UPSIDERへの想い
UPSIDERは、ユーザーも経営陣も、そしてメンバー同士も、互いの「やりたいこと」を本気で応援し合う環境があります。ひとりひとりの「挑戦してみたい」という気持ちを尊重し、背中を押してくれる。その空気感は、この会社ならではなのかなと。
たった一度の人生で、自ら切り拓くキャリアを追求したい人、夢や目標を素直に語れる仲間がほしい人には、UPSIDERはきっと最高の舞台になるはずです。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
今回お話を伺ったのは、2023年10月に入社したAnji Inoue(井上 空詩)さん。実は大学4年時にはUPSIDERでインターンを経験し、戻ってきたメンバーです。新卒で広島のスタートアップで事業責任者を務め、その後、かつてインターンで働いたUPSIDERに正社員として復帰。現在はCustomer Engagementとして、ユーザーと向き合う日々を送っています。
UPSIDERに戻ってきてからの日々や「志ある人を増やしたい」という想いを深掘りしました。
宇宙科学への関心からスタートアップの世界へ
ーー自己紹介をお願いします。
はじめまして、2023年10月にUPSIDERに入社したAnjiです!大学時代に起業サークルに参加してスタートアップに興味を持ったことをきっかけに大学時代からインターンをしていました。そのまま新卒で入社した前職の会社では事業責任者を務めていました。
中学時代に出会った恩師の影響で一時は宇宙科学やロケットに興味を持っていたこともあるのですが、イーロンマスク氏が立ち上げた宇宙スタートアップ『SpaceX』がロケットエンジンを再着陸させた映像を見て、まだ誰も成し遂げたことないことを技術と熱量で実現するスタートアップに強く惹かれるようになりました。
そうして縁があり、大学2年生の秋、初めて社員数5名ほどの会社でインターンを経験しました。代表と密にコミュニケーションを取りながら、事業戦略を一緒に考える環境は、これまでのアルバイトや学業からは想像できないほど刺激的でした。「この世界にどっぷり浸かりたい」そう思い始めたのが、僕のキャリアの最初の転機でした。
ーーその後、なぜUPSIDERでインターンすることになったのでしょうか?
スタートアップで働く面白さを知るうちに、「もっと他の急成長企業も見てみたい」と欲が出てきました。
その時、WantedlyでたまたまUPSIDERの求人が目に入ったんです。もともと若手起業家を支援するイベントでUPSIDERがスポンサーをしていたのを見て、「何か面白いことをしている会社だな」という印象はあったものの、具体的な事業はよく知りませんでした。けれど、その勢いと熱量を感じて応募しました。
こうして大学4年の4月から3ヶ月間、インターンとしてUPSIDERに参画しました。当時は大型資金調達の直後で問い合わせが殺到。法人カード「UPSIDER」に興味を持ってくださっている企業との商談を1日6~7件こなす日々は、かなりの忙しさでした。
その中で、スタートアップの経営者や経理担当の方々の生の声を聞き、それを受けてどうプロダクトを改善していくのか考える日々はものすごく刺激的で、最高に濃い時間でしたね。
広島での挑戦と挫折、そしてUPSIDERへの“帰還”
ーー新卒は広島のスタートアップで事業責任者を務められたと伺いました。そこからUPSIDERに戻るまで、どんな流れがあったのですか?
