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はいチーズ!がグッドデザイン賞2022を受賞できた理由。


2022年、当社の「はいチーズ!」「はいチーズ!✖ベジリンク」のふたつの事業がグッドデザイン賞を受賞しました!🙌

今回は「はいチーズ!」受賞にフォーカスして、広報担当の山口さんに取り組みの内容や受賞理由を紹介してもらいました。

総合保育テックサービス「はいチーズ!」

保育テックサービス [総合保育テックサービス「はいチーズ!」]
グッドデザイン賞の仕組みや、過去のすべての受賞対象が検索できる「グッドデザインファインダー」など、グッドデザイン賞に関する情報をご紹介するサイトです。毎年1回(4~6月頃)募集する、グッドデザイン賞への応募もこのサイトから行うことができます。
https://www.g-mark.org/award/describe/54541?token=gOFubZVBh5

給食食材配達と食育のサービス「はいチーズ!✖ベジリンク」

給食食材配達・食育 [はいチーズ!×ベジリンク]
グッドデザイン賞の仕組みや、過去のすべての受賞対象が検索できる「グッドデザインファインダー」など、グッドデザイン賞に関する情報をご紹介するサイトです。毎年1回(4~6月頃)募集する、グッドデザイン賞への応募もこのサイトから行うことができます。
https://www.g-mark.org/award/describe/54533?token=gOFubZVBh5


さっそくですが、受賞対象の「はいチーズ!」はどのようなサービスでしょうか?

「はいチーズ!」は『こどもにピース』をモットーに、保育園・幼稚園など子どもを預かる施設や保護者とともに子どもの幸せを育むことを目指す、総合保育テックサービスです。

運動会や発表会など季節行事の写真撮影から販売、問い合わせ対応まで、トータルでサポートする写真に特化したインターネット写真販売「はいチーズ!フォト」をはじめ、保育ICT「はいチーズ!システム」、アルバム制作「はいチーズ!アルバム」、動画配信「はいチーズ!ムービー」で子どもの記憶や記録を残し、給食・食育サービス「はいチーズ!×ベジリンク」では子どもの健やかなる成長を支援します。

未来ある子どもたちの人生がより豊かで幸せに溢れたものになるように、心と身体の両面へアプローチするサービスを提供しています。

☑ 評価を受けたポイント

・ICT導入補助金を使って導入するケースが多いが、補助金がない自治体もあり、導入コストがデジタル化を妨げる要因になることがある

・はいチーズ!では写真サービスとセットで提供することで無償提供を実現した

・表面化しにくい社会の課題に応えるために千株式会社が有料提供で行っていた2つのサービスを融合することで、保育業務を無料サービスへ転化させた決断力。利用者に寄り添うことで支持されて持続性が上がる事業のサイクルは、高いデザイン性を有している。と評価していただいた。

▼評価対象になったビジネスモデル


保育現場のデジタル化が進まない背景に、導入コスト面がハードルとなっていることが多い

保育現場では深刻化する保育士不足が大きな社会課題となっており、ICTを活用した保育士の働き方改革や、安心安全な保育環境の整備が喫緊の課題です。

保育士の事務作業は、厚生労働省の調査ではひと月に最大220時間発生しており、ICTの導入で100時間程の時間短縮効果ができるとされます。 そのため、企業はユーザビリティの高い保育ICT開発に取り組み、国や自治体はICT化にかかる費用の一部を助成する補助金を打ち出しています。

しかし、後者の補助金の実施有無に関しては各自治体の判断に委ねられていることから、自治体により補助金の実施状況にばらつきがあり、2020年度実績においても全国で約8割、東京都の全62区市町村でも約6割にあたる38区市町村が補助金事業の実施を行っていない実態です。補助金制度の実施がない場合、保育施設にとってICT化は資金面でハードルが高く働き方の改善に着手できないのが現状といえます。

写真の売上を開発費に充てることで、システムのクオリティを落とすことなく、ICTシステムの無償提供を実現しました

保育ICTサービスの多くは、国や自治体の補助金活用を前提としており、一般的には初期費用・月額利用料モデルでサービス提供を行っています。はいチーズ!が提供する保育ICT「はいチーズ!システム」も、保育園との共同開発からスタートした有料サービスでした。

幅広い年齢層が勤務する保育現場ではPCやタブレットに慣れていないスタッフも多いため、直観的に使用でき、慣れるまでの時間が最短で済むように日々アップデートを重ねた契約継続率98%の保育ICTです。

しかし、費用面でのハードルが高い団体が数多く存在する事実に直面し、クオリティを保ったまま無料で提供できるようにと、シリーズ展開している保育テックサービス「はいチーズ!フォト」の同時契約で収益の一部を保育ICTの開発費・利用費に充てることを決定。30を超える機能をもち更なるアップデートが続く保育ICTを継続的に無料提供することを実現しました。

事務業務負担に悩む先生方に、もっと知ってほしい。

サービスの認知度拡大により多くの先生方に知ってもらいたい、安心してサービスを利用していただきたいという思いでグッドデザイン賞に申請しました。

営業現場では、実際に園の先生方から受賞についてお褒めの言葉をいただくこともあるようです。

自社のサービスは元々良いサービスだと思っていたのですが、あらゆるサービスを見ているグッドデザイン賞の審査員の方々にも評価してもらえたことで、客観的に見ても素晴らしいサービスなんだと改めて実感することができました。

自社のサービスに誇りを持てることは広報担当としてもやりがいに繋がります!

今後もサービスを多くの方に届けるために広報活動を頑張っていきたいと思います。

⇨はいチーズ!✖ベジリンクの取り組みについてはベジ事業部の事業部長インタビューをご覧ください。

『食』から子ども達の『生きる力』を育み、SDGsへの取り組みまでを見据えた『ベジ事業部』の魅力に迫る!事業部長 インタビュー | 千株式会社
今回は立ち上げから1年弱が経過した給食・食育事業『はいチーズ!×ベジリンク』※社内では通称『ベジ事業部』の事業責任者である里見さんのインタビューをお届けします。 事業立ち上げの想いから、ベジ事業部の取り組み、今後の事業展望を語っていただきました!給食事業・食育事業という観点だけではなく、環境問題やSDGsへの取り組みまで見据えたアツい内容になっております。 ベジ事業部 ...
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