦者や困っている人を支えたい」という想いを実現できる仕事だと感じました。そうして、中小企業への融資を専門的に行っている銀行である商工中金に興味を持ち、入社に至りましたね。
しかし、理想と現実はなかなかその想いとは離れたことも多く、そのギャップに悩むこともありました。
ーーそんな状況の中で、転機はあったのでしょうか?
新しい上司との出会いが大きな転機でした。その方と一緒にスタートアップ企業への融資という新たな挑戦に二人三脚で取り組むことになったんです。
社内でも前例のない取り組みでしたが、「志の高い企業・経営者に向き合い、リスクを取りながらも伴走する」これこそが自分が思い描いていた銀行員であり、それを体現するスタートアップ企業へのサポートに強いやりがいを感じていましたね。
ーーやりがいも感じられていたなかで転職を決意されたのはなぜですか?
社会人4年目を迎え、『支援する側ではなく、事業を作る、大きくしていく側に回りたい』という思いも強くなっていました。そうして株式会社ZUU(以下、ZUU)に転職しましたね。
在籍期間はそこまで長くなかったものの、優秀なメンバーに囲まれて、濃密な時間を過ごすことができ、そこで培った経験や考え方は、いまでも自分の仕事の土台となっています。
自分の弱さと向き合いながら、未経験の業務に奮闘した日々
ーーその後、商工中金時代に融資担当として支援していたWAKAZEに入社されたのは面白いご経歴ですね。
縁あって、WAKAZEでは経理一人目社員として入社し、コーポレート体制の構築から資金調達、PL責任を持った事業推進、新商品開発プロジェクトなど幅広い業務を担当しました。
それまで経理含めたコーポレート業務の経験は一切ありませんでしたが、4つのことを大事にしていました。無知であることを正しく理解すること、社内外を問わず専門家や経験豊富な方を巻き込むこと、差分を適切に把握して自己研鑽を絶やさないこと、最後は気合と根性。この4つを大事にし、周りのご協力のおかげもあり、物事を前に進めることができましたね。
ーー色々なご経験をされてきたなかでも学びになったことを教えてください。
ミッションに対して全く成果を出せず、「成長」という漠然とした目標に囚われ、根本的な問題解決から逃げ続けてしまっていた時期がありました。「ありのままの自分を見つめること」、「具体的に何が足りていないのかを考え抜くこと」、「助けを求めること」が出来ず、自分の至らなさを他者や環境に求める傾向があった。コトに向き合えず他責マインドになっていました。
しかし、WAKAZEで様々な経験をさせていただくなかで、過去の教訓を生かし、周囲を巻き込みながら困難を乗り越えていくことができましたね。自分の弱さや課題に正面から向き合うことの重要性を学びました。
「最終的に人が決め手になった」メンバーのビジョンに共感し、入社を決意
ーーUPSIDERとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?
実は、WAKAZE時代、ユーザーとして法人カード「UPSIDER」を活用しており、担当のShuhei(関)やMakoto(大田/新規事業責任者)をはじめとして多くのUPSIDERメンバーに助けてもらっていました。
私自身、構造のイノベーションを目指す企業に強い共感を持っており、WAKAZEでも旧態依然とした日本酒業界にイノベーションをもたらす取り組みに携わっていました。その為、UPSIDERのビジョンや事業内容にとても共感しており、外からずっと応援していたんです。
そして、転職を考えた際に、UPSIDERのことが浮かび、YOUTRUST経由でカジュアル面談を希望しました。