僕の人生のテーマは「志ある人を増やす」。新卒で入社した会社は、起業家やクリエイター、アーティストなど、アントレプレナーシップに溢れる人々を支援するツールを作っていて、「ここで働けば自分の目標に近づくはずだ」と思い入社しました。個人用CRMツールのプロダクトマネージャーや行政と連携した起業家育成プログラムの運営など、任せてもらえる範囲は広く、やりがいは大きかったです。
しかし、なかなか成果を出すことができず、結果的に退職を選びました。この時、大きな挫折を味わったんです。志を掲げてUPSIDERを卒業したのに、こんな無惨な結果になってしまった。
そのタイミングで思い浮かんだのが、UPSIDERで共にインターンをした後も定期的に会っており、当時支払い.comの事業責任者を務めていたSugi(杉山・新規事業責任者)でした。「会社を辞める」とLINEを送ったものの躊躇し送信取消したところ、Sugiは敏感に反応して連絡をくれました。
電話で状況を伝えると、「じゃあUPSIDERに戻ってこない?」と誘ってくれたんです。その時、支払い.com事業が描く未来や、新たに加わった仲間たちの存在を聞いているうちに、テンションが再び上がっていったのを覚えています。
当時、広島にいて東京の家も決まってなかったのですが、Sugiが『うちに泊まりなよ』と言ってくれたお陰で翌月には東京にいました。当時、絶望していた僕に人生のチャンスを作ってくれたSugiには感謝してもしきれません。
そうして2023年10月にUPSIDERへ復帰したのですが、インターン時から面倒を見てくれたMayo(近藤)をはじめ、当時一緒に働いたメンバーたちが「おかえり!」と迎えてくれ、期待と愛情を肌で感じました。
また、家族にも不安をかけてきた分、ここで結果を出して「楽しそうに働く姿」を見せたいと強く思いましたね。あれから1年経過しましたが、社内外のイベントやメンバーとの旅行の話などUPSIDERでの楽しい日々を家族にも共有しています!
試行錯誤しながら、自分の強みを活かしたスタイルを見つける
ーー再入社後はどのような業務に携わっていましたか?
最初は支払い.com事業に関連した新規事業の立ち上げに取り組んでいました。ユーザーに1日に50~60件電話をかけて、ヒアリングを行ったりと毎日試行錯誤しながら新しい発見をしては次の仮説を検証するという日々でした。
ユーザーが実際に苦労している行動を深堀りすることで新規事業のタネが見えてくる。ただ、それを形にするには想像以上の労力が必要で、正直ハードな時期もありました。しかし、UPSIDERにはいつでもアイデアを口にできる空気があって、「それ面白そうじゃん」と背中を押してくれる仲間がいます。それによって、心が折れそうな時も踏ん張ることが出来ました。
ーーその後、Customer Engagementへと移り、より自分らしさを発揮できたそうですね。
2024年5月に支払い.com事業部から法人カード「UPSIDER」事業部へと異動したのですが、Mayoにキャリア相談したことがきっかけでした。Mayoに話を聞いてもらったときに「Anjiは周りの人を巻き込む力が強く、仲間を作るのが上手だと思う。そのスタイルはCustomer Engagementの方が活かせるかもね」という話をされたんです。
新規事業の立ち上げをしている中で一緒に動くことの多かったSugiのすごさを日々目の当たりにして悔しさを感じていた場面も多く、彼に並ぶためには自分も大きな成果を出さなければと考えていました。そのためには自分の強みが活かせるポジションに行くことが必要だと思いCustomer Engagementに異動することにしましたね。
スタートアップカンファレンス「B Dash Camp 2024 Spring in Sapporo」や展示会など、お客様に直接会うようなイベントに異動後に参加したのが転機でした。ここで思い切りプライドを捨てて、「成果を出す」ことだけにコミットしようと決めたんです。
イベントで新たに会った人たちに対してどうすれば純粋に価値貢献できるかを模索し、時にはユーザーの展示会に参加させてもらうこともありました。他にも、共通点の多い方々を集めて飲み会を企画して関係を深め、互いの強みを掛け合わせて新たな可能性を探る。そんな“巻き込み力”を活かすことができ、結果的に社内外に仲間が増え、UPSIDERとユーザー同士で挑戦を応援できるような輪が広がっているように感じています。
UPSIDERには、自分らしい戦い方をして成果を出すことを周りの人も応援してくれるような文化がありますね。
「志ある人」を増やし、大きなロケットをUPSIDERから打ち上げる
ーーこれからUPSIDERで成し遂げたいことは何ですか?
「UPSIDERというチームで、大きなロケットを打ち上げたい。」これが今の僕の素直な想いです。大好きなこのチームでインパクトある事業を創り上げたいですね。